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お米屋さんで米を買うようになった話

ローカーボなど見向きもせず、米をおかずに米を食べられる米好きです。毎年、8月の終わりごろ、徳島県にお住いの友人から新米を分けていただいていて、幸せに浸りまくり、この10キロが終わると市販の米に移行します。米好きだけど銘柄にこだわりはなく、コストコに行ったとき、リーズナブル、かつ、精米日が新しいのを買ってます。それはそれでおいしい。

かつてパルシステムで頼んだ米が異様にまずかったことがあり、母がビニール袋に1合入れて、この米おかしくないですか?と配達員さんに渡した事がありました。母は何の回答もなかったことに腹を立ててパルシステムを1回やめました。でも、日々の買い物が大変すぎて再開した。で、どうしてもコストコに行けなかった時に頼んだらまたまずかったんですよ!もうパルシステムでは2度と米を頼まなくなりました。偶然だったかもしれないけど。

話がそれました。去年だったか、友人のお父上が長野で作ったお米を玄米で頂きました。泥棒のようにたくさんいただいて、玄米のまま炊いていただいたのですが、炊飯に時間がかかるので残りを近所のお米屋さんに精米してもらいました。そこは、かつて私が子供時代に我が家にお米を配達してくれていたお米屋さんで、当時、おじいちゃんだったと思っていたご主人は今もご健在でした。当時は40代だったのかも?母は、お米を買わなくなったのによく精米だけ頼めるねえ、とあきれていましたが、私もちょっとバツが悪かったので、今シーズンの新米が出たらお米を買いに行こうと決めていました。というのも、頂いたお米が美味しかったのもあるけれど、精米したてのおいしさも実感できたのと、きっと古い精米機で精米したお米のおいしさもあるように感じたから。お米を研いだときの糠の出方が、買ったお米と違う感じがしました。その糠がいい香りだった。
で、10月に入って、買いに行きました。「ウチで買うと高いよ。スーパーとは違うから。でも農薬は何使ったとか、回数とか、時期とか、全部ここに書いてあるから。スーパーのは一体どうやって作った米なんだろうと思うよ。」とのこと。もちろんそこのところは納得していますとも。そしてご主人のおススメで、扱っている中で一番リーズナブルな会津産コシヒカリを買って帰りました。1㎏いくらで値段が決まっているから、多く買うと安くなるとかはないとのことで、2㎏入りの袋を買いました。精米はしたばっかりとのこと。早速食べると、新米だからのおいしさもあるけど、やはり間違いのない美味しさがある。
しかし、いつもの米に比べると贅沢品なので、食べる米全部をお米屋さんでは買えず、コストコに行くと5㎏を買って、カレーとか炊き込みご飯とか丼物みたくおかずの味が濃い時はそっちを使ったりしてやりくりしてます。
せっかくなので、行くたびに違う銘柄を試してみました。そして、最終的に最初にご主人が勧めてくれた会津産のコシヒカリが今年は一番コスパがいいように思ったので、そこに落ち着きました。正月明けはご祝儀でつや姫を買ったけど、次に行ったとき会津に戻しても、すごい差があるかというとそうでもない気がする。ご主人にそのことを伝えると、「そうでしょ?うちも今年はこれを食べてるよ。」とのこと。くー、最初からずっとこれでよかったのか!プロの言うことは聞くもんだ。
そうそう、徳島の新米とお米屋さんのお米は弁当で冷めた状態で食べるときに本当においしさを発揮する。

今日、朝日新聞夕刊に、「福島米復活 まず業務用」という記事が出ていて「福島米は味が良い割に価格は安く、業務用の引きが強い」と書いてありました。農家さんにとっては悔しい現実があるということなんだと思うのですが、私はその恩恵でおいしいお米をリーズナブルに頂いているのだなあ。

思うところあり、なるべく地元の個人商店で買い物をしたいなと思っていた気分とも重なって、お米屋さんでコメを買うようになったのだけれど、福島のお米、おいしいですよ、ということも書けるなと思って書きました。次の新米まで、1年を折り返したのか。とか2月3月に考えてるくらい、米が好きなんです。

# by fumiko212 | 2019-03-08 00:16 | 食べ物 | Trackback | Comments(0)

3月に見たい展覧会

もう3月ですが、去年、あんなに頑張ったアート鑑賞&ブログアップ、ぱったり止まってしまいました。目標を立てなければ私のアート熱もブログアップ意欲もこんなものなんだなあ。
元々、1~3月は年度終わりだからなのか、あまり派手な展覧会がないなあと思っていたのですよ。でも、気づけば行ってみたい展覧会が次々と閉幕してしまいそうです。

庭園美術館の岡上淑子コラージュ展。全く知らない方でしたが、何かで、瀧口修造が創作を続けることを勧めた、と読んだので見ておかなくちゃと思ってます。一昨日の日曜美術館で取り上げていて思い出した。4月7日までなのでこれは忘れなければ行けそう。

大川美術館の松本俊介の展示。去年から3部に分けて展覧会をやっていて、偶然、現在の展示のチラシをもらって、メインビジュアルも良かったし、裏面にいくつか出ていた素描も良かった。24日で終わるけどさすがに桐生には行けないかな。アーツ前橋のアジアの版画も見てみたいのだけれど。そしたら文学館も行きたい。

版画と言えば、一昨日の日曜美術館で知った情報ですが、夏に小原古邨を見た茅ヶ崎美術館で、日本の創作版画展をやっていると知りました。それ以前の日本の版画は、絵師・彫り師・摺り師の分業制だったのが、作家が下絵から摺りまでを行う創作版画を始めたころの作品が展示されているようです。12月に横浜美術館で見た駒井哲郎展で名前を知った恩地孝四郎の作品があるそうだし、ぜひ見てみたい。しかしこれも遠いな~。

日曜美術館で見たものばかり書きますが、畠山記念館でやっている琳派展も見たかったことを番組を見て思い出した。ずいぶん長いことやっているから油断していたけどもうすぐ終わる。割引券を新聞から切り抜いたけどあれどこ行ったかな?以前、どこかの琳派展で見た宗達の鶴と光悦の書が合わさった巻物がとても素敵だったのだけれど、このタッグによる別の作品が展示されていることを知って、これも見ておかなければ、と思いを新たにしたところです。もしかして今週末までだったかも?急げ~。

そしてもう一つみたいのが文化村のプーさん展。ディズニーのプーさんには興味がないけど、チラシに乗っていた原画が鉛筆画に見えて、鉛筆の線で描かれたプーさんをぜひ見てみたいと思っています。ペンなのかな?それでも見たい。

線と言えば、森美術館の北斎も見たかったんだ。先日、現代の若い摺り師の方の実演を見る機会があって、「神奈川沖浪裏」が刷り上げられていくのを目の当たりにしました。職人さんに、摺っていてさすが北斎と感じる事はありますか?と伺ったところ、広重など他の絵師の作品と比べると、北斎の線は非常に繊細で、神経を使うとのことでした。それを聞いてからそこに展示されていた北斎の作品を観ると、確かに一緒に展示してあった現代の作家の線と比べると北斎の線の洗練が際立っていることがわかりました。肉筆も多数展示されているであろう北斎展、観たかった。もう終わっちゃったのかな?

これだけ書き出したけど、観られるのは1つか2つくらいかな。会期中いつでも行けると思うと行けないものですね。

# by fumiko212 | 2019-03-05 22:56 | アート | Trackback | Comments(0)

文学館が熱い!

かつての私は、文学館とは、黄ばんだ作家の自筆原稿や書簡がバサッと展示してある場所、くらいにしか思っていなかった。確か学生時代に、鎌倉の文学館や金沢の文学館に言った記憶があるけれど、文学と親しんでいなかったアホアホ学生だった私には、何を楽しんでよいのかよくわからず、、、
今でも文学と親しめていないのは同じなのですが、世田谷区に関して言えば、もう美術館よりも文学館の方がラディカルでエキサイティング!とカタカナでいろいろ書きたくなる場所になっている気がしました。美術館にもっと頑張ってほしいという願いを込めて書きます。

世田文と言えば、ムットーニを10点収蔵しており、内7点が常設展示されているという奇跡のような場所で、それだけで私にとっては特別な場所なんですが、それ以外はあまり気に留めていなかった。でも、今やっている企画展「ヒグチユウコ展」を見て、これからは企画展をもっとチェックしなければ!という気持ちになりました。
まず、展示にめちゃめちゃ工夫が凝らされていて、会場に足を踏み入れた瞬間からワクワクが止まらない。展示室の壁は真っ赤に塗られ、中央の空間には大きなテントが。その展示室には小さなトンネルがあって、子供はそこから出入りできる。トンネルの上には展示ケースが仕込まれてるのに!作家さんご本人が展示するからこその遊びがいっぱい詰まっていて、自由度が高い。作品は横1列に並ぶのではなく壁一面にぎっしりとかけられ、1900年代初頭の芸術家のパトロンたるブルジョワ達の邸宅の写真を思い出す。好きなものを好きなだけ飾りました!という出し惜しみ感がない迫力。入口には大量に拡大鏡が用意され、思う存分作品を鑑賞できた。物販やガチャコーナー、入口からトイレまでヒグチさんのビジュアルで溢れ、館内全部で展覧会のタイトルである「サーカス」を表現していた。もう大感激。またみたい。

世田文がもう一つ素晴らしいのはライブラリー。これも世田美より全然いいんだよ~。これ出しといていいの?という豪華装丁本やいかにも貴重そうな古い版の書籍が開架。ブルータスのバックナンバーなんかもあり、30~40年分ずらりと開架。(ちゃんとチェックしてないけど80年代のもあったので。)ゆかりの著名人の選ぶ3冊が紹介文ともに展示されており、手に取って読むことが出来る。今回、ムットーニが選ぶ3冊がやっと展示されており、すかさずチェックしてきました。奥には子供用のお話しコーナーがあり定期的にお話会が開かれている模様。などなど、そんなに広くはないのに大充実。ここに毎日入り浸りたい。

更に私が素敵だなって思っているのは、喫茶店「どんぐり」。ここは障害のある方たちがお仕事をされているお店なのです。ケチなのでミュージアムカフェなどにはほとんど行かない私ですが、世田文に行って、お昼時がかぶるときは必ず利用します。コーヒーを頼むと、ソーサーにコーヒーがビシャビシャこぼれていることもあるけど、そんなことはご愛嬌。ここに入るとなんだか優しい気持ちになれるのです。

もう一つ自慢したいのは(なぜ私が自慢するんだ?)ツイッターのアイコンや買い物すると入れてくれる袋に印刷されている世田文のキャラクターで、荒井良二さん作なのですよ。世田美のルソー袋も良いけど、やっぱり負けてる気がする。で、そのツイッターの中の人も頑張ってて、こまめに見に来た人のツイートをリツイしたりしてるし、ムットーニ展の前はグッズや準備中のムットーニさんのアトリエの様子やムットーニ家のニャンコの写真までアップしてくれててめちゃ楽しめたんだよな~。などなど、好感が持てる頑張りが見えるのです。世田美のツイッターは…。やっぱりもっとがんばってほしい~。

さて、世田文について熱く語りましたが、タイトルに「文学館が熱い」と書いたのは、その他の文学館についても熱さを感じているからなんです。ムットーニを見るために行った前橋文学館。ここは地元出身の萩原朔太郎記念館を有し、現館長さんは朔太郎の孫であり、多摩美の名物教授だったという萩原朔美さん。公式ツイッターはないとしながらも前橋ネコさんなる副館長?のアカウントがあり、これまたフォローし甲斐がある充実のツイート&リツイを繰り広げています。昨年末の企画展は「この二人はあやしい」と題し、朔太郎と芥川龍之介が同じもの・ことについて書いた言葉を併記して展示する、というアイデア勝負のような展示がすごく面白かった。
そして、今年秋にムットーニ展があるからフォローし始めた、山口県の中原中也記念館では、開館25周年の記念事業の一つとして公式キャラ「中也くん」のLINEスタンプを発売するのだとか。
なんだか方々の文学館(私がフォローしているのはムットーニを扱おうという気概がある文学館なのですが)が知恵を絞り、魅力的な発信をしている印象があります。
ということで、今年は文学館をちょっと気にしてみようかと思います。世田美も頑張ってほしいし応援続けますが!

# by fumiko212 | 2019-02-08 23:30 | アート | Trackback | Comments(0)

今年行きたい美術展・美術館

明けましておめでとうございます!年女です。12年前はマラソン走ってて香港に行ったことは覚えてる。今はどっちも遠い存在。。。

今年も引き続きアート鑑賞は頑張りたい。年末に「美術展 2019」でググってどんな企画展があるのか見てみた。で、楽しみなのはパナソニック美術館の「モロー展」、都美、新美で1日違いで始まるクリムト関連、新美の「ボルタンスキー展」。まだ細かな美術館の展覧会スケジュールは調べられていないので、きっともっといろいろあるのだろうな。楽しみです。

国外では、今年の秋のパリの企画展が自分の好みや見てみたいものが揃っていて行きたくなってます。オルセーでドガ展、グラン・パレでロートレック展、オランジュリーでフェリックス・フェネオン展、ルーブルでダ・ヴィンチ展、グラン・パレでエル・グレコ展、そしてポンピドゥではボルタンスキー展(日本と同じ?)。大体が9~11月に始まって年明けに終わるので、12月に行けたら全部見られるのかな?等と妄想してます。しかし、強烈に観たいのがあるかと自問自答すると、それほどでもないのかなあ、、、数年前のルソー展とか、ルイ・ヴィトンの美術館でやってたシチューキン展みたく熱烈に見たいのが1つでもあればなあ。
で、どちらかというと今年実現しそうな気がしてるのがアムステルダムですよ!アムステルダムと言えばゴッホ美術館が一番楽しみだったけど、ルーベンス展がすごくよかったので、アムステルダム美術館だっけ?も前より見たくなってます。

遠征で確実に行きたいのは、山口県の中原中也記念館で開催されるムットーニさんの個展。ムットーニ好きでありながら、今までムットーニで遠征したことはなかったのです。それが、先日の前橋文学館の講演会がとても面白くて、きっと中原中也記念館でもそういう企画があると信じて、ぜひとも行けたらいいなと思っています。楽しみだな~。

秋のムットーニ展に思いをはせると、なんだか今年ももうすぐ終わるような気分になってしまう。早く秋にならないかなあ。

# by fumiko212 | 2019-01-03 01:13 | アート | Trackback | Comments(0)

好きなものに帰る

ムットーニさんが萩原朔太郎の「殺人事件」を題材に選ぶ過程で、最初は別の詩が候補に挙がったのだそうです。作品のストーリーをイメージできそうなもの、という観点で選んだそうなのですが、所蔵作品にするには少し弱いと感じたムットーニさんは、やっぱり好きなものにしよう、と高校時代に読んだ「殺人事件」をモチーフに選んだそうです。今回作品にならなかった2つの作品も私としては見て見たかったのだけれど、制作に数か月(3か月だったか5か月だったか、、、)費やすのであれば、やはり作りやすそうな題材ではなく、好きな詩から出発したほうが絶対に良いというのは素人の私でもわかる。

1月から始めたチェロの個人レッスン。長年グループレッスンを受けていたので、そもそも自宅以外で一人で音を出したことがなかった。一度、グループレッスンで私以外が全員お休み予定になったことがあり、次のレッスンまでめちゃめちゃ気が重かった。当日になったらみんなの予定が変更になっていてホッとしたことがあったくらい、先生の前で一人で音を出すのが恐怖でした。それが、好きな曲を習うには個人レッスンを受けるしかないと思ったらその壁を乗り越えられた。そしたらグループレッスンでも周りに埋もれるような音を出していたのが、積極的に音を出せるようになった気がする。そのきっかけは「好きな曲を弾いてみたい」だった。

なんでこんな厄介なモチーフを選んだ?という創作は気づけば苦しくも楽しく没頭でき、これなら時間内に何とかできるのでは?と選んだものは、結局何をしていいかわからなくなって中途半端で終わったり、も経験した。好きなものだったら四六時中考えられたり、根気強く向き合えたり、アイデアや工夫が生まれたり、そして対象に気持ちが入る。こうしたいっていう思いも生まれる。

好きという気持ちを大切に。これもとっても大事なことだって気づいた1年だった。

# by fumiko212 | 2018-12-29 22:13 | アート | Trackback | Comments(0)