メトロポリタン美術館

今年1月にNHKBSハイビジョンで放送された「メトロポリタン美術館」の特番。2時間×4日間でMETの魅力をたっぷりと伝える充実のプログラムでした。(今週月~木に再放送中)BS2でダイジェスト版の再放送があったので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか?
9月の旅行ではメトロポリタン美術館をじっくり見ようと思っていたので、出発前にこの特番やNHK教育で放送された「世界美術館紀行」のビデオをメモをとりながら見て予習して行きました。

b0031055_14175542.jpgエジプト部門の目玉「デンドゥールの神殿」。美術館閉館後の夜間もライトアップされているそうです。日没時間が早くなる12月には幻想的な姿が見られるかな?

b0031055_14285664.jpgMETのアイドル、カバのWilliam君。会いたかったよ~。エジプト部門は小さな部屋が沢山あって、目的の作品にたどり着くまでが大変。あちこちに立っているスタッフの方は熟知しているので聞けばすぐに教えてくれます。あとは英語を聞き間違わなければ大丈夫。

b0031055_14384633.jpgMETが発掘したお墓の埋葬品の部屋にあります。埋葬品はこのお墓に埋葬されていた宰相メクトーラの生前の生活風景を模型にしたもので、穀物の保管部屋、パン(?)を焼いているところ、家畜部屋、肉の熟成ルーム(?)など、紀元前2000年頃の生活を垣間見ることが出来ます。同じ部屋に展示されている発掘風景の写真には石室にすっくと立つこの女性像が写っていて、発見時の興奮が伝わってくるようです。この部屋、お勧めです。

b0031055_1533012.jpgアメリカン・ウィングに移って、フランク・ロイド・ライト「リトル・ハウスの居間」。家具の配置もライトの指示した通りになってるそうです。

b0031055_152128.jpgこの窓が気に入りました。

b0031055_1552031.jpgこのティファニーのステンドグラスのある噴水、METで一番好きな場所だったのですが、カフェができてちょっと雰囲気変わってしまってました。

b0031055_1593879.jpg古代オリエント部門「人頭有翼の獅子」。この部屋、感動しました。

b0031055_15271845.jpg武器・甲冑部門。ここに来るとついつい写真を撮っちゃいますね。

b0031055_15292026.jpgさあ、印象派エリアです。もう、言葉は要らないですね。
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b0031055_15342410.jpgMETに印象派絵画を沢山寄贈したハヴェマイヤーさんがドガのパトロンだったそうで、ドガの作品はとても充実しています。室内の絵がほとんどですので光があふれるような派手さはありませんが、優れた作品を沢山見ることが出来て、改めてドガ絵の美しさに気付きました。ハヴェマイヤーさん、ありがとう。

b0031055_15512322.jpgこの他にもフェルメール、グレコの「トレド風景」、ブリューゲルなど憧れの作品を心行くまでじっくりと見ることができて、本当に幸せでした。フェルメールの部屋は改装中のためリーマン・パビリオンの地下に移動中。そのせいか人もまばらで、METのフェルメール5枚を独り占めでした。

b0031055_15595587.jpgクロイスターズを含めて4日間通ったMET。でも、まだまだ見足りない。私がNYに住みたいと思う1番の理由はこの美術館なのかもしれないな。
(念願の屋上庭園でブルックリン・ラガーも飲みました♪)
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# by fumiko212 | 2004-11-10 16:07 | -NY art & museum | Trackback | Comments(11)

東京でも紅葉、始ってます。

b0031055_2048917.jpg近所に大きな公園があるので散歩に出かけました。ボチボチ紅葉が始ってます。写真は公園のメインストリートの欅並木。同じ欅でも場所によって黄色くなる木と赤くなる木があります。(木の種類が違うのかも?)携帯カメラだからショボショボに見えるけど、結構美しいのです。

b0031055_20482529.jpg紅葉にも順序があって、トップバッターはハナミズキ。毎年一番に真っ赤になります。梅も早い方かな。それから桜、欅、ポプラ、トオカエデ。最後に銀杏。同じ木でも日当たりのいいところの方が色が変わるのが早くて、公園の北の端で常緑樹に囲まれたところに1本だけ植わっている銀杏は毎年最後まで黄色い葉が残っています。この銀杏の葉がある朝全部落ちて黄色の絨毯が出来ると、いよいよ冬本番の合図なのです。
セントラルパークは遠いけど、近所の公園の木たちも意外といい仕事してますよー♪
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# by fumiko212 | 2004-11-09 21:06 | 季節のうつろい | Trackback | Comments(3)

12月のNY?

今、12月14日~17日のホテルを予約してみました。うーん、行くのだろうか?
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# by fumiko212 | 2004-11-08 11:18 | ニューヨーク | Trackback | Comments(17)

1960年のニューヨーク

b0031055_15423258.jpgオリジナル版は1960年発行のThis Is New York。サセックさんが描いたニューヨークの風景を2004年のニューヨークで見つけてきました。
表紙にもなってる消防車。b0031055_1633085.jpgb0031055_165585.jpg

給水栓いろいろ。右上の給水栓のモデルを見つけた。
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非常階段のモデルはイースト・ヴィレッジで発見。b0031055_16122439.jpgb0031055_16132315.jpg

木造の貯水タンクも。b0031055_1616270.jpgb0031055_16174372.jpg

日曜日の新聞は40年前からずっとこの分厚さなんだ。b0031055_16185593.jpgb0031055_1620424.jpg

グッゲンハイムもあったんですね。
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# by fumiko212 | 2004-11-07 16:26 | ニューヨーク | Trackback(1) | Comments(17)

沙漠の王国ヨルダン展

b0031055_1213314.jpg久々に美術館に出かけました。世田谷美術館で開催中の「沙漠の王国ヨルダン展」。
先日の日記に書いた「パレオマニア」を読んでから、古代への思いが募っていたので、今日はかなり心躍りました。一番最初の展示品は50万年前の石器。本物の石器をじっくり見たのは初めてだった気がします。子供の頃の教科書に出ていた石器の写真を見たときはタダの石とどうやって見分けられたんだろう?って素朴に思っていたのですが、実物を見たら人間の手が加わった道具であることがひと目でわかる感じでした。それにしても50万年…。ヨルダンの時間軸の長さに気が遠くなりそうです。
紀元前1000年とか2000年のエリアの展示物も信じられないくらい洗練されていて驚きでした。動物の置物、ランプ、香料を入れるための小さな壷、ろくろで成形された土器など。美しい装飾や彩色が施されていて、質実剛健だけじゃないデザインへのこだわりを持った人たちだったんだと思うと、古代の人たちに親近感が沸いてきます。
ヨルダンは周辺の地域に栄えた文化、文明の影響や支配を受けつづけた歴史があり、メソポタミアやエジプトからの交易品、キリスト文化のモザイク、ギリシャ風の彫刻など、時代によって展示の様子がガラッと変わるのもおもしろい。そしてぺトラ遺跡のナバテア王国。ヨルダンの人たちが自国の歴史の中で一番誇りに思っている時代だそうで、この時代の土器は色はテラコッタ色だけど、薄さは磁器のよう、土製の水道管は素材を替えれば現代のものと言ってもいいくらい、全てが完成されている感じでした。
「パレオマニア」でギリシャの遺跡を見た主人公が「古代の人も現代の我々も美しいと思うものは同じなんだ。」と言っていましたが、その言葉を実感した展覧会でした。
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# by fumiko212 | 2004-11-06 01:23 | アート | Trackback(1) | Comments(7)