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ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート

今朝の目覚めの音楽はベルリン・フィル♪
朝8時から、NHK BS-hiで「ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート2007」を放送していました。
ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサートとは。以下、番組HPより、一部抜粋。

ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサートはベルリンの壁崩壊後、 ヨーロッパの様々な都市にベルリン・フィルが出かけ 東西統一したヨーロッパの文化的発展を望むコンサートで、 これまでサンクト・ペテルブルク、リスボン、パレルモ、プラハ等毎年話題となっている都市で開催されてきた。
5月1日のメーデーに開催されるこのコンサート、2007年はベルリン・フィルの創立125周年を記念して、 本拠地ベルリンに戻り コンサート会場ではなく19世紀末の歴史的な工場跡で行われた。


5月1日はベルリン・フィルの創立記念日でもあるそうです。コンサートがスタートしたのは、91年、アバドが音楽監督に就任してからとのこと。
2007年のコンサートが工場跡地で行われたように、音楽ホールだけでなく、ヨーロッパ各地の歴史的建造物を会場とすることも特徴なのだそうです。

過去のヨーロッパ・コンサートの開催都市と会場、指揮者はこちらに出ていますが、91年から順に、プラハ、マドリード、ロンドン、マイニンゲン(ドイツ)、フィレンツェ、サンクトペテルブルク、ベルサイユ、ストックホルム、クラフク、ベルリン、イスタンブール、パレルモ、リスボン、アテネ、ブタペスト、ベルリン、モスクワ、とヨーロッパ中を巡っています。

「毎年話題となっている都市で開催」とあるのですが、私でもすぐわかったのが、2004年。そう、オリンピックイヤーですね!コンサート会場はアテネのヘロド・アティクス音楽堂という古代遺跡の野外円形劇場でした。パルテノン神殿も見える、素晴らしいロケーション。こんなところでコンサートを聴いてみたいですねー。

ラトル指揮、バレンボイムのピアノでブラームスのピアノコンチェルトが演奏されたようです。


b0031055_1424222.jpg今日、放送された2007年の会場は「オーバーシュプレー・ケーブル工場」とあります。鋼鉄の梁がむき出しになった古い工場内に舞台と客席が設えられていました。これもまたおもしろい会場ですよね。
オーバーシュプレーは19世紀末の工場用地で、かつては複数の工場や労働者たちのための劇場などが軒を連ねた、ドイツの産業発展とかかわりの深かった場所なのだとか。


プログラムは以下の通り。

1. 舞台神聖祭典劇「パルシファル」 前奏曲   ( ワーグナー作曲 )
2. バイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102 ( ブラームス作曲 )
3. 交響曲 第4番 ホ短調 作品98 ( ブラームス作曲 )

1曲目の「パルシファル」前奏曲はベルリン・フィルの第1回定期演奏会で演奏された曲なのだそうです。
2曲目のバイオリンとチェロのための二重奏曲が素敵でした。

気になる今年の開催地ですが、まだベルリン・フィルのHP上では発表になっていないようです。指揮はムーティ先生ですよ!どこでやるのでしょうね?楽しみですね!(Sさん!)

ちなみに2008年のヨーロッパコンサートは1月26日(月)0:40~2:15 [25日(日)深夜]にBS2で再放送されます。
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by fumiko212 | 2009-01-18 13:03 | 音楽 | Trackback | Comments(12)

元旦:辰年じゃないけど、、、自然史博物館の折り紙ドラゴンツリー、と私の年末年始

b0031055_18443435.jpg明けましておめでとうございます。
3年ぶりに日本のお正月を満喫しております!と言いたいところですが、実はダウンしてます~。トホホ。
今朝は、おせちとお雑煮を食べ、お昼前に近所の神社へ初詣。
お参りの列に並んでいると、おもむろに胃がキリキリと痛み出し、冷や汗を出しつつ何とか持ち堪えて帰宅しましたが、それ以降何も食べられないという状態でして。シクシク。
あさっての篤姫ツアーまでに治さないと~。

それはさておき、大晦日のお話を。
なんと東京ディズニーシーのカウントダウンパーティーに行ってきました。
当初、井上道義さん指揮の東急ジルベスターコンサートに行きたいと思っていたのですが、親戚からチケットがまわってきたので、急遽そっちへ行くことへ。
深夜だし、車でさっと行ってさっと帰ってきたいと思っていたのですが、チケットには「駐車場が満車になるから車では来ないでね。」と書いてある。いろんな人に聞いてみると、電車で行った方がいい、というアドバイスばかり。ネットでは、午前中から満車になると書いてあったり、午後一でも空いていると書いてあったりで、よくわからない。結果的に、夕方5時過ぎに着いてもシーの駐車場はガラガラでした。

さて、カウントダウンはといいますと、大惨敗。勝手がわからないので位置取りを完全に誤りました。といっても、長時間場所取りをしたわけではなく、直前に人が少なそうだけど池が見下ろせる場所に適当に場所を確保したので、仕方ないかなと。TDLの花火も思いっきり見切れる場所で、そっちのほうがかなり残念でしたが、それなりに楽しめましたよ。

カウントダウンが終わったら、何かアトラクションでも、とも思ったのですが、なんとなく人の波に乗ってそのまま帰宅。首都高はガラガラであっという間に家に着いて、1時半からのベルリンフィル、ジルベスターコンサートの生中継に余裕で間に合いましたとさ。

で、カウントダウンよりも感動したのが、「ミスティックリズム」という常設のショー。「ジャングルに住む精霊と動物達による幻想的なダンスと空中バレエ。」という解説に、どんなのだろ?と思って見に行ったのですが、内容濃くて大興奮!舞台上にプールがあって、そこにダンサーが飛び込んだり、舞台脇の大きな木のセットを猿の衣装を着たダンサーがすごい速さで飛び回ったり、最後の方では天井からつるされた布を両手に巻きつけたダンサーが命綱なしで飛び上がり、頭上をグルグル回ったり、驚きの連続でした。
これを1日に何ステージもやっているなんて信じられない。素晴らしかったです。
その後見た、マーメイドラグーンシアターも良かったなー。
アトラクションはこの2つだけだったけど、大満足でした。どちらもおすすめ!
多分、シルク・ド・ソレイユってこれがもっと大掛かりになった感じなのかなー?と思って、益々見たくなりました。今年は行きたいなー。

そうそう、この年末年始休暇はテレビでクラシックコンサート三昧ですよ。29日の深夜からは3夜連続でベルリンフィルのジルベスターコンサート(2006年、2007年の再放送と2008年の中継)、今朝は録画しておいた昨夜の東急ジルベスターコンサート。現在はウィーンフィルのニューイヤーコンサートをテレビで楽しんでおります。

ベルリンフィルのジルベスターコンサート、今年はアメリカがテーマだそうで。なんだかなー、ですけど、いろんな意味でアメリカの影響力の大きさを感じた年、っていうことになるのかな。
しかし、あのソプラノの方、どうなんでしょう?私には音が完全にはずれているように聞こえたのですが、、、ポルタメント(というんですってね。音から音に移るときに音をスライドするように移ること)がきついのも気になったし。そういう曲なの?音程によっては綺麗だなーというときもあるんですけどね。偉そうにすいません。
オープニングの「キューバ序曲」は良かったですねー。ノリノリで。今年の私のテーマはラテンだな、と再認識しました。

井上さんのジルベスターコンサートも楽しかったなー。井上さんの指揮、好きですねー。成功したとわかっていても、カウントダウン、最後の1分はどうなるのー?ってハラハラしちゃいました。生だったらもっとドキドキで見ていられなかったかも。
小曽根さんのインプロヴィゼーションも良かったです。気持ちよいところ、気持ちよいところに音が流れていく感じで。いつもの小曽根さん、結構、気持ち悪いところ、気持ち悪いところに持っていくからね。あ、いい意味でですよ。
最後のジャズ組曲の2番、夏に聴いたN響でアンコールにやった曲でした。井上さんらしくてとても好きです。踊ってましたね。マエストロ。

こんな感じで、ダラダラとお正月を過ごしております。気持ち悪いの治らないなー。このまま何も食べられずに元旦終わるのか。シクシク。
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by fumiko212 | 2009-01-01 20:44 | -NYホリデーシーズン'07 | Trackback | Comments(6)

12人のチェリストたち

b0031055_2334014.jpg12人といえば、優しい日本人、とか、怒れる男、とかが浮かびますが、「12人のチェリストたち」というアンサンブルがあるのをご存知ですか?

先日、ここに書いた、8台のチェロとソプラノで構成される「ブラジル風バッハの5番」が収録されているCDを図書館で借りてきて聴いてみたのですが、やっぱり何かが違う。。。録音が古いのでなんともいえないのですが、私の中でこの曲のスタンダードが「ベルリン・フィルのチェロとアナ・マリア・マルティネスのソプラノ」になってしまったんですね。
そこで、ヴァルトビューネでソロを演奏していた、ベルリン・フィルのチェリストの方のお名前を調べようと検索したら、「ベルリンフィル12人のチェリストたち」というグループ名を見つけました。これこそ私の求めていたものではないですかっ!興奮気味にHPを見ると、今年の7月に来日したばかり。あ~、残念!
詳しいプロフィールはこちらのHPに出ているのですが、一部を抜粋すると、

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のチェロ・セクション全員で構成されるアンサンブル。
‘12人’は、1966年のベルリンフィル日本公演旅行中、チェロカルテットがNHKなどで演奏したのがきっかけとなり活動を開始。
‘12人’の完全プログラムによる最初の公演はヨーロッパではなく、日本の早稲田大学大隈講堂で73年10月26日に行なわれました。
ベルリンの壁崩壊直後の90年、三枝成彰はこれにちなんで《自由への頌歌》を作曲し、ワイツゼッカー大統領より天皇陛下への皇位継承のお祝いとして遣わされた‘12人’は、御前演奏においてこの曲を初演しました。
96年には神戸において阪神淡路大震災チャリティコンサートを行なうなど、日本とドイツとの親善大使として大きな役割を果たしています。


などと紹介されていて、日本とは縁の深いアンサンブルのようです。
あ、天皇陛下はチェロを演奏されるのだそうですね。

CDも何枚か出ています。2000年以降は4枚発売されていて、ジャズやタンゴ、映画音楽など、かなりポピュラーな曲も収録されているようです。
2000年発売の「South American Getaway」は南米の作曲家による曲を集めた作品集で、グラミーにもノミネートされたそうです。「ブラジル風バッハの5番」、もちろん入っています!そのほかには「ブラジル風バッハの1番」。これはヴォーカルなし、チェロ8台のための曲で、NHKで放送していた「世界美術館紀行」のオープニング曲、といえば思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?それから、ヴァルトヴューネのアンコールで演奏されたタンゴ「A Fuego Lento」も収録されています。なかなか盛りだくさん。チェロだけでこんなにいろんな表現が出来るんだ!と、かなり楽しいCDです。
問題の「ブラジル風バッハの5番」は今まで聞いた中で、私のイメージに一番近かった!同じ人たちが演奏しているのだから当然といえば当然ですが、ソプラノは違う人だけれど、いい感じでした。よかったよかった。

次回の来日予定は、2010年7月で調整中とのこと。すごい先だー。でも絶対に行きます!
その前に来年の3月4日にベルリンでコンサートがあるんですよ。翌日から3日間はドゥダメル指揮ベルリン・フィルのプログラムがあって、なんだか呼ばれている気がしてなりません。
日程的に絶対に無理なので、諦めるしかないんですが、、、行きたいよ~!

More(おまけ)
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by fumiko212 | 2008-12-15 23:11 | 音楽 | Trackback | Comments(2)

チェロ習いたいかも、とつぶやくも…

一つ前のエントリにも書きましたけど、暇さえあれば、Youtube「ベルリン・フィルのワルトビューネ・コンサート」を聴いてます。その中で、とっても素敵な曲に出会いました。

ヴィラ・ローボス作曲「ブラジル風のバッハ 第5番」



いつも画像を見ずに耳だけで聴いていたのですが、昨日はじっくり画像を見てみると、この曲ではオーケストラの皆さんは舞台を降りていて、弦楽の方が数名で伴奏していたんだ、ということに気づきました。へー、この雰囲気、素敵だなー、と更にじっくり見てみると、あれ?弦楽っていうか、これ、チェロの人しかいないじゃん!チェロが8台で伴奏しています。リーダーがソロを弾き、他はピチカート。へぇーーーー!
それにしても素敵なメロディです。ソプラノのアナ・マリア・マルティネスさんの声が、とても私好みなんです。キンキンとしたところがなくて、やわらかいけど力強くて量感のある声、でもねっとりしすぎていない感じが。このコンサートをテレビで見たときも、この方の歌声に反応して見始めたのでした。
そして、ヴォーカルと同じメロディをたどるチェロの音がこれまたいい音なんですよねー。チェロの音は人間の声に一番近い音域を持っている、と聞いたことがありますけれど、本当にそんな感じで、2つの音が同じメロディをたどっていくのがとても心地よいのです。

ああ、いい曲に出会えたなー、と嬉しくなりました。

早速、CDかiTunesで購入しようかな、と検索すると、沢山出てきました。私が知らなかっただけで、とてもポピュラーな曲なんですね。アナ・マリア・マルティネスさんのアリア集にも収録されていました。演奏はプラハ・フィルハーモニア。彼女のHPでも流れています。が、これよりもワルトビューネの時のほうがずっと素敵です。
Amazonでは、カポロンゴ指揮、パリ管弦楽団というのが出てきて、早速、試聴したのですが、ちがーう!ソプラノは綺麗なんだけど私には薄すぎる。テンポもちょっと速めだしチェロの響きがイマイチ。録音の違いもあるんでしょうけどね。
それから、ポピュラーなところでは本田美奈子さんも歌ってました。期待低めで聴いてみたら、意外といい感じでした。息を吸う音もバッチリ入っていましたが…。これをちょっと聴いただけで、もっともっと歌いたかっただろうな、、、と、彼女が亡くなったことが再び残念に思われました。
HMVで検索したら、ヴィラ=ロボス&フランス国立放送管という盤が出てきました。作曲者本人が指揮しているバージョンがあったんだ!試聴してみると、チェロの感じが好み。ソプラノも結構いい感じ。ということで、これに決定。

あ、そうそう、買う前に、図書館にないかチェック。なんとありました!ビバ!世田谷区!早速予約♪

そして、日曜の朝から家族にバッサリ切られる。
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by fumiko212 | 2008-12-01 21:29 | 音楽 | Trackback | Comments(8)

NHK+IDサービス

この3週間、私を虜にしているベルリン・フィル。そのきっかけになったのがNHK BS-hiで放送した「ベルリン・フィルのワルトビューネ・コンサート2008」なんですが、私が見たのは途中からで、しかも出張から帰ったところだったからバタバタ荷物を片付けたり、メールチェックしたりしながら見ていたので、特に前半はあまり集中していなかったんです。
その後、Youtubeでドイツで放送されたらしき画像がアップされているのを見つけて、毎日毎日見たり聴いたりしているのですが、曲の途中で切れていたりして完全じゃないんですね。それでもコンサートの素晴らしさは充分に伝わってきます。でもやっぱりハイビジョンで完全なものを見たい!
BS-hiでしかやってないから、BS-2とかで再放送ないのかなー?とNHKのHPを頻繁にチェックしているのですが、年内は予定なしの模様。
視聴者からの要望が多ければもしかして再放送決まったりするのかも?と生まれて初めてそのような要望のメールを送ってみました。
そしたら、そういう人は沢山いるんですね。あっという間に返信が来て「予定はありません」とのことでした。NHKって同じ番組をしょっちゅう再放送してるけど、ああいう番組は権利関係とかあるから難しいのかなー?

そのメールで、こういうサービスがあるから登録してください、と書いてあったのが、「NHK+IDサービス」。見逃した番組を登録しておくと、再放送が決まったときにメールでお知らせしてくれたり、キーワード登録しておくと関係のありそうな番組をメールでお知らせしてくれるそうです。

早速登録して、キーワード登録してみました。
例えば、「ベルリン・フィル」で試聴地域は「東京」、ジャンルは「音楽」と選択し、過去3ヶ月を検索してみると、出てくる、出てくる。「ウイークエンドシアターカラヤンの第9」「ウイークエンドシアター 楽劇「ラインの黄金」 ワーグナー作曲」「ウイークエンドシアター ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート2008」などなど。9月には「ハイビジョンクラシック館 ベルリン・フィルのワルトビューネ・コンサート2007」を発見!去年のワルトビューネ・コンサートを9月に放送、ってことはこれは再放送だったのかも?期待しちゃうなー。
次に、ジャンルを絞り込まずに「ラトル」で検索してみると、コンサート中継にまぎれて、「ハイビジョン日曜シネマ「ベルリン・フィルと子どもたち」 <字幕スーパー>」が出てきました。そうかそうか、ジャンルが音楽とは限らないのですね。ということで、「ベルリン・フィル」もジャンルなしで再登録。
こうしておくと、今後、このキーワードが含まれる番組放送予定をメールでお知らせしてくれるみたいです。

キーワードを設定している過程で過去の番組を検索していると、これ見たかった!という番組が出てきます。そんなときは番組タイトルの横についている、「再放送 見たい」ボタンをクリックしておくと、その番組の再放送が決まったときにメールが来る、というサービスもあり。

キーワードは5つまで登録できます。そこで、いつも見逃してしまう、「生活ほっとモーニング」の月1レギュラーコーナー「夢の3シェフ競演」も登録しておきました。

これで、いちいちHPのクラシック番組表をあちこち見なくても大丈夫。便利だなー。
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by fumiko212 | 2008-12-01 20:12 | Trackback | Comments(0)

「ベルリンフィル 最高のハーモニーを求めて」

b0031055_2051051.jpgベルリン・フィルが熱い!企画(勝手に命名)として、映画「ベルリンフィル 最高のハーモニーを求めて」を見てきました。
2005年に行われた、ベルリン・フィルのアジアツアーを取材したドキュメンタリーフィルム。
北京→ソウル→上海→香港→台北→東京の6都市を旅する楽団をカメラが追いかけ、リハーサル、コンサートとその舞台裏、オフの日の楽団員の素顔などのシーンの合間にラトルと楽団員達へのインタビューがおりまぜられています。

オープニングは北京でのリハーサル風景からでした。リハーサルが始まる時間になっても団員が揃っていなかったりして、バタバタとリハーサルが始まるのですが、演奏会では見られないプレイヤーの素の表情に、グッと親しみがわきました。

リハーサルでは、トーマス・アデスという作家の「アサイラ」という曲を練習しているシーンが何度か出てくるのですが、これがわけのわからない難曲みたいで、曲を中断しては団員からも意見が飛び交っていました。
まとまったフレーズの演奏シーンは1度もなかったので、一体どんな曲なんだろう?と興味がわき、ググってみました。
トーマス・アデスはなんとまだ30代(私と同い年だった!)のイギリスの作曲家で、「アサイラ」は彼がまだ20代だった97年にラトル指揮のバーミンガム市交響楽団によって初演された作品ということで、ラトルが世に送り出した曲だったのですね。2002年9月にはラトルのベルリン・フィル芸術監督正式就任を記念したコンサートでも演奏され、そのコンサートはDVDで発売されていました。聴いてみたい!
この曲に限らずだったと思うのですが、ラトルが指示を与えるだけではなく、団員からもあれこれ意見が出てくるようなリハーサル風景は、ラトルと団員の信頼関係の表れなのかな、と思いました。いいですね。

楽団員へのインタビューでは、世界最高のオーケストラの一員であり続けることのプレッシャーであったり、伝統を受け継ぎ伝えることへの責任であったり、子供の頃は一人ぼっちで楽器を演奏することで自由になれたなんていう話もあって、自信と誇りに満ち溢れている人々の集まりだと思っていた彼らも普通の感情を持った人たちなんだな、と共感する部分が多かったです。あるプレイヤーが「最初は苦しいだろうけれど、何年かすれば楽になると思っていたけど間違いだった。年々厳しくなっていく。」というようなことを言っていたのですが、これもすごく共感。何事にしても年を経れば楽になることってないですもんね。

そしてもっとも心に残った一言。それは、たくさんのプレッシャーや孤独感について語られた後にある団員が言った言葉です。「演奏で最高のハーモニーを作れたときは、今、この瞬間に死なせてくれ、って思う。」
ああ、オーケストラって素敵だな。本当に羨ましかったです。大きな苦しみの中から生まれた喜びはどんなに大きいだろう。スポーツでも何でもそうですが、やっぱり見てる(聴いてる)側よりやってる側、ですよね。やりたがりの血が騒ぎ出してしまいました。楽器始めたい!

b0031055_2053635.jpg台北での演奏会の後、熱狂的な観衆から大歓声を浴びるラトルと団員達の表情がとても素敵でした。ある団員が「普段、こんな熱狂的な歓迎を受けることに慣れていないから、興奮したよ!」と嬉しそうに語っていました。その後の東京公演がおまけになってしまった感じでしたから。

映画を見終わって、ベルリン・フィルに益々熱くなってしまいました。いつか彼らの演奏をライブで聴いてみたいです。やっぱり、ラトル指揮で聴きたいですねー。

ちょこっとつぶやき
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by fumiko212 | 2008-11-26 21:09 | 映画・舞台・ドラマ | Trackback(1) | Comments(2)

ベルリン・フィルが熱い!

b0031055_18521075.jpg先日、TVでヴァルトビューネ・コンサートを聴いて、すっかり魅了されてしまったベルリン・フィル。
私の中でだけ熱くなってるのかと思いきや、今、東京ではベルリン・フィルの映画が公開され、来週は来日公演、と私の中だけじゃなく結構熱いのかも?
そのおかげで、今の私に、とってもタイムリーな雑誌が出ます♪
24日発売の「エスクァイア」の特集は「指揮者のチカラ。 現在進行形のベルリン・フィル。」。ベルリン・フィル入門編としてもってこいの内容では?楽しみです。

ベルリン・フィルとともに、今私の中で熱いのが、指揮者グスターボ・ドゥダメル。こちらは来日公演のチケットをゲット済みです。オーケストラはベネズエラのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ」。CDがなかなか届かないので、待ちきれずに、Youtubeなどで音源を聴きまくっているのですが、鳥肌もののすごいオーケストラです。音楽を全身で捕まえてオーケストラを鳴らすドゥダメル、それに応える大編成のオーケストラ。その一糸乱れぬ演奏は、決して統率されているのではなく、みんなが心を1つにして音楽を奏でる喜びに満ち溢れています。

このドゥダメルを高く評価しているのがベルリン・フィルの芸術監督サー・サイモン・ラトル。その評価が、今年のヴァルトビューネに繋がったんですね。これも何度聴いても素晴らしい。シモン・ボリバルのオーケストラとは違う、大人の魅力です。なんていうのかなー。行間の美しさというんでしょうか。楽譜にはない余白の部分がすごく気持ちよくさせてくれるんだろうな。

そして、気になるのが、今後のドゥダメル×ベルリン・フィル。やっぱりありました!来年3月5~7日、ベルリンでの定期公演で競演します。プログラムは、

1.ラフマニノフ:交響詩「死の島」
2.ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲
3.プロコフィエフ:交響曲第5番

となってます。
ヴァルトビューネのラテンナイトから一変、今度はロシアンナイトですねー。と書いてみても、素人の私には馴染みがなくて、それくらいしかわからないんですが、、、汗。
特に1と3。「死の島」って、タイトルも知らなかった。英語のタイトルを見ても全然わからなくて、ウチにある「クラシック音楽作品名辞典」で、ラフマニノフのところから、これ?だな?と日本語タイトルを見つけた次第です。プロコフィエフだと「ロミオとジュリエット」くらいしか聴いた覚えがないなー。どんな曲なんだろ?聴いたら、実は知ってるメロディーだったり?
このプログラム、玄人の方から見ると、どんな印象なのでしょうか?教えて欲しい!
変拍子と不協和音満載な感じかなー?だったら好きだなー。(書いてて恥ずかしくなってます。大汗)
よくわからないけど、聴いてみたいですねー。ベルリン5日間の旅がちらついちゃいて困ります。だって、もしマイルで飛べれば、ベルリン・フィルの東京公演2回聴きに行くくらいの金額で行けちゃうかも?なーんて。

とりあえず、雑誌と映画で勉強しまーす。ワクワク。
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by fumiko212 | 2008-11-20 20:09 | 音楽 | Trackback | Comments(2)

ベルリンとベネズエラ

先週の土曜日、11時近くに帰宅して何気なくTV(NHK BShi)をつけると、クラシックの野外コンサートを放送中。どこだろうー?と思いながらチラチラ見ていると、真っ赤なドレスを着たソプラノ歌手がやわらかく力強い歌声で、どことなく哀愁の漂うメロディを浪々と歌っている。ああ、いいなー、野外コンサート。
その後もネットを見ながら、耳だけ音楽を聴いていると、だんだんそっちの方が気になって、というか、捨て置けなくなってきた。今度は現代風の曲をやっていて、そういう曲って上手くないと聴いていられないもの。なんだけど、ドンドン演奏に引き込まれてしまう。これは一体何のコンサートをやってるんだろう?とNHKのHPを見て納得。「ベルリン・フィルのワルトビューネ・コンサート ~2008~」と出ていた。上手いはずだよ!ベルリン・フィルだったよ!
以下は番組HPの紹介文。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、ベルリンの野外コンサート会場で、 クラシック音楽をより気楽に楽しむ音楽会「ワルトビューネ・コンサート」を毎年開催している。 普段着で、風に吹かれ、サンドイッチをほおばりながら芝生に寝そべって楽しむこのコンサートは、 肩肘張らない、親しみやすいクラシックコンサートとして人気を博している。
今回の指揮は、ベネズエラの俊英、グスタボ・ドゥダメル 話題のベネズエラの管弦楽団シモン・ボリバル・ユースオーケストラを世界のスターダムに押しあげ、 2009/10年シーズンからサロネンの後任としてロサンゼルス・フィル音楽監督に就任するドゥダメルが ベルリン・フィルの指揮台に上る。 「今年のワルトビューネは一味違う」と世界中の好楽家の注目の的となっている。 コンサートのテーマは「ラテン・アメリカ」。


またあの美しい声のソプラノの人が出てきた。ああ、この人いい声だなー。オーケストラもいいなー。そしてたまに映るお客さんたちも気持ち良さそう。
指揮者が活き活きとしてる。若そうだな。でもなんだかすごく魅力ある指揮者だぞ。ベネズエラの人なのか。
あ、フルートのエマニュエル・パユが映った。ベルリン・フィルで唯一知っている演奏者。彼の演奏を聴いたのは確か10年近く前だった。あの時は青年だったけどちょっとおじさんになったな。うーん、相変わらずいい音出すなー。
その後も続く、素晴らしい演奏の数々。やっぱりベルリン・フィル、素晴らしい。あー、いいなー、いいなー、すごいいいっ!ベルリン・フィルいいっ!素人の私でも、やっぱり、いい演奏ってわかるんだ。あー、もう涙出そうだーっ。
と、一気にこのコンサートの虜になってしまった。かなりの興奮状態でした。

コンサートは終盤に向かってドンドン盛り上がっていき、ハイテンポの曲が繰り出されてくる。1曲終わるごとに客席からは大歓声、大拍手、そして口笛!暗くなった客席ではみんな手に花火を持っているではないか!

アンコールでは指揮者が「ベルリン・フィルとダンスした。」だったかな?などと言って会場を盛り上げる。そして、「今日が92歳の誕生日の作曲家の曲、アルゼンチンのタンゴを演奏します。」と言って演奏した曲。これがまた。もう鳥肌ものの美しさだった。
続いて、バーンスタインの「マンボ」。ウェストサイドストーリーの曲です。もちろん、お客さんもオーケストラも「マンボ!」と叫ぶ!お客さんも楽団員たちも笑顔がはじける。
ラストは「ベルリンの風」。このコンサートのラストに毎年演奏される定番ソングなのだとか。お客さんが曲に合わせてみんなで口笛を吹きます。これ↓です。すごい楽しそう~。



はーーー。楽しかったーーーー。と、夢見心地。

このコンサートに行ってみたい!という気持ちが膨れ上がってしまい、夜中にネットで検索、検索。勉強、勉強。
このコンサートは毎年テーマがあるみたいで、例えば過去には小澤征爾が2度登場しているのですが、1度目は93年の「ロシアン・ナイト」でチャイコフスキーやストラヴィンスキーを、2003年は「ガーシュウィン・ナイト」となっていました。92年~2003年はDVDになっていたので、とりあえず一番親しみやすそうな2003年の「ガーシュウィン・ナイト」を購入。

ワクワクと見てみると、うんうん、これもいいぞ。
ベルリン・フィルのラプソディ・イン・ブルー、ステキだ。
そしてこのコンサートはお客さんも主役だと思った。観客の音楽を全身で楽しもうっていう熱気が素晴らしい。

でも、何か違う。この間の「ラテン・ナイト」の盛り上がりは本当にすごかった。
もしかして、あの若い指揮者。あの人もすごかったんじゃないか?

グスタボ・ドゥダメルという人。なんと、81年生まれ!まだ20代ではないですか!す、すごい。すごい人がいるもんですねー。
彼が率いているベネズエラの管弦楽団シモン・ボリバル・ユースオーケストラ。25歳までの若い楽団員たちの中には、恵まれない境遇で育った子供たちもいるそうで、決してエリート集団ではないのに、世界の注目を集めているオーケストラなのだとか。CDも何枚か出ています。ベートーベンの5番、7番、マーラー5番など。でも、注目は「フィエスタ」という今年の1月に録音されたアルバム。南米の作曲家の曲を集めたアルバムで、今年のワルトビューネで演奏された曲もいくつか入っている。ということで、今度はこっちを購入。早く届かないかなー。

そして、とってもタイムリーなことに、グスタボ・ドゥダメルとシモン・ボリバル・ユースオーケストラが12月に来日するではないですか!私が行けそうな日のプログラムは、、、

チャイコフスキー:交響曲第5番
ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲
ラテン・アメリカ作品

気になるのは「ラテン・アメリカ作品」の詳細ですが、ドゥダメルさんのオフィシャルサイトを見てみたら、、、

Castellanos: "Santa Cruz de Pacairigua"
Márquez: Danzon no. 2

おおっ!この2曲目のほうは、ワルトビューネでもやった曲です!
うーん。行ってみたい!けど、平日は仕事がどうなるかわからない。この辺り、お芝居やコンサートのチケットも取ってて、これ以上スケジュールのブロックは厳しそうだし、、、チケット当日まで残ってくれないかなー。無理かなー。

そして、やっぱりワルトビューネ(とNHKでは表記していますが「ヴァルトビューネ」の表記のほうが一般的みたいです。)のコンサートも行ってみたい。来年はラトル指揮でラフマニノフ「ピアノコンチェルト第3番」やストラビンスキー「春の祭典」などをやるそうです。グッと正統派な選曲になるみたいですねー。チケットはベルリン・フィルのサイトから取れるそうなので、トライしてみようかなー。もしいい席が取れたら行っちゃおうかなー、と、こちらも妄想が広がります。
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by fumiko212 | 2008-11-13 21:48 | 音楽 | Trackback | Comments(4)