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アルテピアッツァ美唄

彫刻家 安田侃の作品を展示するための公園、アルテピアッツァ美唄に行ってきました。
私が安田侃を認識したのは、直島のベネッセアートミュージアムの作品でした。札幌から約1時間の場所にあるこの美唄という町は彼の出身地なのだそうです。東京では東京国際フォーラムや東京ミッドタウンに作品があります。
紅葉のベストシーズンを狙ったのですが、天候不順が続いた北海道の紅葉、今年は少し遅めのようです。カメラだとこのような染まり具合ですが、人間の目は見たいものを見たいように見る心の目というフィルタがあるのでもう少し染まっているように見えたりもしました。
まだ朝の冷気が残っていて、作品も芝生も朝露でしっとりと湿っていました。
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作品は広範囲に点在しており、中には「熊に注意!」の看板を横目に林の中に入っていかないと見られない作品もあります。びくびくしながらたどり着いた作品の周りにはいい気が流れていました。
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廃校になった小学校(現在は一部保育園になっている)にも作品が展示されています。小学校だったころの面影が残る中に展示されている小ぶりな作品のたたずまいはなかなか良いものでした。
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入場料は無料ですが、寄付の箱が置いてあります。
この後、付近にあった廃線鉄道の駅を見に行ったのですが、線路が取り除かれサイクリングロードになっていました。が、そのサイクリングロードも手入れができなくなったのかアスファルトが傷み、雑草でおおわれてしまい、立ち入り禁止となっていました。
アスファルトで舗装してもこうなのですから、アルテピアッツァ美唄の山道など、ひと夏手入れを怠れば、あっという間に人が入れなくなってしまうのでしょう。山の中の作品が忘れ去られてしまわないよう、もう少し寄付をすればよかったとちょっと反省しました。。。
札幌からだと電車と本数の少ないバスを乗り継ぐことになります。2人以上で運転ができる人がいるならレンタカーが良いかと思います。雪が積もったところもきっと素敵だと思います。
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by fumiko212 | 2016-10-29 08:44 | アート | Trackback | Comments(0)

買っておいてよかった16㎝

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ストウブの鍋です。最初に買ったのは煮込み料理に良さそうな22㎝。20㎝と迷いに迷って母に実物を見てもらったら22㎝と仰せだったので従いました。間違いなかった。2人家族には大きすぎるのでは?と思ってたけど煮込み料理は多めに作る方がおいしいし調理時間を考えたら2食分+弁当のおかず分くらいできないと割に合わない。

次に買ったのが写真の16㎝です。米2合の炊飯によさそうだと思い購入。この写真だと分かりにくいんだけど結構深さもあります。18㎝以上のこのシリーズの鍋とはシルエットが全然違うんです。それが気に入って買いました。使ってみると2合の炊飯にはやや小さかった。出番はあまり多くはないですが、たまに使うといい大きさ(深さも)だなと思います。菜の花をオリーブオイルとニンニクでクタクタになるまで蒸し煮にして刻んだアーモンドと混ぜてパテみたくするという料理が本に出てて、この鍋で作った料理のなかで一番美味しかったし鍋が活きました。

そうなんです。ストウブの鍋ってシチューみたいな水分の多い煮込みより少ない水分で蒸し煮にする料理に適してるんですよね。

タイトルに買っておいてよかったと書いたのは、この16㎝の鍋、廃盤になってしまったそうなんです。今売ってるのは18㎝以上の鍋と同じようにもう少し浅いシルエットになってしまいました。多分、ストウブが炊飯用の鍋を出したからだと思います。

私としてはこの重い鍋を毎日の炊飯に使うのはちょっと気が重い。炊飯はもっぱら軽いアルミの文化鍋です。これも16㎝と小さいものです。炊飯器とちがって場所を取らないのがとてもよいです。
日本人の米離れが言われて久しいですが、私は3食米を食べたい。日本にしか住めないなーとつくづく思います。鍋の話を書いたのになぜか米愛を語って終わる。。。
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by fumiko212 | 2016-10-28 20:25 | 私のお気に入り | Trackback | Comments(0)

真田太平記八巻読書中

いよいよ佳境に入った真田丸ですが、並行して読んでいる真田太平記は一気に読まず、大河と着かず離れずな感じでここまで来ました。何となく予想はしてたけど、案の定、関ヶ原で一気に遅れをとり、現在文庫版の第八巻、紀州九度山を読んでます。

今日読んだ部分から。
柳生五郎右衛門が滝川三九郎に放った言葉。
「いま、このときを忘れるな」
「武士の一生は束の間のことじゃ」
「その束の間を、いかに生くるかじゃ」
このあと二人は打ち合い、三九郎が脚に太刀を受けて決着はついたものの、その後の戦闘で柳生は討死する。

突然話が飛ぶけど、たまにぼんやりとテレビの野性動物の番組を観ていると、地球上のあらゆる生物(植物も)は子孫を残すため、種を絶やさないために生命活動を行ってるんだなって思う。子供を持たなかった私はそのサイクルから外れてなにも残さず死んでいくのだなあなんて思ったりもしますが、そもそも生物はよりよい個体を残すためになるべく優れた遺伝子を残すようになっていて、さらに食物連鎖が維持されるためにはある種だけが増えすぎないように適度に淘汰される必要もあるから、これで合ってるんだよな、と納得したり。

ところで、先日、俳優の平幹二朗さんが亡くなって、私は舞台で見たことはないのだけど、素晴らしい俳優さんだったと語られるのを何度も耳にした。きっとそうなのだろうなと思う。そういえば息子さんも真田丸でいい演技してたな。でもどんなにいい役者でも死んだら二度と新しいものはやれない。どんなにいい子孫を残しても、その個体ができることは命がある間だけなのですよ。

そういえば真田丸で昌幸が死ぬときに信繁に言ってた。
「軍勢を一つの塊と思うな。一人一人が生きておる。一人一人が思いを持っておる。」

なんの話かわからなくなってきたけど、柳生五郎右衛門のセリフが何で心に響いたかここでわかった。
雑魚には雑魚の思いがあるのですよ。現代を生きる雑魚の私も束の間を生きているのだなあ。何を残すかじゃなくていかに生きるかってことなのかな?困った~。

ん?待てよ。雑魚に失礼だわね。10キロの卵から出てきてがっかりされるカイロス。それが私か?汗

いやいや、ちょっと待て。別に自分を当てはめなくてもいい話なのにね。カイロスにも悪いわ。

娯楽小説を読みながら哲学?してしまう読書の秋、満喫中、なのかな?
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by fumiko212 | 2016-10-27 23:59 | つぶやき | Trackback | Comments(0)

六花文庫と91年のニューヨーク本

札幌に行ってきました。
行きたい場所がいろいろあったので慌ただしくあちこち動き回った旅でした。

そんな中の1つが六花文庫。マルセイバターサンドの六花亭が持っている図書館です。蔵書は食に関する本のみ。(一部美術関係も)
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滞在できたのは1時間程度だったので最初に目についた3冊の台所に関する本を読み、もう時間がほとんどないなかで見つけたのがこのニューヨーク本でした。
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奥付を見ると初版は91年。ざっと見るとカラフルなイラストでニューヨークの食に関するあれこれが紹介されていました。早速Amazonに出品されていたのを見つけてオーダーしたものが届きました。
最近よく友人たちと、ニューヨークの食は美味しくなったよね、と話すのですが、この本に出てくるものたちがなくなってしまったわけではないことに気づかされました。ゼイバーズもユニオンスクエアのグリーンマーケットももちろん出ています。これからじっくり読むのが楽しみ。

六花文庫、真駒内の駅から団地を抜けて10分以上歩く場所でしたが、あんな図書館が近くにあったらいいだろうな~。京都の恵文社一乗寺店に行ったときも、この近くに住みたいと思ったものでした。あそこにもまた行きたいんだった。

札幌では、念願の六花亭札幌本店で食べたかったいろんなものを食べ、森彦の2つのカフェでコーヒーを飲み(アトリエの方は大橋歩さんのアルネのバックナンバーが置いてあり、モーニングを待つ間にむさぼり読んだ)、シエスタラボと点と線模様製作所で買い物をし、郊外に足を伸ばして安田侃のアルテピアッツァ美唄、イサム・ノグチのモエレ沼公園を訪れ、札幌在住の友人の素晴らしいアテンドによるおいしいごはんを食べ、ちくわパンもゲットし、充実しまくった3日間でした。

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by fumiko212 | 2016-10-21 20:22 | 本・雑誌 | Trackback | Comments(2)