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We will always remember.

あれから12年経ちました。

私が911後にはじめてニューヨークを訪れたのは2004年9月でした。11日には隣のニュージャージー州ハミルトンパークへ行き、ワールドトレードセンター跡から空に向けて灯る光(Tribute in light)を見て、当時ニューヨークに暮らしていた従姉からその時の話を聞きました。

あの日からしばらく経ったある日、現地の日本人犠牲者のための追悼式が開催されたそうです。そこで従姉は久しぶりに知り合いの奥さんに会いました。一通りの挨拶を終え、その奥さんが、実はもうすぐニューヨークを離れるのだと少し残念そうに言ったのだそうです。駐在員の妻同士ですので、従姉は日常的な近況報告として捉えました。それからまた少し会話が続き、犠牲者の中に身近な知り合いはいたのか、と訪ねた時、その奥さんが、実は夫が亡くなったのだと話されたのだそうです。従姉は絶句してしまったと。なんと言葉をかけていいのかもう全く言葉が出なかったと言っていました。私も言葉が出ませんでしたし、思いつきませんでした。今もこの話を書きながら、あの時と同じようにその瞬間に衝撃を受けます。

大好きなニューヨークが傷ついたというレベルから一気に誰かの家族が、人が亡くなったという具体的な話として迫ってきました。

今朝のNHKのニュースでは
オバマ大統領は、「12年前と違った形で脅威が続いている。アメリカ国民が狙われているかぎり、警戒を続け、国を守らなければならない」と述べ、警戒を怠るべきではないと強調しました。

と報じられており、なんてことだと暗い気持ちになりました。
その後、ネットで検索したTBSニュースでは
 「米国民を攻撃する勢力があるかぎり、警戒を強め国を守らなければならない。たとえ力が必要でも、力だけでは我々が求める世界をつくることはできない」(アメリカ オバマ大統領)

と記載があるのを見つけました。(これ、全く反対の意味に取れてしまう。NHKの編集意図に疑問。)

あの日失われた3000の命が、今回のシリア情勢をより良い解決に導いてくれる。そう信じて祈りたいと思います。

あの日を忘れない、ではなく、あの日をいつまでも覚えていようと思います。新しい平和の世紀の幻想が崩れ去った悲しみを。それでも人は平和を求めるはずだと信じることを。
by fumiko212 | 2013-09-12 21:14 | ニューヨーク | Trackback | Comments(0)
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