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冬から春へ~南仏ニース15景 12日目

今回の旅のテーマは「ニースにおけるマティスの足跡をたどる旅」でした。その話は別でアップしようと思っているので、1日1枚の写真には含めていないんだけど、、、このままアップせずに終わる予感が、、、
画業の後半の創作をニースで行ったマティスは実はニースの風景画はあまり描いていません。主にアトリエでモデルや静物を中心に描いていたマティスが描いたニースの風景はアトリエの窓で四角く切り取られたものが中心だと思います。(もちろん風景画もありますが。)
逆にニースの風景を描いた画家と言えばラウル・デュフィが一番に思い浮かびます。マティスに関する本に出ていたエピソードですが、晩年のマティスの看護婦をしていた女性(もしかしたらモデルか助手かも)が「マティスはある2人の名前を出すととても不機嫌になった。そのうちの1人がラウル・デュフィだった。」と語ったそうです。同じ時代にニースで画家として創作していた2人ですから、もしかしたら比較されたり間違われたり、ということがあったのかも?と想像してしまいます。名前を聞くのもいやというのはよっぽど意識していたのでしょう。デュフィはマティスのことをどう思っていたのかも気になりますが、デゥフィに関する書籍は図書館で見つけられず詳しい話は読むことができていません。
ニースの海岸沿いにはデュフィの作品の複製がこのように展示されていました。私が見つけたのは2枚だけでしたが、もしかしたらもっとあったのかも?これはカジノを描いた作品です。デュフィやマティスが暮らした1900年代初頭には、ニースのカジノは海に突き出るように洋上にあったのです。多分後ろに写っている桟橋のようなもの、あそこがその跡地なのかな?と想像しました。今はネグレスコホテルの並びにカジノがありました。
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by fumiko212 | 2018-02-28 21:12 | -南仏ニース(2018) | Trackback | Comments(0)

冬から春へ~南仏ニース15景 11日目

そろそろ海の写真をアップしたくなって一番空が青く映っている写真を探しました。ハッシュタグ付きの撮影ポイント。流行っているのかな?乗り継ぎをしたドーハ空港でも見ました。
実際に現地で撮った写真を#nicefranceなどのハッシュタグをつけてインスタにアップすると、すかさずニースのお店などのアカウントからいいねしてもらえてびっくりでした。あるアカウントを見たらパン屋さんで、おいしそうな写真が出ていたので行ってみようかと思わず場所を検索してしまった。
そういえば、泊まったホテルのレセプションには「トリップアドバイザーにレビューを入れてください」と書いてあるカードが置いてありました。世界共通の口コミサイトがあることで、旅先のホテルやレストラン選びはずいぶん変わりましたよね。今回泊まったのは、ビルの1フロアだけでやっているような、以前なら絶対に見つけられなかったようなアパートタイプのホテルでした。朝食で利用したパン屋さんは、グーグルマップに日本語で「パン屋」と入れて検索したし。本当に便利になりました。
それでも自分の足と目で街の様子を把握して、だんだんなじめていく感じというのは、行って初めてできることなんですよね。最初は右往左往していた場所で、地図なしで自由に動けるようになっていくのはとても楽しい。ニースは小さな町だし、オフシーズンだったのも良かったのかな。短い滞在でも親しみを感じられた町でした。数年前の同じ時期に行ったベルリンは、寒いし街も人も大きすぎるしで、最後まで全くなじめないまま帰ってきたのを思い出してしまった。こうやって毎日ニースの写真を見ていると、生涯で一度だけの訪問になるだろうと思っていったニースに、また行きたいという気持ちが湧いてきています。
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by fumiko212 | 2018-02-27 23:32 | -南仏ニース(2018) | Trackback | Comments(0)

冬から春へ~南仏ニース15景 10日目

今日は2日分アップします。
というのも、この写真を載せるなら今日だ!と思ったので。ピョンチャンからオリンピアンたちが帰国して、先ほどまでカーリング女子たちがテレビに出ていてましたよね。で、ペタンクに興じるおじさん達のことを思い出しました。90年代にピーター・メイルの「南仏プロバンスの12か月」という本が流行ったのを覚えていますか?私はあの本でペタンクのことを知りました。常々カーリングとペタンクは似ているんじゃないかな?と思っていました。パラリンピック種目のボッチャも似ているかもしれない。
マティス美術館の隣に公園のような広場があり、ペタンクをしているおじさん達に出会いました。おお、ここは間違いなく南仏なのだなと思い、遠くから盗み撮りしてしまった。ペタンクは男性のスポーツなんでしょうか?すぐ近くで女性ばかりのグループはインストラクターを中心に集まって体操をしていました。
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by fumiko212 | 2018-02-26 23:19 | -南仏ニース(2018) | Trackback | Comments(0)

冬から春へ~南仏ニース15景 9日目

1日飛びました。すみません~。
さて、ニースに行ってニース風サラダを食べずにどうする!と思っていたのに、食べるタイミングがなくて(結構寒かったのでサラダをごはんにする気分になかなかならなかった)、帰国日の昼になってしまった。お昼はサンドウィッチでも買って空港で食べるかなと、2日目に見つけてから2日間で4回も行ってしまったパン屋に行って、結局その場で食べたのがこのサンドウィッチ。Pan bagnatという名前がついていて、具はニース風サラダのものと共通しているように見えました。買ったときに、ヴィネグレットはかける?と聞いてくれたのでお願いしたら、オリーブオイルとバルサミコをかけてくれました。おいしかったな~。
帰ってから検索したら、ウィキペディアによるとニース発祥のストリートフードなんだそうです。レシピはニース風サラダの具材とオリーブオイルで、バルサミコ・塩・胡椒をプラスすることもあり、伝統的にパンは1日たったものを使う、とありました。だからオイルとバルサミコを結構たっぷりかけてしっとりさせるのかも?でもこれはパン屋さんのだからきっと今朝のパンだったと信じてます。おいしかったし。最後にニースならではのものを食べられて良かった。
追記:再現するために拡大写真も撮ってきて、今じっくり見ていて思い出しました。私が食べたパンバニャには赤パプリカが入ってたのがおいしさのポイントだった。
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by fumiko212 | 2018-02-26 23:01 | -南仏ニース(2018) | Trackback | Comments(0)

冬から春へ~南仏ニース15景 8日目

ニースの浜が砂利の浜だったことは何度も書きましたが、その石がとってもきれいだったので写真を1枚撮ってきました。長いこと波に洗われて角が取れてつるつると丸い石ころ。じっくり見るとあらゆる色が混じっています。青味の強いグレーのグラデーションを中心に、ざっくりと分類すると赤、黄、緑、白の石が混じっている感じ。グレーの石には白い筋がスーッと入っているのもあったりして、これらは一体どこからたどり着いたのだろうか?全部違う場所からだからこんなにいろんな色が混じっているのか?どんな旅路をたどってこの浜に打ち寄せられたのか?もしかしたら遠くアフリカ大陸から来たものもあるのか?地理の知識がないので妄想がどんどんん膨らんで、代表的な5色を集めよう、、、などと物色し始めたらハマりすぎてこんなに拾ってどうする?という状態になってしまいました。大福みたく白くてふっくらつるつるの石を見つけて手にとって写真を撮ったり、、、こういう作業に夢中になると動けなくなるので危険です。石を見て大福を思い出す自分をどうかと思ったコートダジュールでのひと時でした。
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by fumiko212 | 2018-02-24 21:57 | -南仏ニース(2018) | Trackback | Comments(0)

冬から春へ~南仏ニース15景 7日目

朝ごはんを食べたホテル近くのパン屋さんの店先。ニースのパン屋はパリのパン屋とカフェの機能を併せ持っていて、朝ごはんに入るのに重宝しました。朝はエスプレッソだときついからカフェクレームを頼むのですが、ニースではサイズを聞いてくれて小さいのを頼むとエスプレッソカップで出てきました。なるほど~。パリでも最近ではそうなっているのかな?
フランスの人は朝ごはんは甘いパンを食べるんでしたっけ?朝行くと、レジに近いところに甘いパンがいろいろ並んでいるので毎朝甘いパンを食べていました。
真冬なのにテラス席がオープンなのがすごいけど、泣くほど寒くはないので大丈夫。薄暗いけど時間は8時ころ。日の出がそのくらいの時間だったのです。写真を撮った時はこんなにカラフルなテーブルが並んでいたとは気づいてなかった。かわいいな。
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by fumiko212 | 2018-02-23 21:43 | -南仏ニース(2018) | Trackback | Comments(0)

冬から春へ~南仏ニース15景 6日目

この2日、行ってから見つけたニースらしいものの写真をアップしたのですが、今日は行く前から知っていたニースのランドマーク、ネグレスコホテルの写真です。右奥に見えるトリコロールを掲げたピンクのドームがネグレスコホテルです。ホテルの目の前でも写真を撮ったのですが、私はこうしてプロムナードザングレを歩いているときに遠くに見えている姿が何とも美しいなあと思ってこの写真で紹介することにしました。ベルエポックを代表する建造物でもあるこのホテル、20代のころ憧れていたニースは完全にこのホテルを中心としたイメージでした。何なら泊まりたいとか思ってた。でも今この界隈を歩いてみると、私にとってはあまり魅力的には感じられませんでした。私が滞在したマセナ広場近くも観光エリアでしたが、旧市街も近く生活感がある場所でした。一方、ネグレスコホテル界隈はもっと高級な観光エリア(カジノもある)で生活の気配が全然ないし、オフシーズンだったこともあって活気が全然なくて死んだ町って感じだった。雰囲気としてはワイキキビーチが近いのかなあ。常夏のワイキキビーチと違ってこっちはあくまでも冬は冬なので、わびしさが一層引き立っていたような、、、でもマティスが移り住んだ1900年代初頭なら着飾った人々で日々にぎわっていたのかもしれません。
とはいえ、どんなに遠く離れてもピンクのドームで風景を華やかに彩るネグレスコホテルは今でもニースのランドマークに違いありません。
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by fumiko212 | 2018-02-22 00:00 | -南仏ニース(2018) | Trackback | Comments(0)

冬から春へ~南仏ニース15景 5日目

これは何を写したかと言いますと、左側に写っている信号機です。人が写っていればもっとわかりやすいんだけど、ニースの信号機は小ぶりでかわいかったので、どうにかそれを思い出せるような写真を撮りたくて何枚も撮った中の1枚なんです。右の車や信号横のごみ箱、後ろの建物との比較で伝わると良いんですが、、、このポールに歩行者用、車用2個(下のは斜め向きについてる)が全部ついていてこれだけで完結してるんです。全体的にちっちゃくまとまっててかわいいけど、車からだと見づらくないのかな?小ぢんまりしてるニースの町にこの小さい信号機はマッチしてて、もしまたニースに行くことがあったら、この信号を観て、ああニースに来た、ってきっと思うだろうな。
それと後ろの建物の壁の色、このクリーム色の壁をよく見た気がします。
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by fumiko212 | 2018-02-21 20:18 | -南仏ニース(2018) | Trackback | Comments(0)

冬から春へ~南仏ニース15景 4日目

ニースの名産品てなんだろう?ニースが出ている「地球の歩き方」はプロヴァンスとコートダジュールが一緒になった南仏編なのですが、お土産品のページを見るとどちらかと言えばプロヴァンス地方のものが中心なんです。例えばお菓子のカリッソンとかラベンダーのポプリとかマルセイユ石鹸とかプロヴァンスプリントというのかなテキスタイルだとか。これらは全部プロヴァンス地方のものです。ニースには何があるのだ?行ってみてわかったのは、オリーブはこのあたりでよく採れるようで、オリーブ、オリーブオイルはニース産のものが買えました。それとフルーツ・コンフィ(仏語だとフリュイ・コンフィ)というフルーツの砂糖漬けがこの地域独特のものだったようです。
それだけじゃ弱いからなのか、観光客にとってはプロヴァンスもコートダジュールも一緒でしょうということなのか、お土産屋さんには堂々とマルセイユ石鹸やラベンダーポプリが大量に置いてありました。しかも、よく売れるのもこれらの商品らしく、一番いい場所に置いてあったりする。もしかするとニースは特産品や産業があまりないから、カジノや美しいビーチで観光客を呼び寄せる場所になっていったのかも?と思ったりもしました。
あるお土産屋さんのショーウィンドウにラベンダーの刺繍入りのキッチンクロスが置いてあり、ちょっと素敵だったのでお店に入ってみました。店内にはラベンダー以外にも、オリーブやレモンの刺繍入りのものもあったのですが、私がひきつけられたのは別のモチーフでした。それが今日の写真に写っている、この青い椅子の刺繍でした。プロムナード・ザングレにはこの青い椅子がたくさん並んでいて、この椅子をモチーフにしたアートオブジェもあります。お土産屋さんに行ったのは、この椅子に座って朝日が昇るのを眺めた後だったので、すぐにピンときました。ニューヨークにおけるイエローキャブのような存在、それがニースにおけるこの青い椅子なんです。ベンチでなく一人掛けの椅子だっていうところにフランス人の美学を感じたりもします。
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by fumiko212 | 2018-02-20 20:43 | -南仏ニース(2018) | Trackback | Comments(0)

冬から春へ~南仏ニース15景 3日目

ニースには旧市街と呼ばれる一角があって、そこは車も入れないような細い道が入り組み、古い建物の1階がレストランや商店になっていたり、住宅街になっていたりして、Googleマップが無かったら一発で迷子になりそうな場所です。海に近いところに大きく開けた広場があり、そこに毎朝市が立っています。食品やお土産品の並ぶ市と隣り合って花市もあり、切り花や鉢植えを並べたブースがいくつか並んでいました。ミモザやポピー、まだつぼみのチューリップなどの早春の花がたくさん並んでいましたが、季節にかかわらず欠かせないバラの花もこんなにたっぷりありました。なぜあえて季節外れのバラの花の写真を選んだかというとこの話を書きたかったから。
私が滞在したのはこの旧市街にほど近い市街地で、車が入らない広場というか通りに面していて、レストランが多く集まるエリアでした。真冬のオフシーズンだったので観光客は少なく、ほとんどのレストランは暇そうで、夕食を食べ終わって外に出ても歩いている人はまばらでした。そこで出会ったのが花売りのおじさんでした。大きなかごを1輪ずつセロファンで巻いた赤いバラでいっぱいにしてそれを抱えて売り歩いていました。結構遅い時間だったけど籠の中のバラはほとんど減っていなかった。夏ならほろ酔いの観光客がたくさんいて、気まぐれに奥さんや恋人に赤いバラ1輪を買う人を相手に結構いい商売になるのかもしれない。あのおじさん、もしかすると朝は花市で商いをしている人なのかもしれないな。今はカーニバルの真っ最中で、花と観光客であふれかえっているであろうニースで、あのおじさんの商売もきっと繁盛しているに違いない。
それにしても、広場の花売りなんて初めて出会いました。あれが若い女性なら「マイ・フェア・レディ」のイライザそのものだったのになあ。観光シーズンなら花売り娘にも出会えたのかなあ。
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by fumiko212 | 2018-02-19 21:06 | -南仏ニース(2018) | Trackback | Comments(2)