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ニューヨーク合宿その2

翌日のラン・コースはブルックリンブリッジ。この橋は初NYの1995年にマンハッタン側から1つ目の橋脚までウォーキングしたきりだった。重厚な石造りの橋脚越しに逆光で見た摩天楼の美しさが忘れられない。あの頃はツインタワーもそびえていた。弟と記念写真を撮り合っていたら、近くにいた観光客が「撮ってあげるわよー。」と声をかけてくれたので、2人並んでツインタワーをバックに写真を撮ってもらった。そのとき、その写真を撮ってくれた人がファインダーをのぞいて「Oh~! Nice!」とつぶやいていたくらいNYらしい景色だったのを覚えてる。
あれから12年。当時「僕は渡りきってもいいよ。」という弟に「ゴメン。無理です。」と諦めたこの橋を今回は走って往復したい!というのが目標。
b0031055_10251920.jpgチャイナタウンでワンタンメンの朝ごはんを食べて出発。スタート地点はここ。バワリーとキャナルの交差点です。ここは以前夢中になってシリーズを読破したS.J.Rozanの著書、リディアとビル2人の探偵が活躍するシリーズの舞台になった交差点なのだ。感慨深くサインを撮影。ここから橋までは、ウォーミングアップをかねてウォーキング。
b0031055_10313034.jpg道を渡ると遠くにマンハッタンブリッジの橋脚が見えた。渡るのはこっちじゃない、と指差し確認。(しなくてもわかるけど。笑)
b0031055_10321796.jpg裁判所の前(?)を通過。この人たちは陪審員に選ばれた人だろうか?と勝手に想像。SATCでキャリーが陪審員に選ばれてしまい、「私はフリーのライターだから、仕事を変わってくれる人がいないんです。」と断りに行くけど結局却下されてしまう、というエピソードでこんな階段を上っていた気がしたんだけど…。しかし、この辺からまた道に迷い始めてしまった。
地図を睨みながらキョロキョロしていると、このあたりで働いているらしい黒人女性が「迷ったー?」と笑いながら声をかけてくれた。"Yes. I'm lost."(汗)。ブルックリンブリッジに行きたい、と伝えると、「同じ方向だからついてきなさい。」と案内してくれる。その間彼女といろいろ話をした。(というか彼女が一方的にいろいろ話してくれた。)「NYは移民だらけだから、とにかく言葉でコミュニケーションするの。だから声をかけたのよー。」みたいなことを言ってたのが印象的。「じゃあ、私はこっち。橋はあっちよ。」と元気に手を振って職場に向かって颯爽と歩き去っていたた彼女を見送りつつ、橋の起点にたどり着いた。ここまで順調!
b0031055_10424967.jpg青空じゃないのが残念だけど、とにかく走り始める。橋だからあたりまえだけど、結構な上り坂からのスタート。練習不足のツケがまわっていきなりかなりのダメージ。おまけに朝のワンタンメンや思ったよりも風が強くて身体が冷えてきたことなどがあいまってお腹に激痛が襲ってきた。ヤ、ヤバイ。日本でジョギングしたときも同じようなことがあったけど、この痛みはだんだんひどくなるのがわかってる。が雲間から差し込む光のカーテンとマンハッタンブリッジの美しさに写真を撮る気力はまだあった。
b0031055_10473443.jpg「くの字」体制で走りつつ何とか1つ目の橋脚に到着。この写真が撮りたかった。12年前はここをバックに弟の写真を撮ってあげたんだけど、自分は撮ってもらわなかったんだよなー。この写真を撮れただけでもよしとするか。しかし、やっぱり橋を渡りたい。と「くの字」のまま次の橋脚を目指す。
b0031055_10505726.jpgああ、女神様が見えるよ。やっぱりがんばって次の橋脚を目指してよかった。でも、風はどんどん強くなり、身体から熱を奪っていく。お腹痛いよ~。エーーーン。という気分で2本目の橋脚に到着。ブルックリン側まで渡りきることはあっさり諦め、持っているものを全部身につけて(といっても手袋となぜか持ってたカイロをお腹に貼った。)トボトボと歩きながらマンハッタンに引き返す。途中、お腹の痛みと戦いながらも、「もしかしたら2度と渡らないかもしれない。」の一念で写真だけはパチパチ撮っておいた。しかし、やる気がないのが如実にわかる1枚が…。
b0031055_10582971.jpgb0031055_10584192.jpg
b0031055_1059986.jpgこの右上の写真。橋のワイヤーがエンパイア、クラクイスラーにぴったり重なっているじゃないかー!これを見てブルックリンブリッジ・ラン、リベンジを決意しました。でももうちょっとあったかい季節にね。
b0031055_1112630.jpg何とかマンハッタンに戻り、ウールワースビル1階のスタバで小休止。何とかお腹の痛みも治まりました。
こうしてブルックリンブリッジ・ランは大惨敗で終わったものの、この日のランはこれだけじゃ終わらないのです。続きは次のエントリで。お楽しみに。。。
by fumiko212 | 2007-06-02 10:26 | -Road to NYCM 2007 | Trackback | Comments(6)
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Commented by もっち at 2007-06-03 12:23 x
実は私もここは2回しかいってません。1月に母が行きたいというので渡って初めてブルックリン側に降りました。橋の上って風強いですよね~。
次回は是非走ってみたいな~。
Commented by fumiko212 at 2007-06-03 18:26
もっちさん
この放射状に伸びるワイヤーはやっぱり見ておきたいですよねー。うちの弟(NYは1度だけ)がもこの橋は良かった、って今でも言いますよ。
でも走るならハドソンリバー側のほうが楽しいかもしれません。ここはやっぱり風が強い。晴れていれば違うかもしれないけど。
Commented by みいこ at 2007-06-04 22:23 x
fumikoさんの、お腹にきてる様子がまざまざと浮かんでつらいです笑。
(ごめん、笑うとこじゃない)でも5月とはいえ、これは絶対冷えそうだもん。
ブルックリンブリッジ、一度は渡ってみたいなあ・・最近冬が多かったんで忘れてたけど、やっぱ夏がいいかな。
>S.J.Rozan
わたくしチャイナタウン以降は挫折しました。。チャイナタウンはテンポよく読めたのになー。

Commented by fumiko212 at 2007-06-05 21:21
みいこさん
もー笑ってくださいよ。そのときは辛かったんだけど、ワイヤー重なり写真を見つけたときは自分でも笑いました。今度は夏に渡りたいです。もしくはもう少し厚着をするかですね。
>S.J.Rozan
私はたまに思い出したように図書館で検索して、新刊が出るたびに読んでます。今回、また思い出したので検索してみたら去年の11月に第7作が出てました。舞台はなんと香港なんですよ!シリーズを読み始めた当時は、アメリカで発売済みのシリーズのあらすじを見て、何でこれNYじゃないんだよー、とブーイングだったけど、まさか翻訳が出るまでに自分が香港に行くとは!と運命を感じてます。
Commented by みいこ at 2007-06-06 12:38 x
えーーー、第7作までいったんだ。すごいな~
香港編ぜひ読まなくっちゃ、ありがとう!!
でもしかして、あの女の子香港生まれとか。。あー楽しみ♪
Commented by fumiko212 at 2007-06-06 23:08
みいこさん
そうなんですよー。人間関係はほとんど変わらずここまできてるから、すっ飛ばして7作目を読んでも全然大丈夫だと思いますよー。翻訳版のタイトルは「天を映す早瀬」です。私も読むのはこれから。図書館に予約したらすぐ来ました。
http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3635
ここにあらすじ出てます。


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