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自分史上一番高いところ

モンマルトルのエントリに「高いところ倶楽部」のタグを付けましたが、大事な記録をアップするのを忘れてました。香港の高いところにも上りましたよ。

香港にいて目につく高いビルは確か2つあって、1つは香港島、もう一つは九龍側に見えます。九龍側の方は展望フロアがある様だったので行ってみました。
b0031055_22291425.jpgめざすビルはあそこ。電車だとアクセスが悪そうだった(自分たちのいる場所からのアクセスが悪かったという意味です。最寄にちゃんと電車の駅がありました。)ので歩いてみることに。しかし、高いビルというのは見た目近そうでも実は結構遠くにあるものです。この時も途中まで歩いてみたものの全然近づけていないことに気づいて途中でタクシーを拾うことに。しかし中途半端に近づいたため、まだまだ開発中で人気がないこのエリア、タクシーを拾うのも一苦労でした。トホホ。


香港にしてはややお高めに感じるエレベーター料金を支払い一気に地上100階の展望フロアへ。香港でこの眺望ならまずまず高いところ日和だったのではないでしょうか?
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年越しの瞬間にはこのビルに2012の文字が浮かび上がっていました。
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天気が良ければ暗くなってからも上ってみたいです。
by fumiko212 | 2012-08-31 22:39 | -香港(2011/12) | Trackback | Comments(0)

モンマルトル巡り2011

美術班仲間のYさんが今年のGWにモンマルトルを巡ったそうで、その記事にトラックバックしつつ昨年秋に自分が巡った時の写真をアップしようと思いまっす。

格調高いYさんのエントリはこちら:パリのファン・ゴッホのアパート

2005年に一度廻った道をあの時とは逆回りで巡りました。
2005年の記事はこちら:画家の足跡を辿る旅:モンマルトル前編~レピック街を行く
                画家の足跡を辿る旅:モンマルトル後編~ユトリロの風景
                モンマルトル番外編

前回は雲一つない晴天の空の下廻ったモンマルトルでしたが、今回は土砂降りと言っていいような雨の日でした…。

b0031055_231414100.jpgスタートはコタン小路。
b0031055_23152292.jpgこの薄暗さはユトリロの世界そのもの。なんですが、地図と傘を持ちつつ撮ったこの写真、カメラもひん死(この旅行の後買い替えました。)でピンボケでした。orz
b0031055_23163997.jpgコタン小路を登り切るとサクレクール寺院が黒々とそびえ立っています。
b0031055_23185468.jpgこの日はモンマルトルのワイン祭り(?)の日で準備中の屋台のテントがずらずらと並ぶ道を通り教会前の広場へ移動。ここで高いところ倶楽部活動もしつつ、あまりに雨がひどいので一旦教会内に避難。
b0031055_2320396.jpgしばし休憩の後、教会に別れを告げて再出発。
b0031055_23203658.jpgここで一つチェックポイントを通過。サティの家です。ここでジムノペティも作ったのでしょうか?と思って調べてみたら1888年作曲とのこと。(曲をこれしか知らないのがバレバレの書き方だこと。)
b0031055_23243215.jpg次はベルリオーズの家。今検索したらユトリロの作品に「ベルリオーズの家」というのもあり、ユトリロめぐりのチェックポイントでもあったのでした。準備不足で絵と同じアングルの写真は撮れず。でも、今ユトリロの絵を見てみるとあんな感じではなかったような…。ところで、こうして並べるとサティのプレートはオシャレですね。
b0031055_2331082.jpgb0031055_23312758.jpgピカソモデル(?)のシトロエンを見つけつつ、(この縦列駐車、すごいですねえ。パリはどこもこんな感じですが、これじゃぶつけながらでも出られないと思うんですが。)
b0031055_23314037.jpgラパンアジルまで来ました。これ、かなりユトリロっぽく撮れました。雨、つらかったけど写真の雰囲気は良くなりました。
b0031055_23331058.jpgワイン畑の横にブリュアンのコスプレの人を発見。
b0031055_2333451.jpgb0031055_2334271.jpgユトリロロケハンはつづく。
b0031055_23342028.jpgモンマルトルではこういう人にたまに会います。
b0031055_2334562.jpgムーラン・ド・ラ・ギャレットだー!いつの間にかレストランとしてよみがえっていたのねー!わーわー!と写真を撮りまくり、記念写真も撮ったりして、しばらく歩くと…
b0031055_2336998.jpgちょっと先に本物のムーラン・ド・ラ・ギャレットが出現。これ見るまで忘れてたけどこっちだよ。さっきのはかつてはラデの風車と言っていた場所だよ。でも写真撮りまくりはさっきやったのでここではやる気のない写真が数枚…。またもや風車がよく見えない。
b0031055_23393347.jpgb0031055_23402629.jpgやっとこさゴッホ様のアパートに到着!あの時改装中で見られなかった入り口をやっと拝めました。6年越しでやっと。長々と感慨に浸りたかったのですが、何しろ雨が~。チャチャッと写真を撮って退散。
b0031055_23415565.jpgさよなら、、、ゴッホ様、、、
ここでアメリカフェへ避難。もう地図が溶けてます。雨の日は地図をビニール袋に入れるべきでした。
b0031055_23431955.jpg道すがら撮った八百屋さんの店先。値札がアスパラに立ててある。手前の柿のオレンジが鮮やか。
b0031055_23445478.jpgゴールのムーランルージュに到着。
b0031055_23461360.jpg最後の最後にタンギー爺さんの画材屋さんの跡地をめざしたのですが、持っていた地図がいい加減で見つけられず、それっぽいプレートが出ていたけどタンギーらしき名前は見つけられなかった。先ほど調べたらタンギー爺さんの画材屋跡地はもう1本南側でした…。ガックシ。
雨の中早足で巡ったモンマルトル。Yさんのブログによるとモンマルトル墓地にはドガのお墓があるそうで、次回はタンギー爺さんのリベンジとともにお墓参りも果たしたいと思います。
by fumiko212 | 2012-08-30 23:56 | -パリ(2011/10) | Trackback | Comments(2)

なかしまさんのおやつ

ほぼ日でこの夏に連載されてたなかしまさんの小さなレシピ。140文字レシピの気軽さにつられて12のレシピのうちいくつか作ってみました。作ったらツイートするという企画だったけど私はツイートしないのでブログにアップしとく。

丸型だから伝わりにくいけどブラウニー。ブラウニーというとズシリとした食感が特徴ですがバターなしのレシピなので軽い。そこが好きだった。(ファットウィッチが好きな方にはきっと物足りない。)そしてシナモンが入るんだけどこれが絶妙。(シナモンがなかったからパンプキンパイ用ミックススパイスで代用したのが良かったのかも?)チョコが余ったらまた作りたい。
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ミルクプリンはかなりアレンジしたから別物。砂糖の分量を参考にしたくらい。天草の寒天を食べなれると粉寒天って不気味に感じてしまうんだなー。でも皆さんのツイートでは12の中では一番人気だった印象。
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シューは作り方の動画を参考にしつつ別のレシピでグジェールを焼いた。おかげさまでバッチリ膨らんで大満足。
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これに気を良くして後日なかしまさんレシピでもシューを焼いた。シューは完璧にマスターしたと自負してます。
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ヨーグルトチーズケーキは水切りしたヨーグルトがたっぷり入るレシピ。レシピ通りに水切りしたけど水っぽかったなー。食べてくれた母と叔母はそんなことないよーと言ってくれたけど。ヨーグルトの種類の問題か、オーブンの温度の問題か?見た目ももう少し良くなればな〜。
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生クリームが余ったのでスイスロール。泡立て完璧だったのにオーブンの余熱を忘れる大失態。諦めかけたけどちゃんと膨らんでくれた。巻も失敗してのの字がつながってないけど味は良かった。
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12レシピではないけど絵心ゼロのスマイルクッキー。全粒粉、薄力粉、油、メープルシロップという単純な材料で素朴な美味しさ。何度も作ってます。
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写真はないけど、チーズクラッカー(チーズなしで全粒粉入りにアレンジ)、抹茶ババロア(のレシピを参考にした抹茶寒天、もちろん天草使用)も美味しかった。
アレンジ品も含めたら7つも作ってたんだ。太るはずだ〜。(^◇^;)
by fumiko212 | 2012-08-30 00:19 | 食べ物 | Trackback | Comments(0)

三谷文楽 「 其礼成心中 」@パルコ劇場

既に公演終了しましたが、三谷さんの文楽、観てきました。チェーホフはパスしてこちらを選んだのだけど、本当に観てよかった。初文楽鑑賞でもありました。三谷さんの脚本、演出だからこそのおもしろさだけでなく、文楽を楽しめたからこその「観てよかった」です。
ストーリーや背景などは私が書いてもいい加減になるので、そこははしょります。そしてあまりに人形達が素敵だったので写真を拝借しました。スイマセン。
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主役はこの2人。(人形だから2体が正しいのかもしれないけれど2人としか書けません。)途中から私の中ではおかみさん(おかつさん)は戸田恵子さん、旦那さん(半兵衛)は角野卓三さんに見えてました。特におかつさんは出てきた瞬間から戸田さんだった。(人形の顔は白井晃さんに似てたんだけど。)新選組の時のイメージ。きっぷがよく面倒見のよい素敵な女性なのです。で、半兵衛の右往左往振りは「君となら」のお父さんを彷彿とさせた。
最前列だったので人形遣いたちの姿もよく見えていて、ほほー、3人の役割分担はこうなってるのか、モノを持つときはこうするのね、と技術的なことも目で見て確認してるんだけど、基本的には人形を生身の役者さんとしてみていました。表情、動き、セリフ、どれひとつとっても役者さん以上に生々しい。
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後半のクライマックスシーンではお福ちゃんがすごかった。(この写真はそのシーンではないです。)実の父親に心中をけしかけられ突っ伏してバタバタと泣き叫ぶシーン。数日後、日本を代表する彫刻家、荻原碌山の「デスペア(絶望)」を観たとき、あのときのお福ちゃんとそっくりではないか?と思ってしまった。あれだけ爆笑の連続だったシーンが「デスペア」から思い起こされてしまうくらいお福ちゃんの嘆き悲しむ姿はすごかった。
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近松の新作「心中天網島」を観劇する饅頭屋夫婦の図。舞台をハラハラと見つめるおかつさんの表情、わなわなと震える手、一時たりとも気を抜かず指の先まで常に神経が張り巡らされている演技に脱帽。

なんと言ってもよかったのは夫婦が仲良く舞台奥、お福ちゃんが待つ饅頭屋に向かって去っていくラストシーン。

カーテンコールでは人形遣い1人が人形1つを持って登場。普通の舞台のときのように脇の人形から数人ずつ中央に出てきて挨拶していきます。最後に前に出た主役の2人には割れんばかりの大拍手。拍手しながら、この拍手は誰に対して贈られているのかを考えるとなんだかおかしくなった。人形遣いは1体に対して3人、セリフは太夫がしゃべっていたんだから合計4人に対しての拍手ということになるんだろうけど、これはもう半兵衛とおかつを完全に1人の人として拍手を贈っている状態だ。このカーテンコールがこの日の舞台の素晴らしさを表していたように思った。拍手を受ける人形遣いさんたちの嬉しそうな表情も印象的だった。

行く前は、もしかしたら寝ちゃうかも、、、と危惧していたのに、帰りにはこれはいずれ文楽の古典も観に行かねば、と軽い興奮状態の中で思っていた。それはストーリーのおもしろさ、演出のおもしろさを抜きにした人形の存在感に本当にビックリしたから。しかし楽しむにはそれなりの予習が必要なんだろうなあ。
いくつかの劇評を見ると、この作品は文楽の本流を見てきた人には「それなり」に楽しめるもの、というのがおおむねの評価のようだった。本流を見ている人ほど、本流との違いに目が行ってしまうものだろうから。
不勉強なのでまったく知らずに書くけれど、文楽におけるルールがいろいろあるとして、そのルールはかつての作り手が新しいことをやろうとしたときに少しずつ塗り替えられてきた歴史があるはず。あるところで今残っている形がベストということになったのだろう。無形文化財になったら今度は変えることが許されなくなってしまったりもするだろう。でももし、その止まったところから先も進化を続けていれば今回の舞台のようなところにも支流のひとつが行き着くことがあってもおかしくない。三谷さんをはじめとする作り手側が目指していたのは、きっとこんなことなんじゃないかと私なりに想像した。
そもそも現代に残っている文楽作品に喜劇ってあるんだろうか?もしかしたらないのかもしれない。けれど、近松が生きていた時代には喜劇作品もあって、それが好きだという観客もいて、笑いがあふれる芝居小屋があったに違いない。そんなことをいろいろと考えながら、まだ見ぬ古典芸能としての文楽という世界に思いを馳せた。

そういえば最近の三谷さんのコラムで、戸田さんの素晴らしさについて書いてあった。細かいことまで指示しなくても自分のイメージどおりに動いてくれる。例えば「むっくり起き上がる」というト書きがあっても起き上がり方は役者さんの解釈により変わるのでそこに演技をつける必要が出てくる。(実際はそこまで細かくは言えないのでそのままになる。)けれど、戸田さんの場合は一発で理想の「むっくり」になる。のだそうだ。この日の人形の動きは、そのあたりが完璧だったんじゃないだろうか。

追記:
そういえば、今回も舞台の中で三谷さんの心の叫びが。(笑)

近松に半兵衛がクレームしに行くシーン。

心の叫びその1:
実際にあった心中話を基にした作品でヒットを出し続ける近松に対して半兵衛が「実話を題材にしてばかりいないで、ゼロから書いてみろ!」(オリジナル脚本執筆の辛さが滲む。)

心の叫びその2:
曽根崎心中の悪役(名前を忘れてしまったけどウィキペディアで見ると多分九平次?)が実際以上に悪く書かれて迷惑してるんじゃないか?と言った半兵衛に反論して近松が「そりゃ多少の誇張はある。けどそれは観客が望んでいるからだ。自分は観客の期待に応えているだけだ。」(「史実と違う」で散々な目にあったもんね。)
by fumiko212 | 2012-08-29 21:50 | 映画・舞台・ドラマ | Trackback | Comments(0)