ニューヨークのホリデーシーズン37景(36日目)

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今日の写真もメトロポリタン美術館のクリスマスツリーの展示の一部を映したものです。一番前に立っている豪華な装束にマント、頭にはターバンのような帽子(?)を被った男性、その後ろにも同じような姿の馬上の男性が2人。この3人はイエスの誕生を知り、礼拝に訪れたという東方三博士といわれる人たちなのだと思います。(解説を読んでいないので私の想像ですが多分あっているでしょう。)この人形はツリーの向かって右側に、正面の幼子イエスの方へ向かって歩いているように展示されています。彼らがイエスに会ったのが1月6日とされているそうなので、この写真は1月5日にアップしようと思っていました。

私が聖書について知っていることは今でもほとんどなくて、20代のころにイタリアを旅行した時にたくさんのキリスト教を主題とした絵画を見て、聖書のどんな場面を描いているのかくらい知っているともっと楽しめるだろうと「西洋絵画で聖書を読む」という内容の本を読んでざっと頭に入れました。「東方三博士の礼拝」はたくさんの画家の作品に描かれているのですが、このシーンについてもう一つ覚えていることがあります。
20代のころ一緒に働いていた女性が、当時ブームになり始めていたアロマテラピーを本格的に勉強し始めていて、彼女から、イエスが誕生した時の3つの贈り物の内、1つが黄金、残る2つがお香だったのだと教えてもらいました。「香り」は黄金と同じくらいの価値があった証拠であるとのことでした。その2つのお香が「乳香」「没薬」であることは後から知りました。アロマテラピーで使う精油では「フランキンセンス」「ミルラ」という名で売っています。どちらも樹脂なのだそうです。私も彼女から影響を受けて、アロマテラピーの講座を少し受けたのですが、初心者にはなかなか手ごわい精油で使いこなすことはありませんでした。
その後、ヨーロッパで大きな教会を見学する機会がありましたが、神父さんが白い煙がもくもく出ている真鍮製の香炉のようなものをぐるぐると振り回しながら回廊を歩いていた場面に遭遇しました。とてもいい香りで、旅の疲れがいやされたことを覚えています。もしかしたら乳香や没薬の香りが混じっていたのかもしれません。

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# by fumiko212 | 2017-01-05 00:00 | -NYホリデーシーズン2015 | Trackback | Comments(0)

ニューヨークのホリデーシーズン37景(35日目)

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元日の夜のMoMA。正面の壁に見えるのはゴッホの「月星夜」です。この混雑っぷりがホリデーシーズンならではの風景だと思ったので選びました。

元日はお休みの美術館が多い中、MoMAは休まずオープンしているので、以前にも元日のMoMAを訪れたことはありました。その時は午前中だったのもあり結構ガラガラで、元日の過ごし方としてはなかなか良い選択をしたと思ったものです。

しかし、2016年の元日は金曜日。金曜日といえば16時以降の入場料が無料になる日です。ご覧のとおり、新年をニューヨークで迎えた世界中の観光客しかいないといった感じで、聞こえてくるのは英語以外の言語ばかり、そして一見すると美術館とはあまり縁のなさそうな雰囲気の若い人が多かった。確かに本当の美術好き、またはニューヨーカーなら、こんな環境での鑑賞はいくら無料でもありえないと思うことでしょう。
金曜日の夜が無料になるのは2004年に現在のMoMAになった時から変わりはありませんが、この日に受け取ったチケットには「UNIQLO Free Friday Nights」と書かれていました。なんと、現在のこの無料開放は我らがユニクロがスポンサーになっているのです。元日にやることないし、無料ならMoMAに行ってみるか、と思った人たちが、美術鑑賞の楽しみを知るきかっけをユニクロが提供しているのだったら素敵ではないですか。20代の頃、美術鑑賞の経験がほとんどなかった私も、パリのオルセー美術館の夜間開館日(確か少し入場料が安かったと記憶)に訪れて、ルソーの絵の前で雷に打たれたように感動し、美術鑑賞の楽しさを知ったことを思い出しました。
かつてバブル景気に乗じてニューヨークの有名不動産を買い占めてひんしゅくを買った大手日本企業に比べたら、ユニクロはすごくいいお金の使い方をしているではないですか。つくづくお金の使い方ってセンスを問われるものなのだな~と思ったりしました。

これだけ混んでいても極端にマナーが悪い人や絵の前に立ちはだかって解説を読みふける人もいないので、意外とストレスなく作品を鑑賞できました。直前に原田マハさんの「モダン」(MoMAを題材にした短編小説集)を読んだばかりだったので、本に出てきた作品を間近で見られたのもよかったです。
でも、次はちゃんと入場料を払って、人の少ない環境で鑑賞したいとも思いました。一応、美術鑑賞愛好家の端くれだし、大人なので、、、それに、自分のお金の使い方のセンスはどうなんだ、と突っ込まれそうだ。今回はユニクロとMoMAに感謝です。

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# by fumiko212 | 2017-01-04 00:00 | -NYホリデーシーズン2015 | Trackback | Comments(0)

ニューヨークのホリデーシーズン37景(34日目)

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ホテルの部屋から見た日の出の写真です。元日のご来光ではなく、帰国日、1月3日朝の写真。元日は曇り空で朝日は見られず、2日は薄く曇が残る空ではありましたが朝日を拝めました。そして3日の朝、見事な快晴になりました。
東の空の色が変わり始めてからこうして太陽が顔を出すまでの約1時間、カメラを構えて窓辺に張り付き写真を撮りつつ、空の色の変化、光を映すビルの壁がオレンジ色に輝く様子、ビルの屋上から立ち上る蒸気が白く輝くさま、などをつぶさに観察しながら過ごします。これらの様子は一時も同じものはなく、刻々と変化しながら輝きを増していきます。その一瞬一瞬に感動します。太陽の光に照らされたとき、その光と熱量に圧倒され、拍手を打たずにはいられない神々しさを感じました。これが私の2015年の初詣でした。

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# by fumiko212 | 2017-01-03 00:00 | -NYホリデーシーズン2015 | Trackback | Comments(0)

ニューヨークのホリデーシーズン37景(33日目)

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お正月っぽい写真を探していてこれを見つけました。バーグドーフのウィンドウの中の1つです。この窓のテーマは占いでしょうか。去年の干支であるサルが水晶玉を見つめて向かいの女性を占っているシーンです。後ろの的のような円盤はゆっくりと回っています。バーグドーフのウィンドウで動きのあるものを見たのは初めてだったかもしれない。

動くホリデーウィンドウとえばメーシーズですが、今はどうかわからないけれど、かつて1月2日にメーシーズのウィンドウを見に行ったらすでに撤去されていたことがありました。年が明けると歩道にごろんと捨てられたクリスマスツリーも見かけるようになります。多くのクリスマスの飾りつけは1月6日までは片づけられることはないと思うのですが、お休みは1月1日までという人が多いのでしょうから、ホリデーシーズンというと感謝祭ころから1月1日までになるのかもしれないです。

外国人観光客が増えた今の日本で、12月26日以降に日本を訪れた人は、やっぱり日本ではクリスマスはやはりやらないんだな、、、なんて思うかもしれないなあ、と今シーズンはつらつらと考えていました。でもお正月飾りの方が観光客の方たちには喜ばれそうですからこれでいいのだ。日本ではもちろんすっかりお正月モードで、クリスマスの写真をアップするととんでもなく時期遅れに思われてしまうかもしれませんが、私はしつこく1月6日まで更新を続けます。まだ三博士も到着していないので。。。(と写真予告)

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# by fumiko212 | 2017-01-02 00:00 | -NYホリデーシーズン2015 | Trackback | Comments(0)

ニューヨークのホリデーシーズン37景(32日目)

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明けましておめでとうございます。
年明けと同時にセントラルパークで上がる花火です。花火の写真のいいのが全然なくて、これでもその中で一番花火が開いている写真なんです。
ニューヨークで新年を迎えるときは、この花火が見える部屋に泊まることにしています。していますと言っても、ホテルについてチェックインしてみないと見える部屋になるかどうかわからないのでドキドキしますが、去年もめでたくこの花火を見ることができました。そして朝には初日の出を拝めるという素晴らしい部屋。2001年には150ドルで泊まれたこのホテルが今では年末なら300ドル出しても泊まれない?なんということだ~。シェア友あってのこの景色です。
ここ数年は、ニューヨークに行きたい気持ちが盛り上がってホテル検索をするとその気持ちが一気にしぼむ、、、その繰り返しです。ニューヨークは遠きにありて思うもの、、、な心境です。こんなに好きなのに!私を受け入れてくれ~。ニューヨークよ!

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# by fumiko212 | 2017-01-01 00:00 | -NYホリデーシーズン2015 | Trackback | Comments(0)