1960年のニューヨーク

b0031055_15423258.jpgオリジナル版は1960年発行のThis Is New York。サセックさんが描いたニューヨークの風景を2004年のニューヨークで見つけてきました。
表紙にもなってる消防車。b0031055_1633085.jpgb0031055_165585.jpg

給水栓いろいろ。右上の給水栓のモデルを見つけた。
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非常階段のモデルはイースト・ヴィレッジで発見。b0031055_16122439.jpgb0031055_16132315.jpg

木造の貯水タンクも。b0031055_1616270.jpgb0031055_16174372.jpg

日曜日の新聞は40年前からずっとこの分厚さなんだ。b0031055_16185593.jpgb0031055_1620424.jpg

グッゲンハイムもあったんですね。
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# by fumiko212 | 2004-11-07 16:26 | ニューヨーク | Trackback(1) | Comments(17)

沙漠の王国ヨルダン展

b0031055_1213314.jpg久々に美術館に出かけました。世田谷美術館で開催中の「沙漠の王国ヨルダン展」。
先日の日記に書いた「パレオマニア」を読んでから、古代への思いが募っていたので、今日はかなり心躍りました。一番最初の展示品は50万年前の石器。本物の石器をじっくり見たのは初めてだった気がします。子供の頃の教科書に出ていた石器の写真を見たときはタダの石とどうやって見分けられたんだろう?って素朴に思っていたのですが、実物を見たら人間の手が加わった道具であることがひと目でわかる感じでした。それにしても50万年…。ヨルダンの時間軸の長さに気が遠くなりそうです。
紀元前1000年とか2000年のエリアの展示物も信じられないくらい洗練されていて驚きでした。動物の置物、ランプ、香料を入れるための小さな壷、ろくろで成形された土器など。美しい装飾や彩色が施されていて、質実剛健だけじゃないデザインへのこだわりを持った人たちだったんだと思うと、古代の人たちに親近感が沸いてきます。
ヨルダンは周辺の地域に栄えた文化、文明の影響や支配を受けつづけた歴史があり、メソポタミアやエジプトからの交易品、キリスト文化のモザイク、ギリシャ風の彫刻など、時代によって展示の様子がガラッと変わるのもおもしろい。そしてぺトラ遺跡のナバテア王国。ヨルダンの人たちが自国の歴史の中で一番誇りに思っている時代だそうで、この時代の土器は色はテラコッタ色だけど、薄さは磁器のよう、土製の水道管は素材を替えれば現代のものと言ってもいいくらい、全てが完成されている感じでした。
「パレオマニア」でギリシャの遺跡を見た主人公が「古代の人も現代の我々も美しいと思うものは同じなんだ。」と言っていましたが、その言葉を実感した展覧会でした。
# by fumiko212 | 2004-11-06 01:23 | アート | Trackback(1) | Comments(7)

アンティークが気になる

コネチカットに住む従姉の家を訪ねたとき、彼女が集めているというアンティークを見せてもらいました。陶器のきれいなお人形やら繊細な手書きの柄が美しい器がずらっと並んでいて、目の保養っていう感じ。古いものの持ってる雰囲気はなんとなく好きなのですが、大人の道楽っていうイメージで、知識がないと手が出せない世界、というのが私のアンティークに対する印象でした。

b0031055_0365072.jpgそのあとキッチンで夕食の準備をしながら、従姉が「この器もアンティークなのよ。」と教えてくれたのが、この写真のブルーの器。耐熱ガラスでおなじみのパイレックスの古い器なんだそうです。ブルーと乳白色の色といい、形といい、柄といい、なんとも言えず可愛らしい。しかも日常にガンガン使っても大丈夫そうなタフな感じもいい。こんなアンティークもあるのか、と新発見。(100年たったものをアンティークとすると正確にはまだアンティークとは言えないそうなのですが…。)

b0031055_038486.jpgで、そのとき私はフェンネルにタラモをつけながらパリパリかじっていたのですが、「そのお皿もアンティークよ。」とのこと。それがこのお皿。「この柄で集めてるの。」とのことで、よく見ると他のガラスの器も全部同じパターンの柄。

b0031055_0394169.jpgコロンとした形が使いやすそうな上のお皿と同じ柄のサラダボール。そうか、こういう集め方するんだ。とまたまた発見。

b0031055_0403755.jpgソースが入ったこの器も同じ柄。アンティークのガラスって光が軟らかく反射するからか優しい印象で気に入ってしまいました。

b0031055_0423645.jpg何気なく撮った食卓の写真を見ると、アンティークの器を気軽に使っていて、しかもなじんでる。真似してみたいかも!と、アンティークがすごく身近に感じられるようになりました。

帰ってから、早速、図書館で「ニューヨークで探すアメリカンアンティーク」という本を借りてきて熟読しました。コネチカットにはアンティークショップの集まるWallingfordという街があるそうで、行ってみたかったー、と大後悔。チェルシーやアッパー・ウェストのマーケットの写真も出ていてすごく楽しそう。実はマンハッタンのフリーマーケットは行ったことがないのですが、次回絶対行ってみたい場所リストに即追加しました。行く前にこの本を読んでればな~。食べ物屋さんばっかりハシゴして塩やら砂糖を買ってる場合じゃなかったよ…。でも、これでまた次の目標ができて楽しみです。
この本の著者は茅ヶ崎の雑貨屋さん「サザン・アクセンツ」のオーナーさんなのですが、このお店に1度だけ行ったことがあります。欲しいものばっかりのお店だったのを思い出してまたまた嬉しくなりました。また行きたいなー。NYとどっちが先にいけるかな?
# by fumiko212 | 2004-11-05 01:06 | ニューヨーク | Trackback | Comments(10)

こんなもの食べた(豪華ランチ編)

今回唯一の豪華なレストランでのお食事。トライベッカのBouleyでランチをご馳走になりました。

b0031055_2331776.jpgお店の外観。私の勝手なイメージでは南仏プロバンスって感じなんですが、あってるかは不明。レンガ色の壁にグリーンが映えていてステキですね。この木の扉を開けると…

b0031055_23341042.jpg玄関ホールは甘酸っぱい香が充満してました。壁に天井まで届く棚が作りつけられていて、林檎が並んでいるんです。オシャレな演出にうっとり♪

b0031055_23375853.jpg内装はピンクを基調としていてラブリーな感じ。ピンクのフリンジのついたランプが各テーブルに置いてあります。

b0031055_234044.jpgさて、お料理です。まずはアミューズ。ガスパチョの上にシャーベット。このシャーベットがなんだったか忘れてしまいました。

b0031055_23473832.jpg前菜。手前はテイスティング・メニューから選んだ鱒のグリルのサラダ添え、奥はア・ラ・カルトから選んだ野菜のテリーヌ。

b0031055_23484652.jpgメインのお料理。手前は鶏胸肉のバターミルク風味のグリル(テイスティング・メニューより)。鶏の臭みも、胸肉のパサパサ感もまったくナシ。ふっくらとジューシーでした。奥は燻製した京鴨のグリル(ア・ラ・カルトより)。ブーレイではたまにメニューに京野菜など日本の食材が使われていることがあるそうです。スモークの風味がありつつもフレッシュさも残っていて感激のおいしさ!

b0031055_23552340.jpgいよいよデザートです。こちらはテイスティング・メニューから。ピンク色でかわいいでしょ。手前はストロベリーのムース。とても繊細なムースで口の中で溶けました。後ろに見えるピンクのアイスクリームはローズペタル(バラの花びら)のアイス。こちらも上品な味でした。

b0031055_024210.jpgこちらはア・ラ・カルトから。プリンとプラムのコンポートとバナナアイスの濃厚な組み合わせ。


噂のブーレイ。期待通り、おいしゅうございました~。写真には写っていませんが、食事中に出されたパンのおいしさも忘れられません。以前はベーカリーが併設されていたそうで、サフラン風味のパン、ピスタチオ入りなど、ベーカリーで売っていたらお持ち帰りしたくなるようなパンばかりでした。
フランス料理屋さんのコースのお料理って、前菜とデザートは盛り付けも凝ってて味もおいしい、でもメインってまあ普通、っていう場合が多いように思うのですが、ブーレイはメイン料理が素晴らしかったです。それからやっぱりア・ラ・カルトからも食べてみるべきだとつくづく思いました。一人がテイスティング・メニュー、もう一人がア・ラ・カルトを頼んでシェアするってグッド・アイデアでした。また、違う季節のお料理、そしてディナーにもいつか行ってみたいお店です。
# by fumiko212 | 2004-11-03 00:16 | -NY foods | Trackback(1) | Comments(11)

こんなもの食べた(朝ごはん編)

帰国後1ヵ月半もたってますが、まだまだ話はつきません。肝心の食べ物シリーズがまだでした。ということで、まずは朝ごはん編です。

b0031055_2074724.jpgニューヨークは朝ごはんがおいしいです。こうやって厚手のオーバル皿に盛り盛りで出てくるアメリカン・ブレックファーストが大好きなんです。これはFAIRWAYの2階にあるカフェで食べた朝ごはん。卵は必ず目玉焼きでお願いするのですが、ここの火の入り具合は最高でした。ポテトも香ばしくておいしかったし、カフェオレもたっぷりで幸せ度かなり高かったです。パラッとかけてあるチャイブのグリーンが効いてるでしょ?

b0031055_20201598.jpgこれはフレンチトースト。EJ'S LUNCHEONETTEというダイナー風のお店で食べました。3年前に食べたバナナトッピングのフレンチトーストのおいしさが忘れられず、リピートしました。メニューにオールド・ファッション・フレンチトーストとクランキー・フレンチトーストという2種類のフレンチトーストが出ていたので、クランキーを頼んでみました。メニューにはアーモンドとコーンフレークをまぶしてあると書いてあります。しかし、これは失敗でしたー。パン粉をまぶして揚げたようなヘビーな食感。フレンチトーストはパンが卵液をたっぷり吸ってトロトロになったところでまわりをカリッと焼いてあるのがおいしいのに、この日のフレンチトーストはまだ吸ってる途中に焼いちゃったって感じであんまりおいしくなかった。3年前はアッパー・ウェスト店だったのですが、これを食べたのはアッパー・イースト店。やっぱり遠征せずに地元で食べるべきだったかな?

b0031055_20324164.jpgでも、このお店は内装が大好き。このテーブルやビニール張りの椅子、天井に回ってるファン、などなど、映画に出てくるような、イメージ通りのダイナーって雰囲気がたまらない。コーヒーは厚手のズッシリ重いマグカップで出てきて、いくらでも注ぎ足してくれるし、シロップは多分メープルシロップじゃなくて合成シロップの大きなボトルを置いていってくれる。店員さんたちも気さくで、いろいろ話し掛けてくれて、料理の大味もなんとなく許せてしまいました。

b0031055_20402097.jpg今回のオシャレ系朝ごはんはBALTHAZARに行きました。メニューの卵料理の中にココットがあったので、迷わずオーダー。これまた火の入り具合絶妙でした!ココットってアメリカ人は馴染みがないのでしょうか?隣の席に座ったお姉さんが私の前のお皿を見て、店員さんに「あれは何?」って聞いてました。で、彼女も同じものをオーダーしたのですが、出てきたココットをつっついて卵が半熟状態なのを見ると、気味悪そうに店員さん返し「カチカチになるまで焼いて来て」と頼んでいました。「それじゃーおいしくなくなっちゃうよー。」と心の中でつぶやいておきました。

b0031055_20514034.jpg最後に、写真がボケボケで申し訳ないのですが、今回のベスト・オブ・朝ごはん!フレッシュのバターミルクで焼いたパンケーキです!バターミルクって聞いたことありますか?生乳からバターをとった後に残ったものをバターミルクといって、酸味があってドロッとした甘くない飲むヨーグルト風の乳製品です。これをパンケーキに入れるとふわっと軽いパンケーキが焼けるのですが、日本では粉末タイプのものしか入手できず、フレッシュのバターミルクで焼いたパンケーキを食べたい!というのが私のささやかな夢でした。今回は親戚の家にお世話になったので、従姉にリクエストして焼いてもらいました。従姉も普段はドライのバターミルクを使っていてフレッシュははじめて使うとのことだったのですが、結果は大成功!酸味はまったく消えてしまって、スフレのように軽くフワフワのパンケーキが焼けました。プレーン、ブルーベリー入り、バナナ入りといろいろ焼いて、一体何枚食べたんだろう?3年前にフォーシーズンズ・ホテル5757で食べたレモンリコッタ・パンケーキを越えたかも?っていうくらいおいしかった。帰国後、ネットでフレッシュのバターミルクを探しまくっているのですが、未だに見つけられません。誰か輸入してくれないかな?

ちなみに、「こんなもの食べた」というフレーズは、私の大好きな本「こぐれひでこのこんなものたべた」から頂いてます。こぐれさんがパリで出会った食のイラストとこぐれさん流再現レシピの本。楽しいですよ~♪
# by fumiko212 | 2004-11-01 21:19 | -NY foods | Trackback | Comments(13)