ゴッホ展を見に行った

最近、美術展に行った話をブログに書くこともなくなってしまったけど、今は毎日更新しているので書いておきます。
上野の都美術館でやっているゴッホ展に行ってきました。混んでた~。でも意外とよく見られました。近年、やたらと開催されている感のあるゴッホ展ですが、今回は久々によかったです。

ゴッホが浮世絵など日本(ゴッホが想像した日本)から受けた影響という視点でパリ後期から晩年の作品までをたどる今回の展覧会。大きく分けて、前半がパリからアルルに移って夏前まで、後半がサン・レミに移る前後からオーヴェール・シュル・オワーズ(最晩年)の作品という構成でした。ゴッホの代表作がたくさん生み出されたアルル時代後半の作品がほとんどないのが特徴。それで気づいたのはアルル時代の前半とゴーギャンが来てからの数週間では作品の雰囲気がガラッと変わっていたってこと。そして、サン・レミ時代、オーヴェール・シュル・オワーズ時代、と亡くなる直前まで画風が刻々と変化し充実していく様子が感じられる展示だったと思います。

観賞の上で私が注目したのは4つの時代の木を描いた作品。1つ目はアルルについてすぐの早春に描かれた花咲くアーモンドの木、2つ目はアルルを離れるころに描かれれたオリーブ園、3つ目はサン・レミの療養所の庭を描いた「草むらの中の幹」とその隣にあった同時期のものと思われる「花咲く灌木」、最後はオーヴェール・シュル・オワーズで描かれた「ポプラ林の中の二人」。「草むらの中の幹」はごつごつとした木の幹にばかり注目してしまうのですが、少し離れて見ると木の茂る薄暗い庭の地面にさす木漏れ日の美しさに目を見張りました。「花咲く灌木」も木の幹の色鮮やかさに驚くのですが、離れて見ると遠景の草原のなだらかな窪みが陰になっている様子など光の描き方がアルル時代と比べるとぐっと繊細になっていることに気づかされます。最後の「ポプラ林の中の二人」は今まで見たゴッホのどの絵とも違った不思議な魅力に満ちていました。この作品はシンシナティ美術館から出品されており、今回行かなければ二度とみることがない作品かもしれません。必見の1枚です。
これら、木を題材にした4つの時代の作品をたどって、たった10年の短い制作期間だったゴッホだけれど、例えばモネが60年以上かけてたどり着いた晩年の作品に匹敵するものを37歳の作品から感じ取ることができました。それはもしかしたら、生前、1枚しか作品が売れなかったことも関係しているのかもしれない。例えば、もしアルルに行ってすぐ作品が売れ出していたら、求められるままにその画風にしばらくとどまり制作をつづけたかもしれない。売れなかったがために、ゴッホは常に変化して行けたから、短い期間に最後の作品までたどり着いたのではないか。そんなことを考えてしまいました。

この展覧会は来年はゴッホ美術館に巡回する予定だから、作品はゴッホ美術館からのものだけだと思っていたのですが、様々な美術館から集められていたのにも驚きました。くれらーミュラー美術館からの作品に気に入ったものが多かった。行きたい、行きたい、と言いながら行けていないオランダに来年こそ行こうかな。そうしたら、あの最後の1枚をもう一度見られるかも?

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# by fumiko212 | 2017-11-21 22:09 | アート | Trackback | Comments(0)

ニューヨークの収穫祭 21景(15日目)

東京の紅葉がそろそろピークですね。多分、今年はニューヨークと東京の紅葉の進み具合はほとんど一緒だったのではないかと思います。色づき始めの紅葉写真を今更載せるのも気が引けるのですが、この写真、なんかいいでしょ。秋の始めの土曜日のお昼の公園。翌日のマラソンサンデーは雨模様だったそうなので、間違いなくこの日は今年の秋一番の気持ちの良い日だったんじゃないかな。
左下の隅に謎の物体が写っているのがわかりますか?下の広場に巨大なシャボン玉を作るお兄さんがいて、そのシャボン玉が噴水を見下ろすテラスまで飛んできたのです。お兄さんの周りだけでなく、テラスの上にいた子供たちも大騒ぎでした。いまあの場所に立ったら、もっともっとすごい紅葉風景なんだろうな~。1年とは言わないけれど、11月の1か月でよいので、ニューヨークに滞在してみたい。6月と迷うけど。見果てぬ夢ですな。
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# by fumiko212 | 2017-11-21 21:30 | -NYの収穫祭2017 | Trackback | Comments(0)

ニューヨーク番外編 その2 大泉洋に始まり大泉洋に終わった

今回の飛行機はロスまではANA便でした。映画は何が見られるかなー?と楽しみにしていたのですが、見たいのが一つもなくてがっかり。まあ、近頃は映画を見る習慣がないので、情報がなさ過ぎて何が見たいかもよくわからないのです。
それでも退屈すぎるのでドラマやバラエティ番組を見ていることが多いような気がする。で、今回は「水曜どうでしょう」があったので初めて見てみました。伝説的なバラエティ番組だとは聞いたことがあったけど実際に見たのは初めて。やってたのは99年の「ヨーロッパリベンジ」1、2回目でした。内容は、97年当時にビザなしで入国できるヨーロッパの21か国を1週間程度でレンタカーで制覇するという企画で行けなかった8か国の内、北欧4か国を同じくレンタカーで1週間程度の日程で回るというものでした。そういう番組だったのか、というのも今回知りました。
車はパリからスタートしてドイツを経由してデンマーク→スウェーデン→ノルウェー→フィンランドを走り抜ける計画で、ほとんどが車中みたいな感じなんですね。行き先を知らされていない大泉さんが短パンにサンダル履きで行くことになったり、写真集を作るために飛行機の中からどうでもいい写真を撮り続けたり、ドイツで赤ずきんちゃんや眠れる森の美女の寸劇をやったりしながら初日から宿が取れずドイツの道端で野宿するという内容でした。20年近くたってるのに面白さが色あせてない!遅ればせながらはまりすぎて、2回ずつくらい見て爆笑(声は出さず)してました。
帰りは月が替わってたので3、4話が見られて、またまた爆笑。2回ずつ見た。続きも気になって日本で見ました。そして、北欧の人たちが家の中を明るく快適にするために素敵なデザインの家具やテキスタイルが発達した理由がわかった気がしたし、来年日本に来るムンク展がすごく楽しみになったりしました。ムンクが叫びを書いた理由もなんとなくわかる、奥の深いバラエティでした。

で、ここからが面白いのですが、なんと、ニューヨークで現代の大泉さんを目撃したのでした。こういうことってあるんですね~。あんまりこういうことを書くのは好ましくないかもしれないけど、まあ、このブログ、新しいエントリへのアクセス数3件とかだから問題ないよね~。

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# by fumiko212 | 2017-11-20 23:44 | 私のお気に入り | Trackback | Comments(0)

ニューヨークの収穫祭 21景(14日目)

ニューヨーク市立図書館の長~い読書室。いい雰囲気ですね。私たちのような観光客がうろうろしていて、雰囲気を壊してたかもしれませんが、写っている人たちはそれぞれご自分の世界に没頭されているように見えるので大丈夫でしょう。

わが町の図書館は相変わらず倉庫のような雰囲気ですが、それでも図書館は好きです。本は家になくていい。図書館にあればいいです。父の死後20年近くたちますが、未だ処分が完了しておらず、自分が本を処分するのが下手だと思い知っているので買わないようにしています。この20年買い続けていたニューヨーク特集の雑誌やニューヨーク本、これも捨てられそうにありません。なのに今回の旅ではそれらの本を見もせずに旅立ちました。インスタから入ってくる情報だけで十分で、もう雑誌も買わなくてよくなったのかと感じました。だからと言って30~40冊ある過去の雑誌類をすぐに捨てられる気が全然しないのです。困ったもんだ。
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# by fumiko212 | 2017-11-20 23:23 | -NYの収穫祭2017 | Trackback | Comments(0)

ニューヨークの収穫祭 21景(13日目)

いよいよ来週は感謝祭のようですね?11月の終わりの方の木曜日という覚え方ではっきりしなくてすいません。確か米国では感謝祭は1年で一番多くの食料が消費される日、と聞いた覚えがあります。日本のお正月みたいな感じなんでしょうね。家族が集まる日であることや食べるものが決まっているのも似ている感じがします。
この写真もかぼちゃを玄関の階段に飾り付けていますが、色々な種類があるのですね~。そして絶妙のバランスで並んでます。センスいい!
毎日更新を目標にしていましたが昨日1日更新が抜けてしまいました。21景とタイトルをつけているので、また続けますー。
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# by fumiko212 | 2017-11-19 22:36 | -NYの収穫祭2017 | Trackback | Comments(0)