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まだまだ知らないメトロポリタン美術館の魅力探検 その3

b0031055_0165920.jpgニューヨーク滞在最終日の午後。METに到着したのはレストランの食事の待ち合わせまで後2時間ちょっと。さて、どこを見るか?まずはゴッホの素描を目指して2階の廊下にある素描コーナーへ。ここをじっくり見るのが今回の目標だった。が!またもやゴッホの展示はなし。数回めぐったけどやっぱりなかった。残念。

さて、どうするか?実は事前に時間が合えば参加してみたいと思っていたガイドツアーがあった。"The Walter H. Annenberg Collection of Impressionist and Post–Impressionist Paintings"。説明文によると、「2002年に遺贈されたウォルター・H・アネンバーグ・コレクションは50以上の印象派と後期印象派の作品で構成され、その作品はモネ、ドガ、ルノワール、セザンヌ、ヴァン・ゴッホ、スーラーからピカソ、マチスまで含まれています。 2007年のギャラリー改修工事の間、このツアーが開催されます。」というもの。2002年に遺贈されたといえば、ごく最近の話。まだ見たことのない印象派・後期印象派の作品がゴロゴロ展示されているかも?!と楽しみにしていました。が、素描コーナーで時間を取りすぎてしまい、ツアーのスタート地点、グレートホールに戻れたのはツアーが出発した15分後だった。やっぱり、絶対見る!と思ってないとこういうところでミスるものなんですねー。

待ち合わせの時間までにはまだ1時間半ある。微妙な時間だなー。そこで、ちょうどこれから始まるところの英語版Museum Highlightsツアーに参加することにした。これはボランティアの方が選んだMETの主要な作品の中から6~7作品を、解説を聞きながら約1時間かけてじっくり鑑賞するツアーで、以前日本語版のツアーに参加したことがあった。英語版でも、自分では素通りしてしまうような作品を新たに発見するチャンスになるかもしれない、とこれに乗ることにした。

結果は思ったとおりの大正解!前半は彫刻中心で古代ギリシャ彫刻、アフリカ彫刻、ロマン主義(かな?)の彫刻、中世教会の彫刻、アッシリアの遺跡、後半は絵画中心でジョットの宗教絵画、ベラスケス、レンブラント、ブリューゲル、というラインナップ。今回のガイドさんは女性でゆっくりと話してくれる方だったので、何とか内容も半分くらいは理解しつつついていくことができた。普段はそれこそじっくり見ることのない彫刻作品を、時代の変遷によるテクニックの変化やアフリカ彫刻の示している思想など(英語だからかなり自分の想像力も働かせながらだけど)知ることができて大満足。ブリューゲルについても暖色と寒色の対比など今まで好きで何度も見た絵だったにもかかわらず新たな発見があった。

前回参加した日本語ツアーとかぶった作品は1点もなし。Museum Highlightsツアーはその日のガイドさんの趣味と情熱でいく通りもありそうで、病み付きになりそうです。スペイン語ツアーやイタリア語ツアーにその国の観光客と参加するのも面白そう。(笑)
というわけで、限られた時間でMETを満喫したいときには、15分ごとに始まる様々なツアーに参加してみるのも一考かと思います。

※写真は屋上庭園から見たセントラルパークの新緑とミッドタウンの摩天楼。



b0031055_23374946.jpgMarble grave stele of a little girl
b0031055_23401173.jpgb0031055_11315813.jpgSeated Couple
>>5/20追記<<
後ろ側から見ると女性の像は子供を負ぶっているのです。
b0031055_23412858.jpgUgolino and His Sons

b0031055_23441110.jpg中世の教会の装飾だった彫刻の一部(作品名等失念)
b0031055_23451690.jpgRelief panels, Neo-Assyrian, Ashurnasirpal II
このレリーフに刻まれた文字は土に残された人類最古の文字なのだそうです。
b0031055_23493443.jpgThe Epiphany
連作の中の1枚ということで、前景は東方三博士の礼拝、背景は羊飼いへのお告げが描かれているのだそうです。(羊飼いのお告げの部分、ツアーでは聞き取れず、今ガイドブックで情報仕入れました。汗)
b0031055_11324372.jpgJuan de Pareja
b0031055_11322924.jpgAristotle with a Bust of Homer
b0031055_11321646.jpgThe Harvesters
黄金色の畑と背景の緑の暖色と寒色の対比についての説明があったのがこの絵です。

by fumiko212 | 2007-05-13 23:39 | -NY art & museum | Trackback | Comments(2)
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Commented by imusam928 at 2007-05-16 00:17
今度いくときは、美術館のガイドツアーに参加しようと思っていました。現代アートで解説きいたら全然印象違って面白かったから。
英語のツアーか・・・雰囲気としてはそっちのほうがいいのかも。だけど理解度がなぁ。
Commented by fumiko212 at 2007-05-16 23:04
imusamさん
ツアーマニアになっちゃいそうです。共通言語のアートを目の前にすると言葉の壁は意外と低かったですよ。現代アートの英語ツアーは、、、ちょっと大変そうですけどね。


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