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ベッジ・パードン@世田谷パブリックシアター

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2011年、三谷さんの新作3本目、「ベッジ・パードン」を観てきました。

客席が笑いにあふれるお芝居を久しぶりに観た。ただの爆笑じゃなくて、なんとなくあったかい笑い声、劇場の温度がちょっと上がるような。
少人数の演技が確かな人たちが創る舞台を観るのは心底楽しい。それが悲しみや切なさを含んでいても、帰りにはあったかい気持ちになっている。

主人公は日本人留学生の夏目金之助、なのだけど、彼を取巻くまわりの人物それぞれが三谷さんの分身であるかのような印象を残した。それぞれが語るべき言葉を持っていた。

それにしても、浅野さんってすごい人。「川上音二郎一座」のときに、あの人がいなかったらきっとあのお芝居の存在すらきっと今覚えていないだろうなっていうくらい、唯一良かったっていう印象が残ってたけど、やっぱり。

それから、夢の話(作り話)をまるで本当にあったことのように語るベッジに金之助が、「夢の話をするときは、まずはじめに『こんな夢を見た』といわなきゃならない。」というセリフ。これ、「夢十夜」から取ってるんだよ、っていうの、パンフレットにも出てなくて、でもそうなんだもんね、っていうのがわかって嬉しかった。

そんな私は、今朝、自分がロンドンにいる夢を見てしまった。10年以上前に1度行ったきりなのに。
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by fumiko212 | 2011-07-03 00:07 | 映画・舞台・ドラマ | Trackback | Comments(0)