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42nd Street

b0031055_18574069.jpg12月のNY、エンタメシリーズ第3弾はミュージカル「42nd Street」です。今年1月に既にクローズしてしまったこの舞台、滑り込みセーフで観ることが出来ました。
チケットは現地のボックスオフィスで購入。ビジターセンターで貰った割引クーポンで少し割引になりました。席はオーケストラの前後左右の丁度真中といった位置でした。
この作品はオープニングとエンディングのタップに尽きます。オープニングは鳥肌モノでした。ストーリーなんてもうどうでもよくて、ひたすらタップに見とれていました。エンディングでは縦一列に並んだダンサーが本当にピッタリ重なっていました。あの瞬間の感動は言葉に出来ません。こんなに素晴らしいステージがもうすぐクローズするなんて、ブロードウェイの厳しさ、層の厚さ、いろいろなものを感じました。この作品に出会えて、本当に良かった、と心から思えました。42nd Streetを42nd Streetにある劇場で観てるんだ、っていうあたりまえのことすら感動です。
b0031055_232972.jpg母は若い頃、ミュージカル映画が好きだったそうで、私が子供の頃は「サウンド・オブ・ミュージック」や「マイ・フェア・レディ」、「ウエストサイド物語」などの映画のテレビ放送があると、必ず無理やり見せられていました。今でも、「"ウェストサイド"を初めて観た時は衝撃的だった。」とか、「"サウンド・オブ・ミュージック"のサントラをレコード・プレイヤーを持っていないのに買った。」という話をする事があります。母の若い頃は、今よりも、もっともっと情報が少ない時代だったので、その興奮はすごいものだったんだろうと思います。
現代では、アメリカのものを見て、そこまで衝撃を受けることって、そんなにはなくなったかのように思っていたのですが、この考えは間違っていました。沢山の俳優さんたちが、あれだけハイレベルのものを、何年もの間、レベルを落とさずに演じつづけている。本当にすごいことです。
こういう世界を支えている人の情熱を思うと、胸が熱くなります。もうすぐ終わってしまう作品だと思うから、少し感傷的になったのかもしれません。でも、母が若い頃、アメリカからやってきた映画に興奮したときって、こんな感じだったのかなー、と思わせてくれた作品でした。

ミュージカルには興味があるのに、言葉の壁に怖気づいて、NYではなかなか観に行くことがなかった私ですが、NY仲間のミュージカル班の方々にいろいろ教えていただいて、よい作品にめぐり会うことが出来ました。NYのエンタメ体験は、こうやっていろんな刺激を与えてくれる方たちが、幸せなものしてくださったのだと思っています。皆さん、ありがとう!
by fumiko212 | 2005-02-21 22:35 | -NY entertainment | Trackback | Comments(2)
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Commented by Shoe at 2005-02-22 22:16 x
ほんとに終わってしまったのが惜しいねえ。カーテンを少しだけ上げて、タップの足だけ見せるの、始まった年のトニー賞授賞式のオープニングでやってたんだけど、なんてかっこいいのか!と思って、次ぎのNYですぐ見てきました。2回見ただけだったけど、私の中のブロードウエイ・ミュージカルのイメージに一番ぴったりきた作品です。
Commented by fumiko212 at 2005-02-23 00:55
>カーテンを少しだけ上げて、タップの足だけ見せるの
すごくかっこ良かったですよね。オーケストラに席を取ってよかったー、と思いました。上の席でも同じように見えたのでしょうか?
>ブロードウエイ・ミュージカルのイメージに一番ぴったり
同感です!こういう雰囲気の作品って、最近の新作でもあるのでしょうか?私のイメージではあまりなくなってしまってるんじゃないかと思ってます。クローズしてしまったなんて、本当に残念です。


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