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今年に入ってからこれまでに見た展覧会など

令和初です。
今年に入って、行きたい展覧会のことを2度も書いて置きながら、そこに書いた展覧会に1つも行けていないことに気づきました。ひどすぎる…
それでも4月の終わりにぐるっとパスを買ったので、ぼちぼち見始めています。

今のところよかったのは、庭園美術館のキスリング展。個展技法のような肌の表現で描かれたヌードや、セザンヌの影響を強く感じる静物、キュビズムになりそうでならない表現、いろんな影響がミックスされて、誰とも似ていないキスリングの作品になっていることが感じられました。キスリングと言えばモンパルナスと思っていたのですが、南仏にアトリエを構えていた時期もあるそうで、第二次世界大戦中、亡命先のニューヨークで描かれたというミモザの絵にはジーンとさせられた。南仏、また行きたい。

都美のクリムトと新美のウィーン・モダンはまだ見てないけど、目黒区美術館のウィーンのグラフィック展は見ました。前にニューヨークのノイエギャラリーで同様の展示を見た記憶がよみがえってきた。資料はその時よりもずっと多くて見ごたえがありました。クリムトの素描(壁画の習作など)が多数出ていて、それがとても興味深かったです。何度も繰り返される手のクロッキーや、モデルを足元から見上げて描いた人体など、それらがすべて完成した壁画(写真展示)にちゃんと落とし込まれていて、画家の仕事の痕跡が見られたのが面白かった。

ぐるっとパスを買う前に行った展覧会で良かったのは、川村記念美術館のコーネル展。コーネルと言えば箱ですが、今回は平面のコラージュが沢山出ていて、それが面白かった。あの箱は唐突に思いついたのではなく、平面コラージュから移行していった表現だったのだなあ。以前は標本箱のように見えていた箱が、平面から立体に移行したコラージュ作品=箱の中だけで完結しないで、外側も含めた箱全体が1つの作品、という見え方に変わった気がする。それにしても、コラージュってシュルレアリズムをやるのに適した媒体ですよね~。考え付いた人は誰なんだろう?

4月には群馬県桐生市の大川美術館にも行ってきました。行きたい展示だった「読書の時間」ではなく、その次の「子供の時間」という展示を見られました。松本俊介が幼少の息子のお絵かきを模写した作品がいくつか展示されていました。この美術館、他の展示もなかなか良かったです。

下書きに埋もれててアップし忘れてました。その後、クリムト展も見たけれど別でアップしたいと思ってます。

by fumiko212 | 2019-05-16 22:43 | アート | Trackback | Comments(0)