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紙ものまつり@手紙舎 と 小さな家の台所 三谷龍二の家具とうつわ@OZONEにっぽんフォルム

GW始まりました!衣替えや掃除や片付けなんかがたまっているけど、そして、ずっとサボってたラン再開とかもっとチェロの練習をするとかの意気込みもあったけど、この時期しかやれないこと優先です。

b0031055_23461895.jpg今日はつつじが丘の手紙舎さんで一昨日から始まった紙ものまつりへ。ちょいと出遅れてしまったので、到着したときには外まであふれる人人人。入口外のテーブルにあるマスキングテープ、サンプルにはあった点と線模様製作所のものは完売。いきなり焦ります。

狭い店内はすごい熱気。入口付近はカフェのテーブルになっていて、こちらも満席で皆さんお食事中。その間を縫って手前のリトルプレスコーナーを横目に奥の紙ものコーナーへ。一人で平均年齢を上げてる感じで、店内には若い女性がギッシリでした。とりあえず列というか人ごみが反時計回りに動いているようなので、その波に乗ってジワジワと一周。
ブログをもっと見ておけば良かったんですが、何があるのか良く把握していなかったので、目に付いたものは手にとっていく感じで一回り。そういえばnorioさんの包装紙ってどこにあったっけ?ともう一周。無事に1セットキープできましたよ。ホッ。それから点と線模様製作所のカードをいく種類か。ノートやレターセットも一度手に取ったのですが、ノートは未使用在庫がたくさんあるし、便箋に手紙を書くようなことはまずないので、これらは棚に戻して。。。蝋引きの綺麗なプリント紙でできた封筒を見つけて、これならいろいろ使い道がありそうなのでキープ。
トナカイのモビールにも非常に惹かれたけど、飾る場所がないので断念。
カードやレターセットには凝ったものが多く、何度も手にとっては戻し、、、全部買ったっていいのですが、やっぱり使うものじゃないとただのコレクションになってしまう。それじゃあ作った方に申し訳ないような気がして。

紙ものコーナーを一通り見た後はリトルプレスコーナーへ。豆本のような小さなものから大判のものまで、ありとあらゆるリトルプレスが展示販売されています。リトルプレスといえば私が親しんでいたのは大橋歩さんのarneでしたが、世の中にはこうして独自の本を作っている人がたくさんいらっしゃるんですねー。手紙社さんのツイートで気になっていた「むかし、むかし、ある所に、料理の好きな子供たちがいました。」という料理のレシピ本が気になっていたのですが、最後の1冊と思われるものを見つけるのにかなり時間がかかりました。10センチ角くらいの小さな本で、8人の料理家の方たちのとっておきレシピが3つずつくらい出ていました。天然酵母の仕込み方などかなり本格的なことまで書いてあって贅沢な1冊です。といいつつこの小ささ(本も文字も)は実用書として私にはちょっときついので購入には至らず。読み物として楽しむのが良いのかもしれません。
もう1冊料理本で気になったのがあったんですが、タイトル失念。多分沖縄の食堂なんでしょうか。そこのレシピ本のようなものがどれも美味しそうでした。ソーミンチャンプルーのような沖縄料理から、ハヤシライスのようなものまで10個くらいのレシピが出ていました。最後に出ていた玄米小豆粥が美味しそうだった。
岩手の「てくり」もありましたよ。

最後に見落としていたポストカードのコーナーへ。わーい。norioさんのポストカードを発見。野菜柄、キッチン道具柄、そして「おうち」と書かれたほうきなどの掃除道具や裁縫道具がモチーフのものの3枚を購入。

帰ってから手紙社のHPを見返すと、わー、こんなのあったかなあ、欲しかったなーというものがザクザク。あらら。でもこういうものは出会いなので、今日買ったものはどれも嬉しい買い物でした。

ヒバリ(併設のカフェ)のカレーがすごくいいにおいをさせていたのですが、とにかく人が多くて疲れたので新宿へ移動。OZONEで21日から始まっていた三谷龍二さんの展示へ。
なんとなく、今年の自分の誕生日には何か残るものを買いたいなあと思っていて、最初は椅子とかどうかな?と漠然と考えていたのですが、もう少し現実的に考えて三谷さんの器でいいものがあったら欲しいなと思っていました。三谷さんの器はそれこそいい出会いがないと買えない気がしていたのですがタイミングよく始まった個展を見にいけたのが開始から1週間以上過ぎた今日になってしまいました。

それなりのお値段するものになりますから、仕舞っておくものではなくなるべく毎日使えるもの、と考えて毎朝朝食に使うパン皿が欲しいなと思っていました。三谷さんが最初に作った木の器がパン皿だったそうで、そういう意味でも1つ目にふさわしい気がして。
HPや本で三谷さんの作品をいろいろ見ていくと、お皿のタイプにはいくつかパターンがあって、ノミの跡が残っているタイプと、彫り跡がまったくないタイプ、さらにフラットなお皿型と縁が立ち上がった深皿タイプ、そして丸型、角型、といろいろ選択肢がありそう。私が思い描いているのは丸型でノミの跡が残っているタイプなのですが、それにピッタリ当てはまる物を未だに見たことがありません。他の物でも気に入ればもちろんいいのですが、そもそもパン皿に良さそうな19cmのお皿もなかなか目にしません。今日は漆で仕上げた作品の中に19cmのものがあって、やはり大きさはこれがちょうど良さそうです。この漆仕上げのシリーズには蕎麦猪口を一回り小さくしたようなカップもあって前々から気になっています。コーヒーを飲んだらどんな感じかな?と。
三谷さんの木のカトラリーもなんとなく気になっていて、今日は大きめのスプーンがあったので、今日はそちらを買ってきました。パン皿が来るまではこのスプーンを育てようと思います。

個展のタイトルに「小さな家の台所」とありますが、この展示では三谷さんがご自宅で愛用されている家具、そして三谷さんがデザインされた家具なども展示、販売されていました。低めの丸テーブルの3方に置かれた椅子の1つはウェグナーのYチェア。座ってみて驚きました。背もたれと肘掛が同じ高さの椅子というのはどうも座りにくそうな印象があったのですが、体をしっかりとホールドしてくれるのでとても楽に感じました。特に背もたれの中心の部分(Yの字の下の部分)が腰椎を支えてくれるので腰が落ち着きます。これはいいかも。
その横に革張りなのに折りたたみできると書いてある椅子があったのでそちらにも座ってみると、これまた座りやすい。座面が36cmとYチェアよりも低めで少し腰が沈む感じはあるものの小柄な私にはちょうど良い高さ。自宅の椅子だと足がブラブラしてしまって、ついつい椅子の上に正座をしてしまう理由がわかりました。高さがあっていない椅子がどんなに疲れるのか。そしてソファーだと背もたれまでが遠すぎて決して楽じゃないと感じていたのもやはり大きすぎたのだということも。
そしてこの低めの椅子に座ってテーブルもそれに合わせて低めという関係がとてもいい。これもお値段を見るととても気軽に買えるものではありませんが、ちょっと考えてみたくなります。

そんなことをしていたらお店の人が話しかけてくれて、別のダイニングテーブルにセットされた椅子を勧めてくれました。こちらは座面が40.5cm、テーブルも低めです。これもとてもいい塩梅でした。ちょっと本当に考えてしまうなあ。とはいえ、これらの椅子は結構横幅がゆったりしているので、うちの狭い台所にはとても置けません。そこから考えないといけないということです。

先ほどの三谷さんの器もそうですが、人生折り返しを過ぎて残り後何年残っているのかわからない年になってきて(平均寿命まで生きるならまだ半分以上ありますが、先祖で平均寿命まで生きたのはひいおじいさんだけという短命家系の私はきっと残り30年あるかないかと予測。それでもF家では長寿の部類に入ります。)、いいものを使うなら、そして特に経年変化を楽しむ木のものなら、少しでも早く使い始めたいと思う今日この頃です。
さて、どうしますかねえ。

ウェグナーの椅子は1つ上のフロアの北欧デザインのお店にも多数あるというのでちょっと見て、それから久しぶりにコンランショップへ。ロイヤルウェディングと関係あるわけではないと思いますが、こちらも結構な人出でした。小金持ち若夫婦風がわんさかといった感じ。
以前はあまり気にしたことがなかった食品コーナーが充実していたので、ブルーバードの商品でもあるのかしら?と冷やかしていくと、パリで買ったブーケガルニ(アルベール・メネスの)が置いてあるのを発見!教えてくれたsさんにツイッターで報告すると、早速丸の内店をチェックしてくださり、そちらにはもっと種類があるとのこと!これは次の出社日にチェックだ。お値段は現地で買う倍はしていましたけど、8倍で売られていたクジラ塩のことを思えば良心的。何よりパリに行かなくても買える思うと安心です。

先日、丸の内のアメリカン・ファーマシーをのぞいたときにも思ったのですが、コンランの店内も外国のにおいがする。アメリカン・ファーマシーはドラッグストアの匂いですが、コンランはニューヨークのインテリアショップの匂いでした。きっとルームフレグランスコーナーからそんなにおいがしてるんだろな。

私にしてはアクティブに動き回った1日でした。楽しかった。
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by fumiko212 | 2011-04-30 00:41 | お出かけ | Trackback | Comments(0)

春爛漫

選挙に行く道すがら見つけた菜の花畑。満開。
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ご近所の藤も見頃です。素敵だなー。藤大好き。棚にはできないけど家にも植えたい。

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一年で一番いい季節です。秋になるとまた同じこというと思いますが。笑

追加で昨日の欅並木。初夏の風情。
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by fumiko212 | 2011-04-24 11:02 | 街角にて | Trackback | Comments(0)

藤が咲き始めた♪

ご近所の藤棚。どんどん咲き始めてます!
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by fumiko212 | 2011-04-20 18:06 | 季節のうつろい | Trackback | Comments(0)

雪の女王様

グリーンゲイブルズには負けるけど、公園のりんごの花が満開です!
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by fumiko212 | 2011-04-18 17:57 | 季節のうつろい | Trackback | Comments(0)

春の美術班@根津美術館

b0031055_21161329.jpg1月に計画した春の美術班活動では根津美術館で2つの光琳の屏風(燕子花図と八橋図)を見ることになっていました。
残念なことに、当初予定していたこの展覧会は延期になってしまったので、今日は1つだけ、国宝の燕子花図屏風を中心とした展示を鑑賞。

八橋図は以前METで見ていたので、燕子花図もその延長でさらに要素を絞ってよりシンプルになったものを想像していました。ですが、実物は八橋図の燕子花よりも花の一輪一輪に重量感があり、濃淡2つの藍色が鮮やか。また、左右の屏風で視線が上下にずれている様子は印刷物では気付かなかったことでした。右の屏風の燕子花は低い位置から見上げたように、左側は上から見下ろしたように描かれているように見えました。

この1枚を見られただけで十分満足でしたが、他の展示も興味深かったです。
特に印象に残った作品が2つあります。
1階のホールに展示されていた中国の古い仏像。日本の仏様よりも彫りの深い顔をした仏像を明るい美術館の展示室で見ていたら、METの東洋美術の展示室を思い出してニューヨークに行きたくなってしまった。両手に奉物(?)を持った天女が飛んでいたレリーフ型の仏像が好きでした。6世紀とか7世紀とか、1000年以上前のものなのに石造とは思えない繊細な着衣の表現に釘付けでした。仏像を愛でる女性が増えているそうですが、これははまるかも、とちょっと共感。
もう1つが本阿弥光悦の書で、和漢朗詠抄というもの。流れるような漢字と仮名が混じった書を見て、以前、琳派の展覧会による俵屋宗達が鶴の群れを飛ぶ下絵に光悦の書という巻物の展示を見たことをすぐに思い出しました。あの時も絵よりも書が主役だなーと思ったのですが、今回の筆も素晴らしかったです。書を鑑賞する楽しみがすこーしわかったような。もっといろいろな作品を見てみたくなりました。
そのほかの展示は茶道具や中国の青銅器、螺鈿や蒔絵を施した棚と卓などバラエティに富んでおり、東洋芸術の守備範囲の広さを改めて認識しました。螺鈿の貝に細かな細工がなされた卓も素晴らしかったです。

燕子花図だけを目当てに観に行ったようなものでしたが、仏像、書、工芸品、茶の湯の世界など、もう少したくさんの種類を見たい作品分野に出会えたました。さらには何も予定のなかったGWに、どこかの菖蒲園に行こうと思いついたのも大収穫。

人が生み出した美しいものの次は、自然の美を鑑賞。素敵なお庭散策の話へとつづく。
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by fumiko212 | 2011-04-17 22:11 | アート | Trackback | Comments(0)

二子玉川の話

子供の頃、デパートといえば玉川高島屋のことでした。それから、二子玉川園という遊園地があって、遊園地といえばそこでした。

小学校高学年になると自由が丘にも行くようになり、中学生になると渋谷などにも行くようになりましたが、働き始めてからはまた二子玉川に行くことが増えて、今では買い物といえば二子玉川です。食事する店もそこそこ揃っているのですが、沿線に増えている小さな子供がいる高所得ファミリーをターゲットに大改装をしてからは値段設定が高めになってしまって食事には行かなくなったかなー。それなりの値段を取る店なのに子供の泣き声や騒ぎ声が常に聞こえてくるというのも落ち着かないもので。。。

その二子玉川に新しいショッピングセンターがオープン。かつて二子玉川園があった辺りです。(その後、バブル期にはナムコワンダーエッグがあった時代もありました。)震災の翌週だったので、ひっそりとオープンしていました。昨日、所用があったので少しだけ見学してきましたよ。
H&Mやマックが一番目立つところに入っている辺り、高島屋の高級路線とちゃんと住み分けしています。デパ地下は東急のフードショーと東急ストアが入ってかなり広いです。だけど、パッと見では新宿の伊勢丹のようなワクワクする感じはなかったなー。スイーツの目玉はピエール・エルメとフランソワ・プラリュ(って今調べました。あのチョコは見覚えあったけど名前覚えられない、、、汗)。ピエール・エルメは生菓子はまだ並んでなくて、もうすぐ始まるそうです。パン屋さんは東急といえばのドゥ・マゴが入ってて、それとアンデルセン、あともう1つあったかなー。アンデルセンがある辺りが庶民的で良いです。野菜売り場は充実してました。パースニップもあった。かなりの品揃えでした。
レストランフロアもあって、ぱっと見たところショッピングセンターのレストラン街ぽいお店が並んでるなーという印象。今HPを改めてチェックしたら中華街の梅蘭が入ってます。今度行ってみようっと。梅蘭焼きそば食べたい。

b0031055_2230313.jpgこうして、高級路線、庶民派路線、ふたつのショッピングセンターが揃った二子玉川ですが、今私が徘徊したいのはこのどちらでもない場所。駅前のタカシマヤショッピングセンター南館の裏手にちょっと感じのいいお店が集まっている場所があるのです。
昨日はそのエリアで気になっていたビストロで遅めのランチ。ランチセットは、サラダ、メイン、デザート、コーヒーまで付いて1200円というお手ごろ価格、そして落ち着いて食事ができる雰囲気なのが二子玉においては何より貴重です。
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b0031055_22313229.jpgお料理はこんな感じです。サラダは千切り野菜がいい歯ごたえ。ランチセットのサラダとしては結構ちゃんとした一皿でした。200円とか300円プラスで別の前菜(内容うろ覚えだけどパテとリエットだったかな?)が選べるようになっていました。
メインは3種類から選べます。私が食べたのは豚のロースト。付け合せのマッシュポテト、ねっちりしてて美味しかったなー。肉の下に春野菜がどっさり隠れているのもポイント高かったです。他にはチキンと牛の内臓の煮込みがありました。全部肉。帰りにもらった案内には、「魚は石巻の市場から仕入れています。」と書いてあったので、今は魚介メニューが減っているのかもしれません。漁港が復活したらぜひとも魚を食べに行かなくては。
デザートプレートは小さなお菓子が4種類も。ラズベリーのソースがどれにも合うように工夫されていました。小さなプレートだったけど満足度が高かったです。コーヒーも美味しかったですよ。

ところで、メイン料理のお皿にニワトリと2つの卵が書いてあるの見えますか?お店の名前はデザートのお皿に。直訳すると、「ビストロ 卵 卵」となります。最初、卵料理の店かと思いましたよ。洒落だったのか。笑
また行きます!ビストロニコタマ♪
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by fumiko212 | 2011-04-16 22:55 | カフェ・レストラン | Trackback | Comments(4)

雨の日の美術館(パリで美術館めぐり④ オランジュリー美術館)

GWが近づいてきてきました。今年は旅行どころではないという空気ですが、皆さん粛々と準備を進めておられるようで、4月に入ってからこのブログで一番アクセス数の多いページはジヴェルニーのモネの家への行き方を紹介したエントリになっています。いい時期ですよね。

そこで、まだ完結していなかった2009年パリカテゴリで1つアップしようと思い立ちました。

旅先で雨のことを心配したことがないという幸せな晴れ男、晴れ女さんは別として、雨になってしまった日は美術館に行くのが順当な過ごし方のように思います。
帰国日はあいにく朝から冷たい雨が降っていて、前日のジヴェルニーの睡蓮の池が思った以上に素晴らしかったこともあり、オランジュリー美術館で旅を締めくくることに決めました。美術館は確か12時とか12時半とか遅い時間のスタートで、ホテルに戻る前にバターを買いに行きたいし、パッキングもあるしで、とにかく少し並んででも開館と同時に入館することに決めました。

b0031055_21461866.jpgこんな天気の月曜日なのに結構な行列。傘の水滴を払いながら美術館に入ると、長い傘の人は預けるように案内される中、折り畳み傘を持った私にはこんな綺麗なビニール袋を渡してくれました。
新しくなった睡蓮の展示室はこのときが初めてでした。以前と比べてさほど換わった感じがしなかったけど、きっとこんなに明るくなかったんですよね。睡蓮の庭を見た感動が残っているときにこの絵を観に行ってよかったと思いました。
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睡蓮の池のまわりを歩いたのと同じように2つの楕円の部屋をゆっくり巡ったらあっという間に時間が過ぎ去っていました。

最後に印象に残って写真を撮ったルノアールのいちごの絵。かわいいですね。横が40cmほどの小さな作品です。去年の夏に世田谷美術館で見たヴィンタートゥールコレクション展では、このいちごと同じ構図、同じ大きさ、そっくりな額装でレモンを描いた作品が展示されていました。オランジュリーのいちごと並べて飾りたい!と思ったのを覚えています。
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by fumiko212 | 2011-04-15 22:01 | -パリ(2009/06) | Trackback | Comments(0)

満開のミモザ

帰りにいつもと違う住宅街の細い路地を通っていたら、アパートの片隅でミモザが満開になっていました。
鮮やかな黄色の花とまだ少し明るさの残った空の青がゴッホ様の絵を思い起こさせました。この写真じゃ全然伝わらないですね。
ソメイヨシノが散り始めると夜も暖かさを感じられるようになりますね。外で飲み食いするならこれからだよなーと思います。
もう少ししたら七輪出して炭火焼だ〜。

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by fumiko212 | 2011-04-14 21:23 | 街角にて | Trackback | Comments(0)

誕生日でした。

先月は自分の誕生日があったのですが、まあなんと間の悪いタイミングだったことでしょうねえ。せっかくの2度目の成人式とでもいいましょうか、そういう区切りだったので、自分自身も何かちょっと残るものになるといいなーと思ったのですが、なんだかガタガタしているうちに過ぎ去ってしまいました。

1つ前の区切りの誕生日のときはニューヨークにいました。2001年のことです。学生だったので、ちょうど1年と2年の間の春休み中でした。久しぶりのニューヨーク、そして初めて一人で行く海外旅行でした。緊張したなあ。今もたまに泊まるアッパーウェストのBeaconホテルに泊まりました。学生の分際で贅沢だ。あの当時は150ドルくらいで泊まれたんですよね。最上階の部屋をあてがわれ、毎朝セントラルパークから登る朝日で目覚める、なんとも贅沢な2週間でした。今ならちょっと遠出をしたり、もっと有効に使うだろうけど、ほとんどマンハッタン内だけで過ごしていました。毎日何をしていたのか良く思い出せないので、写真を引っ張り出してみました。まだフィルムの時代です。スーパーやグリーンマーケットに行ったり、あちこちでパンケーキを食べたり、今とほとんど変わらないような写真が出てきました。2週間もいて何やってたんだろうか?

その後も何度も何度もニューヨークに行きましたが、最初から最後まで一人ぼっちだったニューヨークはこのときだけです。現地に知り合いもおらず、携帯やネット環境もなく、JCBカードのオフィスだけが頼りでした。台風みたいな暴風雨の日に雨漏りしたり、カイロで低温火傷したり、毎日毎日寒くて涙目だったことなど、辛かったことばかり覚えてます。それでも、あの旅で自分のニューヨーク好きが決定付けられたように思います。
あの旅の1年後、年間通して連休が取れない仕事についてしまい、長らくニューヨークは愚か泊まりの旅行にも行けない生活になってしまい、毎日毎日ニューヨークに行きたいと思って過ごしていました。

ここ数年は寒い時期のニューヨークばかりなので、久しぶりに花の時期のニューヨークに行きたくなっています。飛行機代が高くても行くんだ!ホテルが高くても行くんだ!と思うのだけど、実際に検索して値段を見ると、うへー高い~と尻すぼみになってしまうんですよねー。今年を逃すとしばらくカレンダーの並びが良くないんですね。今年はもう仕事が入ってしまっていて休みが取れないしなあ。そうこうしているうちに家を空けづらくなりそうな予感もあり、ニューヨークにいけなかった頃のモヤモヤが自分の中で増殖中です。
次の誕生日の前までにどうにかこうにか行きたいなー。

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写真は、スタテンアイランド行きフェリーからのマンハッタン夕景。あの年の9月に911で失われたツインタワーが映っています。寒風がビュービュー吹きすさぶフェリーの甲板で震えながら見たこの景色は今も心に焼き付いています。
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by fumiko212 | 2011-04-13 21:38 | つぶやき | Trackback | Comments(0)

雨ニモマケズと十善戒

俳優の渡辺謙さんが「雨ニモマケズ」の朗読をした動画が話題になっていたことを報じる新聞記事で「雨ニモマケズ」の全文を改めて読みました。つい最近の4月に入ってからのことだったと思います。
震災以降、テレビのニュースや新聞、ツイッター、ネット上、いろいろな場所でいろいろな人の意見やつぶやきなどに、共感したり、なるほどと思ったり、元気をもらうこともあれば、反発したり、批判的な気持ちになることも多くなってきて、自分のそういう心の揺れに疲れて、しばらく積極的に見ないようにしよう、と思っていた頃でした。

この詩を子供の頃に暗唱させられた覚えはないのですが、なんとなく覚えていました。それでも全文の中にはこんなことも書いてあったんだ、というところあって、今回、自分に響いたのはそんな部分の言葉でした。

例えば、

決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル


とか、

アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ


それから最後の部分、

ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ


簡素な住まいや粗食といった「清貧」をイメージする部分や、「東に~」で始まる「人の役に立つこと」という子供心に理解しやすい部分が強烈に印象に残っていたのだと思います。
子供には「褒められない人」になりたいなんてよくわからないし、「自分を感情に入れずに」というのもよくわからなかったと思う。子供の頃はまだ「むかつく」なんて言葉は今ほど使っていなかったように思うし、「いつでも静かに笑っている」難しさなんかもやっぱり子供にはわからない。

この3つはどれもとても難しい。けれど私も今「そういうものに私はなりたい」と思います。


先日、美しい弥勒菩薩の仏様を拝観しました。体は華奢なのにすべてを見ていてくれているような微笑をたたえたお顔を観ていると、不思議と心がほどけていくように穏やかになっていきました。仏様の横に手書きの札が立ててあり、そこに「弥勒菩薩様はすべての人を守ってくださる慈悲深い仏様」だとありました。けれど「そのお慈悲をいただくには「十善戒」を守らなければならない」、とありました。

確かお堂の外にその「十善戒」が掲げてあったことを思い出して、帰りに読んでみました。
「不殺生」とか「不偸盗(盗まない)」とか「不妄語(嘘をつかない)」などの言葉が並ぶ中で、これは難しいなと思ったのが「不瞋恚」という言葉。言葉の意味として「いかり憎しむことをしません。」と書いてありました。
「憎む」というのは日常ではあまりないようにも思うのですが、仕事をしていてイラっとすることは日常的にあるし、特に最近は何かを読んで批判を通り越して感情的に怒りを覚えることも多かったから。

「瞋」という共通する難しい漢字が出てきたこともあり、「雨ニモマケズ」と「十善戒」は同じようなことを言っているのだな、とスッと入ってきました。
弥勒菩薩様の解説文にあったように、十善戒を守れば、本当に仏様に守られて無事に過ごしていけるように思います。つまりそれは、仏様が守ってくれるというよりは、自分を守る術としての十善戒なんですね。難しいことだから、守ればその見返りがあるかのように教えてくれているけれど。

怒りの感情から少しでも遠ざかれるように、情報をより分けることも必要なのだと思います。自分に都合の良い情報だけを見るのかというお叱りもあるかもしれませんが、自分の心を守るためには必要なことなのです。
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by fumiko212 | 2011-04-12 23:04 | つぶやき | Trackback | Comments(0)