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雨の日の美術館(パリで美術館めぐり④ オランジュリー美術館)

GWが近づいてきてきました。今年は旅行どころではないという空気ですが、皆さん粛々と準備を進めておられるようで、4月に入ってからこのブログで一番アクセス数の多いページはジヴェルニーのモネの家への行き方を紹介したエントリになっています。いい時期ですよね。

そこで、まだ完結していなかった2009年パリカテゴリで1つアップしようと思い立ちました。

旅先で雨のことを心配したことがないという幸せな晴れ男、晴れ女さんは別として、雨になってしまった日は美術館に行くのが順当な過ごし方のように思います。
帰国日はあいにく朝から冷たい雨が降っていて、前日のジヴェルニーの睡蓮の池が思った以上に素晴らしかったこともあり、オランジュリー美術館で旅を締めくくることに決めました。美術館は確か12時とか12時半とか遅い時間のスタートで、ホテルに戻る前にバターを買いに行きたいし、パッキングもあるしで、とにかく少し並んででも開館と同時に入館することに決めました。

雨の日の美術館(パリで美術館めぐり④ オランジュリー美術館)_b0031055_21461866.jpgこんな天気の月曜日なのに結構な行列。傘の水滴を払いながら美術館に入ると、長い傘の人は預けるように案内される中、折り畳み傘を持った私にはこんな綺麗なビニール袋を渡してくれました。
新しくなった睡蓮の展示室はこのときが初めてでした。以前と比べてさほど換わった感じがしなかったけど、きっとこんなに明るくなかったんですよね。睡蓮の庭を見た感動が残っているときにこの絵を観に行ってよかったと思いました。
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睡蓮の池のまわりを歩いたのと同じように2つの楕円の部屋をゆっくり巡ったらあっという間に時間が過ぎ去っていました。

最後に印象に残って写真を撮ったルノアールのいちごの絵。かわいいですね。横が40cmほどの小さな作品です。去年の夏に世田谷美術館で見たヴィンタートゥールコレクション展では、このいちごと同じ構図、同じ大きさ、そっくりな額装でレモンを描いた作品が展示されていました。オランジュリーのいちごと並べて飾りたい!と思ったのを覚えています。
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by fumiko212 | 2011-04-15 22:01 | -パリ(2009/06) | Comments(0)


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