夕立ち(9月9日)

到着日の夜、夕食を取るためにレストランが集まるアムステルダム・アヴェニューに出かけました。どこのレストランも歩道に大きなひさしを出してテーブルを並べています。日本のオープンカフェのような遠慮がちな並べ方ではなく、2人がけの席が3列並ぶくらい、歩道に広く張り出していました。すごくいい感じ。(こういう写真を撮ってないんですよねー。今回の反省点です。)

b0031055_15543776.jpgで、一応目星をつけておいたイタリアンに入ってみました。ちょっと疲れていたので店内の席に座りました。キャンドルをつけてくれて、これまたすごくいい雰囲気。とりあえず、カンパリソーダで3年半ぶりにNYに戻って来れたことを祝って1人乾杯しました。

パンをかじりながらしばらく飲んでいると、突然の夕立ちです。通りの向こう側の歩道がかすんで見えなくなるくらい激しく降ってきました。オープンスペースに座っていた人たちは自分のカクテルやらワインやらのグラスを持ってぞくぞくと店内に移動してきました。なんとなく楽しげに。

映画のワン・シーンを見るような感じで、ぼんやりと外の雨とその人たちを見てたら、何だか身体の底から幸福感がこみ上げてきたのです。なんかいいなー、って。こういう風景を見るためにここに来たんだ、って思えてきて。

やっぱりNYっていいなー。もう初日の夜からウットリでした。変かなあ?何せ3年半振りですからね。
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# by fumiko212 | 2004-09-27 15:59 | ニューヨーク | Trackback | Comments(4)

ヤンキーズを見に(9月19日)

せっかくシーズン中にNYに行くんだから…。ということで、行ってきましたヤンキーズ戦。
1人だったら絶対に行かなかったのですが、従姉とその子供が一緒に行ってくれるというので、急遽チケットを依頼しました。野球には疎いので知らなかったのですが、ヤンキーズ対レッドソックス戦は人気カードなんだそうですね。(既にプレミアがついていて外野席定価8ドルが53ドルでした。)

この日の試合内容についてはむさじんさんがブログに詳しく書いていらっしゃるので、そちらをご覧になってください。写真も沢山で素晴らしいレポートです。

試合の前日に、明日の開始時間何時だっけ?という話になり、子供と一緒にネットで検索しました。スタメンはどうなってるかな?と検索していく内に、ESPNの選手名鑑検索のページに行き当たりました。早速、松井を検索すると、プロフィール・成績などのデータと一緒に名前の読み方が出ていました。「mat-SOO-ee」だって(笑)。ちなみにイチローは「ee-chee-row suh-ZOO-key」。

攻守交代のタイミングでオーロラビジョンに珍プレー好プレーなどの映像が流されるのですが、その中の1つに、ファンの人たちに「松井」のスペルを言ってもらうコーナーがありました。「MI…」とか「MAZ…」とか。「mat-SOO-ee」って発音してるんだからわかんないはずだ。最後に松井本人が出てきて「M-A-T-S-U-I. マツイ」と正解を言ってました。

電光掲示板やオーロラビジョン、グラウンド整備のおじさんたちのYMCAなど、ファンを楽しませる工夫が沢山あって、試合終了まであっという間でした。この日は小泉首相の始球式もあって、得した気分なMLB観戦でした。
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# by fumiko212 | 2004-09-26 12:52 | ニューヨーク | Trackback(1) | Comments(2)

東京都現代美術館に行ってきた

昨日は2つの美術展を見に、東京都現代美術館(MOT)に行ってきました。
「花と緑の物語展」「ピカソ展-躰[からだ]とエロス-」

「花と緑」の方はルソーの密林絵画「熱帯風景、オレンジの森の猿たち」が出展されているので行きたかった美術展。たわわに実ったオレンジの鮮やかさが印象的な作品でした。
多数展示されていた印象派の絵の中ではセザンヌの「庭園の花瓶」が良かった。最近やっと気付いたのですが、印象派の巨匠たちの作品は近くで見るとピンぼけみたいな感じでイマイチつかみ所がないのですが、かなり離れた場所(2,3歩程度ではなく、部屋の入口ぐらいまで下がって)から見ると、突然立体感が出て見えてくるんですね。この絵も小さな作品で近くで見るとよくわからないのですが、ちょっとはなれた場所の絵を見ているときに、不意に振り返ってみたら、絵が浮かび上がってるように見えました。更に正面じゃなくて斜めから見るとまた違った感じになったりもして…。
人気がありすぎてないがしろにしてしまいがちなモネの作品では若い頃と晩年の作品が隣りあって展示されていたりして、興味深かったです。

MOTのカフェでしばし休憩してから、「ピカソ展」へ。まだ始ったばかりで大混雑していました。マリ・テレーズをモデルにした裸婦の作品何点かを除いて、安心して見られる作品は1枚もなく、見るのにパワーがいる作品だらけでした。
帰ってから岡本太郎の「今日の芸術」を改めて読み直しました。「今日の芸術は、うまくあってはいけない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。」ピカソはまだまだ現代に生きつづけている芸術なんだ、と実感しました。
子供の頃には恐ろしかったゴッホの絵を、最近は落ち着いて見られるようになってきたように、いつかはピカソの絵もそうなっていくのか?うーん、今のところは考えられません。

いつもは1人で行くことが多い美術展ですが、この日は美術好き仲間の皆さんとご一緒させていただきました。こういうのも良いなー。楽しかったです。ご一緒してくださった皆さん、どうもありがとうございました!また、よろしくです。
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# by fumiko212 | 2004-09-26 10:42 | アート | Trackback(1) | Comments(2)

ビスケット

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この人形、見たことありますか?アメリカのPillsburyという会社のキャラクターのDoughboy君です。doughとは小麦粉に水を加えて練ったもののことで、この会社はオーブンに並べて焼くだけのパン生地メーカーみたいです。

b0031055_2105926.jpg今回の旅行で、親戚の家に泊めてもらっていたとき、従姉が朝食に出してくれたのがここのビスケットでした。筒状の紙パックを手でメリメリッとめくると、中からふわふわのビスケットの生地が出てきます。これをパイ皿に並べてオーブンで焼くだけでホッカホカのビスケットの出来上がりです。(従姉はひと手間かけて、オレンジ風味のソースをかけて焼いてくれました。)焼きたてのビスケットは外はカリカリ、中はしっとりで、いや、もう朝から幸せでした~。

翌日、トライベッカのBubby'sでおいしいと評判のビスケットが出てきました。従姉と私の感想は、「まあ普通だね。昨日の方がおいしかったね。」でした。

これ、日本にも売っているのかな?スーパーに探しに行ってみよう。
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# by fumiko212 | 2004-09-24 20:59 | -NY food | Trackback | Comments(6)

クロイスターズ(9月12日)

長年の懸案事項だったクロイスターズにやっと行くことができました。今回の旅のテーマの1つは「METをじっくり見る」だったので、やはりはずせないな、と行くことにしましたが、本当に行ってよかったです。

b0031055_11483992.jpgクロイスターズへは、地下鉄のAラインで最寄の190丁目の駅へ、そこからFort Tryon Parkを抜けていくと高台の上に中世の修道院風の建物が見えてきます。出発の直前にMontaさんからこの公園を絶対散歩しながら行くべき!とお勧めいただいてたので、その通りに歩き出しました。たまに高台に出ると対岸のニュージャージーの森が見えたりしてマンハッタンとは思えないのどかさ。日曜日だったので、芝生でキャッチボールをする父子とか、頭にちょこんと円い帽子を乗せたジューイッシュおじさんがベンチで読書てるところとか、なごみの風景も沢山で、写真撮りまくりました。

そして漸くクロイスターズに到着。入口の木の扉からして、雰囲気あります。
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そして真っ先にクサの回廊へ。開館直後だったのでまだ人も少なく、周囲の聖母子像の彫刻などを眺めながらゆっくりと回廊を歩きました。
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回廊の中心と壁際に2箇所の噴水があるのですが、そのチョロチョロと水の流れる音が回廊に響いていました。回廊の中にはは小さな花があちこちに咲き、教会らしくハーブも植えてあります。
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そして、まわりの柱の大理石のピンク色がまた美しい!柱の彫刻も1本ずつ違っていて、いくら眺めていても飽きません。
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こうしてかなり長い時間をここで過ごしてから、建物内部に戻り、一角獣のタペストリー、カンパンの部屋、クロイスターズの十字架などを見て回りました。1階に下りてもう1つの回廊に行ってみると、そこには緑色の実を沢山つけた木が植わっていました。何の実だろう?ザクロかな?
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更にもう1つの回廊に行ってみると、コーヒーの香が漂ってます。回廊の一部がカフェになってるんですね。しかし、これはちょっと興醒めだったなー。ここは移築した展示物としての修道院なんだな、と。急速にヨーロッパに行って本当の修道院を見て回りたい気持ちが高まりました。フィレンツェで行ったフラ・アンジェリコの受胎告知の壁画がある修道院を思い出していました。

気を取り直して、クロイスターズを去る前に、もう一度クサの回廊へ戻りました。お昼近くになりヨーロッパからの観光客風の若者たちが回廊の大理石に座って休んでます。気持ちよさそうだなーと真似して座ってみました。ピンクの大理石がひんやりして気持ちいい。おもむろに靴を脱ぎ、裸足で大理石の上に足を乗せてみました。ひやー、気持ちいい~。夏に来て良かった~。噴水の音に癒されながら、しばしボーっと至福の時を過ごしました。
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# by fumiko212 | 2004-09-24 12:16 | -NY art & museum | Trackback | Comments(3)