カテゴリ:-パリ(2011/10)( 18 )

モンマルトル巡り2011

美術班仲間のYさんが今年のGWにモンマルトルを巡ったそうで、その記事にトラックバックしつつ昨年秋に自分が巡った時の写真をアップしようと思いまっす。

格調高いYさんのエントリはこちら:パリのファン・ゴッホのアパート

2005年に一度廻った道をあの時とは逆回りで巡りました。
2005年の記事はこちら:画家の足跡を辿る旅:モンマルトル前編~レピック街を行く
                画家の足跡を辿る旅:モンマルトル後編~ユトリロの風景
                モンマルトル番外編

前回は雲一つない晴天の空の下廻ったモンマルトルでしたが、今回は土砂降りと言っていいような雨の日でした…。

b0031055_231414100.jpgスタートはコタン小路。
b0031055_23152292.jpgこの薄暗さはユトリロの世界そのもの。なんですが、地図と傘を持ちつつ撮ったこの写真、カメラもひん死(この旅行の後買い替えました。)でピンボケでした。orz
b0031055_23163997.jpgコタン小路を登り切るとサクレクール寺院が黒々とそびえ立っています。
b0031055_23185468.jpgこの日はモンマルトルのワイン祭り(?)の日で準備中の屋台のテントがずらずらと並ぶ道を通り教会前の広場へ移動。ここで高いところ倶楽部活動もしつつ、あまりに雨がひどいので一旦教会内に避難。
b0031055_2320396.jpgしばし休憩の後、教会に別れを告げて再出発。
b0031055_23203658.jpgここで一つチェックポイントを通過。サティの家です。ここでジムノペティも作ったのでしょうか?と思って調べてみたら1888年作曲とのこと。(曲をこれしか知らないのがバレバレの書き方だこと。)
b0031055_23243215.jpg次はベルリオーズの家。今検索したらユトリロの作品に「ベルリオーズの家」というのもあり、ユトリロめぐりのチェックポイントでもあったのでした。準備不足で絵と同じアングルの写真は撮れず。でも、今ユトリロの絵を見てみるとあんな感じではなかったような…。ところで、こうして並べるとサティのプレートはオシャレですね。
b0031055_2331082.jpgb0031055_23312758.jpgピカソモデル(?)のシトロエンを見つけつつ、(この縦列駐車、すごいですねえ。パリはどこもこんな感じですが、これじゃぶつけながらでも出られないと思うんですが。)
b0031055_23314037.jpgラパンアジルまで来ました。これ、かなりユトリロっぽく撮れました。雨、つらかったけど写真の雰囲気は良くなりました。
b0031055_23331058.jpgワイン畑の横にブリュアンのコスプレの人を発見。
b0031055_2333451.jpgb0031055_2334271.jpgユトリロロケハンはつづく。
b0031055_23342028.jpgモンマルトルではこういう人にたまに会います。
b0031055_2334562.jpgムーラン・ド・ラ・ギャレットだー!いつの間にかレストランとしてよみがえっていたのねー!わーわー!と写真を撮りまくり、記念写真も撮ったりして、しばらく歩くと…
b0031055_2336998.jpgちょっと先に本物のムーラン・ド・ラ・ギャレットが出現。これ見るまで忘れてたけどこっちだよ。さっきのはかつてはラデの風車と言っていた場所だよ。でも写真撮りまくりはさっきやったのでここではやる気のない写真が数枚…。またもや風車がよく見えない。
b0031055_23393347.jpgb0031055_23402629.jpgやっとこさゴッホ様のアパートに到着!あの時改装中で見られなかった入り口をやっと拝めました。6年越しでやっと。長々と感慨に浸りたかったのですが、何しろ雨が~。チャチャッと写真を撮って退散。
b0031055_23415565.jpgさよなら、、、ゴッホ様、、、
ここでアメリカフェへ避難。もう地図が溶けてます。雨の日は地図をビニール袋に入れるべきでした。
b0031055_23431955.jpg道すがら撮った八百屋さんの店先。値札がアスパラに立ててある。手前の柿のオレンジが鮮やか。
b0031055_23445478.jpgゴールのムーランルージュに到着。
b0031055_23461360.jpg最後の最後にタンギー爺さんの画材屋さんの跡地をめざしたのですが、持っていた地図がいい加減で見つけられず、それっぽいプレートが出ていたけどタンギーらしき名前は見つけられなかった。先ほど調べたらタンギー爺さんの画材屋跡地はもう1本南側でした…。ガックシ。
雨の中早足で巡ったモンマルトル。Yさんのブログによるとモンマルトル墓地にはドガのお墓があるそうで、次回はタンギー爺さんのリベンジとともにお墓参りも果たしたいと思います。
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by fumiko212 | 2012-08-30 23:56 | -パリ(2011/10) | Trackback | Comments(2)

パリで買ったもの お菓子編

買ったものの後半はお菓子編。お土産でよそに持って行ったのもあるけど、きっと全体の6~7割は私と母のおなかに収まったと思うと恐ろしいですね。

到着日に行ったお菓子屋さんのラ・メール・ド・ファミーユの話は書いたかな?ノートルダムの塔に上った後、3つ星ランチの前に行きました。店内全体の写真がないのですが、古色蒼然とした佇まいは子供のころあこがれたお菓子屋さんそのもの。国は違いますが、赤毛のアンがダイアナと分けあったチョコレートキャンディーはこういう店で買ったんだろうな。

b0031055_20201811.jpgb0031055_2021095.jpg写真はそこで買ったカリッソンとパート・ド・フリュイ。
カリッソン、私はバラ売りで買いましたが全種類が3個ずつ入ったセット売もあります。バラ売りはお店の人についてきてもらって、これは何と説明を聞きながら2個とか3個とか選んで袋に入れてもらいます。持ち帰りにはちょっと適さない梱包です。カリッソンといえば白が一般的ですが、ここのはこんなにカラフル。黄=レモン、オレンジ=ミラベル、ピンク=フランボワーズ、紫=濃いのと薄いのがありますが、どちらかがカシスでどちらかがフランス語でよくわからなかったのですが店員さんがこれのこと!と示してくれたドライフルーツはプルーンのようなものでした。薄茶色のだけ思い出せない。マロンかノワゼットか?色だけでなく、それぞれそのフレーバーの味がちゃんとしました(全部食べてないので全部そうかはわかりません)。プルーンらしきものはマジパン部分も紫に染まっていましたからマジパン部分もちゃんとそのフレーバーだったんだと思います。パート・ド・フリュイも各種バラ売りしていて、その時はいろいろ選んだんだけど、食べた時は粒粒の入ったフランボワーズくらいしかわからなくて…。以前買ったフォションのと比べると淡泊だったような気がしなくもないです。
このほかに量り売りのギモーブ(マシュマロ)も買いました。フランス料理屋さんで食後に出てくるようなネッチリしたのじゃなく、コロコロした円柱形の白いマシュマロで、見た目は子供のお菓子風。ですが、これが思いのほかおいしかった!きっとケミカルな混ぜ物なしの自然なおいしさだったんだと思います。

b0031055_20211321.jpgb0031055_20212639.jpgマロングラッセはシーズン真っ盛りで、バラと複数個入ってかわいく梱包したセットがありました。バラで買ってもセットにしても値段は一緒なのでこれはセットを。マロングラッセ、あまり思い入れのないお菓子でしたがおいしいですね!もっとホクッとしたイメージを持ってたけど、ネチッとした感じで存在感あり。これ1粒でコーヒー1杯がちょうど良い。
どうでも情報ですが、ここまでのお菓子、すべてバター&卵黄を使ってないお菓子です。(カリッソンがちょっと不安だけど多分そう。)コレステロールが気になる我が家にはうってつけのお菓子でした。

b0031055_20234615.jpgこれは缶がほしいのと、海外に行ったときはミントを1つは買いたいので買いました。が、ミントじゃなかった。中身の写真がなくて残念なんですが、1cm角の薄い黒いキャンディーが入ってました。味は何とも言えない不思議な味。むかーし、セーヌ川クルーズの観光船でオランダ人観光客にもらった熊の形の黒いグミがあんな味だったような。さらに、食べたことないけど北欧の人たちが食べるサルミアッキというキャンディーってもしかしたらこんな味なんじゃないか?日本にはない味でした。あまりのまずさに中身捨てました。4.5ユーロくらいして結構高かったんだけど、、、缶はかわいい♪

b0031055_2029817.jpg会社のお土産用に買ったキャラメル。結局自分が1つも食べられなかったのですが、食べた方々からすごーくジューシーだったとの感想をいただきました。袋詰めのものを買いましたが、いったい何色あったんだろう?赤とか緑とかのはっきりした色だけでなく、キャラメル色のも微妙に色調が違うのが何種類もありました。見た目のかわいさもいい。
b0031055_20295337.jpgこれは買ったものじゃないんだけど、このお店のかわいさが伝わる1枚じゃないかと思ってアップします。ギフト用のお店のお勧めセットみたいなもので大きさも中身も様々なものがあちこちにディスプレイされていました。マジパンのきのこが激かわいいですよね~。マンディアンもおいしそう。ここのチョコレートもいろいろ種類があっておいしそうでした。
b0031055_20223117.jpgb0031055_2022191.jpgチョコレートはジャック・ジュナンのを買ってきました。今回は1品目1店舗で買ったのでチョコはこれだけです。ここのは形は1種類で外側のプリントで中身のフレーバーが識別できるデザイン。最近こういうの多いみたいですね。パッケージはアルミ(?)のケースでちょっと化粧品のようなおしゃれさ。種類は全部でいくつあったんだろう。30前後かなあ?ダーク系とミルク系があって、ミルク系はプラリネ系が多かったかなあ。系を連発してますが、そもそもチョコの分類がよくわかっていないで書いてます。全部説明書きがあって、何が入っているかはわかることになってます。このときは仏語ご堪能なAさんが一緒だったので全部解説してもらって気合を入れて選びました。が、意外と食べるときは何だかわからなかったのです。トホホ。

b0031055_20231389.jpgb0031055_20232653.jpgそんな中でもこの2つはおいしかった!左はミント。ミントチョコ、モノによってはアウトなものもある私ですが、これは衝撃のおいしさでした。フレッシュのミントを使っているようでミントの葉っぱの香りがダイレクトに詰まっているんです。これはぜひみんなに食べてもらいたい。次回行ったらミントで1ケース買いたいくらいにおいしかったです。一緒に買ったAさんもお土産で差し上げた方からもミントがおいしかった!の感想がありました。右はフランボワーズでこれも間違いのないおいしさでした。他に買ったのはオレンジ、ノワゼット、珍しいところで胡椒やウーロンなど。胡椒とウーロンがよくわからなかったのが残念でした。他に気になったのはローズマリー。反省としては後からどれがどれかわからなくなっちゃったってこと。次回はその場で写真を撮ってメモを作るようにしたい。

b0031055_20315726.jpgこれは買ったものでなく頂いたものですが、ユーゴ・エ・ヴィクトールのフィナンシェとチョコの焼き菓子。一緒に写っているのはホテル近くのパン屋で買ったシュケット。
ここのフィナンシェはフィガロの1位です!実は私の中でフィナンシェは焼き菓子の中で優先順位が低かったのでフィナンシェのベストテンはノーマークでした。でもこれを食べて考えが変わりました。頂いて良かった~。これを食べなかったらフィナンシェの本当のおいしさを知らないままこの先ずっと生きることになっていたところだったよ。(大げさですが。)
アーモンドプードルたっぷりの焼き菓子、私の好きな要素満載なのになんで思い入れがなかったのか考えてみた。日本のお菓子屋さんの焼き菓子って脱酸素剤みたいなのと一緒にビニールで個包装になって売ってますよね。あのビニールにバターがーしみ出て表面がべたべたしてる感じが好きじゃないんだなー。フィナンシェは特にそうなりやすい気がする。だから私は焼き菓子が並んでるときはガトーブルトンヌとかフロランタンみたいなクッキーに近いのを選ぶ傾向にあったのです。パリだと薄紙に包んだ梱包なので、そのベタベタ感がなく表面はカリッ、中はしっとりアーモンド風味でほんと絶妙なおいしさでした。小ぶりなサイズも良いです。チョコの方もかっこいいロゴマーク入りで素敵。
次回はここの他のスイーツも試したいし、パン屋のフィナンシェもマドレーヌとセットで買いたい。ああ、また胃袋も重量制限も足りないなあ。

b0031055_2030331.jpgb0031055_20304288.jpgこちらはおなじみのポワラーヌクッキー。スプーン型と箱の大きさと値段は一緒だけどこっちの方が分量が多いのでこっち。以前はズシッと大量に入ったビニール袋入りしかなかったのですが、小さい箱入りが出来たんですね。ただ、紙箱なので油断するとすぐ湿気ちゃいます。懐かしいおいしさ。こういうクッキーが食べたいけどなかなか売ってないですよね。作ればいいんだろうけど、この感じにたどり着くまでにどれだけの配分を試せばいいのか考えると躊躇してしまう。

b0031055_20305284.jpgポワラーヌのキャンディというものを初めて知りました。一緒に行ったJちゃんがいつもお友達にお土産にもらってておいしいよと教えてくれました。教えてくれたのはレモンの房の形をしたレモンキャンディーだったんだけど私はまた珍しいのがほしくなってユーカリにしてみました。花粉症の時期に良さそうだと思って。そろそろ食べてみよう。
b0031055_2031527.jpgb0031055_20311393.jpgボン・マルシェでは瓶入りスイーツを買ってみました。何度も書いている重信さんの本で紹介されていて、レンジで温めてアイスを添えて食べるとおいしい、と出ていました。私はきっとアイス添えだと甘すぎるだろうと甘味をつけないホイップクリーム添えにしました。写真の色が恐ろしく汚らしくて全然おいしそうに見えませんね。うちの食卓が蛍光灯だからどれもこれも色が悪くて悲しい。。。
あ、そうそう、これが先日のエントリに書いたドイツのWECKの保存ビンです。留め金とゴムパッキンをはずしてそのままレンジでチンしました。そして瓶は大事に取ってあります。
スイーツは何種類かあって、私はフィグを選びました。実がきゅっと締まったフレッシュのイチジクをとろとろに煮込んだ感じでちゃんと存在感があるイチジクがおいしかったです。上にはクランブルがかかっているのですが、これはかなり残念な食感でした。まあそのあたりは仕方ないかと思います。リピートするか微妙だけど瓶ほしさにまた買うかも。

b0031055_2114998.jpgb0031055_20332131.jpgこれもボン・マルシェで買ったもの。このあたり全部重信さんの本を参考にしてます。それなのにえらそーにブログで自慢してすいませんすいません。とにかくボン・マルシェに滞在できる時間が短かったので、あれこれ見る時間もなくお勧めのものをかごにバンバン入れていく買い方でした。もっとゆっくり見たかったな。。。
フランボワーズ入りのミニマドレーヌはパン屋で1個ずつ売っているものと比べたら味は劣るけど(賞味期限の長さもきっと違いますし)、しっかりフランボワーズの味がしておいしかったです。マドレーヌといえばお土産用にコメルシーの個包装のマドレーヌもどさっと買ってきました。1つだけ手元に残ったので食べたけど同じくパン屋で買ったマドレーヌには負けちゃう。個包装されていればあっちをお土産にしたいけど、渡しやすさとかすぐに会えない時とかはやっぱり重宝です。自分がパリに行けない時にもらったらやっぱりうれしいからいいですよね。ミニマドレーヌはsさん情報によるとピスタチオもあるそうで次回チェック!
右はアルベール・メネスのチーズクラッカーとローズのビスキュイ。チーズクラッカーはブルーチーズ入りにしたんだけど結構強烈だった。日本のコンランですごい値段で売っていたとき思い切って買わないでよかった。ブルーチーズ好きだし確かにあの匂いなんだけど乾燥したブルーチーズというのは結構不気味だった。ビスキュイは未開封。そろそろ賞味期限が迫っているかも?

以上で買ってきたものすべてです。結構がめつくいろいろ買ってましたね。満足です。
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by fumiko212 | 2012-03-05 21:03 | -パリ(2011/10) | Trackback | Comments(0)

パリで買ったもの 食材編

ここでおもむろにパリの話。

食べたものの話の次は買ったもの。たくさんになってしまったので2つに分けます。まずは食材編。今回の買い物、1つだけ食べ物以外のものがありましたが差し上げたものなので既に手元にはなし。いつからこんなに食べ物しか買わなくなってしまったのだろうか。。。少しは手元に残る思い出の品も欲しいのに。。。
ということで食材編スタート。

b0031055_20552951.jpgb0031055_20554341.jpgまずはこれ。ジロール茸。黄金に輝くきのこ、きれいですね。ホテルの薄暗い照明で撮影してもこの鮮やかさ。重信さんのレシピとともに母に託してこのように調理されました。おいしかったー。香りが強くだしがソースに出ていて最高でした。どこの八百屋でもジロールとセットでもう一回り小さく軸と傘の裏側がこげ茶色のきのこが売っていたので、あれも買えばよかったと後悔。次はその時期売ってるきのこ全部買ってくる。持ち帰りは新聞紙に包んで預け荷物へ。かなり水が出て新聞紙がしっとりしていましたが傷んでいるところはありませんでした。その後半量は冷凍して1週間後に使用。まったく同じ調理で食べてしまったけど、半分はバター炒めとかで食べればよかったかなー。それも次回への意気込みに追加。

b0031055_2056349.jpgb0031055_20561726.jpg次はバター。キャセイは預け荷物20kg1個なのであまり買いすぎないように厳選しました。カンタン(無塩)、ボルディエの有塩、燻製塩の3つです。前回は1種類ずつ食べていったのですが、今回は食べ比べをしたかったので冷凍する前に3種類を少しずつ切って食べ比べました。これも同じく持ち帰ったバゲットにつけて。一番好みだったのはカンタンかなー?発酵した香りが素晴らしいです。チーズのように薫ります。そして塩がないのでその繊細な風味がダイレクトに感じられます。でもボルディエも独特の香りがあって癖になるおいしさ。ただ塩味が結構きついように感じました。食べ比べなければそうは感じなかったのかもしれません。次回もボルディエは買いたいけど無塩にしてみようかな。でも癖の強い香りには有塩の方が合うような気もするし、、、これも食べ比べてみたいです。燻製塩は私の味覚ではいまひとつ大きな違いが感じられず、塩味の濃さの違いくらいにしか察知できませんでした。

b0031055_21202646.jpgb0031055_20594928.jpg次はチーズ。ブルビというバスク地方特産の羊のチーズです。セミハードタイプ。右の写真でチーズに添えてあるのは黒サクランボのジャムです。このチーズには同じくバスク地方の特産品である黒サクランボのジャムをつけるというのがお約束だと本で読んだので、今回は両方セットで買いたかったのです。
b0031055_210843.jpgb0031055_21212552.jpg本で読んだ情報は正しかったようで、チーズ専門店のカンタン、ちゃんとそのジャムも売っていました。ラベルのうらを見るとちゃんとブルビチーズに合いますよ、と書いてありました。なんだか嬉しい。このチーズ、一見癖がなさそうでかみしめるとふわっと独特の香りがありました。チーズだけでその香りをダイレクトに感じるもよし、黒サクランボのやさしい甘味を加えるもよし、ワインが進む組み合わせでしたが、バスクの微発泡酒「チャコリ」というものがあるらしく、それと合わせて食べるのが次回への意気込みです。それにしてもバスク、おいしいものの宝庫ですね。行ってみたい。

b0031055_20563625.jpgb0031055_20565316.jpg次はマスタード。前回買わずに後悔したその場で絞ってくれるフレンチマスタードです。下の写真は絞ってもらっているところ。その場で絞ってくれるフレンチマスタードには2種類あってシャブリというのが甘口、セックが辛口、とのこと。試食をさせてもらうとセックの方は本当に結構辛い。今回はシャブリの方にしました。初回はこのボトルも購入します。その場で絞ってコルクの栓をきっちりとはめ、包装紙でくるんで緩衝材を巻いてくれました。そのままビニールに入れて預け荷物にしました。コルクの上に貼ったラベルがかなり湿っていましたが目立った漏れはなく無事でした。
お味は、、、実は私が間抜けなのですが、帰国後すぐにひどい風邪をひいて3週間くらい味覚がかなり弱ってたんですよねー。これ、他の食材にもすべて言えるのですが、せっかくの食材を万全の体調で楽しめなかったのは今回の痛恨のミスでした。マスタード、せっかくフレッシュだったのに開封したのは帰国1週間後だったかな。瓶詰めのマスタードと食べ比べてはいないのですが、すごーく注意深く味わうとうーんなんか違うかも、という感じ。全然違う!というほどの感動はなかったです。以前TVでフランス人のおじさんが「一度食べると他のは食べられない。」と言っていたのですが、私は今も普通に瓶詰めのマイユをおいしく食べてます。でもまたきっと買いますし、次はセックも欲しい。あ、そうそう、この木の匙、マイユで買ったんだった。残るものが1つあってよかったです。瓶も次回はこれを持っていけばよいのですからね。そして次回は瓶詰めマスタードと食べ比べてみようと思います。
b0031055_20575430.jpgb0031055_2058656.jpg

b0031055_2112551.jpgb0031055_2115772.jpgああ、これもおいしかったんだ!アルザスのジャム屋さん、フェルベールのルバーブジャムです。伊勢丹でも売ってるけどルバーブもあるのかしら?ここのルバーブジャムはフレッシュミント入り。ミントの葉が房状のまま一緒に煮込まれて入っています。ルバーブの酸味とその奥に隠れたミントの爽快な香り。夢のようにおいしかったです。今でも味を反芻して思い出せます。本当においしかったな~。
後日アップしますが、今回買ってきたスイーツの中で一番感動したのはジャック・ジュナンのミントチョコでした。フレッシュなミントの葉っぱの味がするんです。実は私、モノによってはミント味が苦手なことがある。なのに一番感動したもの2つ(このジャムとチョコ)はミント。そういえばかつてウニとかカニみそもそだったけど、苦手な食べ物というのは本当においしいのをまだ食べていない、という段階での感覚なのですよ。きっと。本当においしいのを食べたらどんなものでもきっとおいしいのです。これは次回も絶対リピートします。
ちなみにこのスコーンは那須のカフェSHOZOさんのプレーンスコーンです。国連大学のマーケットに出店されていたときに買いました。素晴らしくおいしいスコーンでした。そういえばSHOZOさんのブースで同じような緑色のルバーブジャムを売っていました。ミントは入っていないだろうけど今度出会ったら買ってみようかな。

b0031055_212383.jpgこれもジャムです。掌にすっぽり収まるくらいの小さな瓶。重信さんの本にボン・マルシェバイヤーおすすめの一品として出ていたメーカーのジャムで、バイヤーさんはパリ限定「PARIS」と名付けられたイチゴとシャンパンのジャムを勧めていました。このPARISは大瓶しかなく、蓋までガラスのこの瓶は結構重そうだったので小瓶のフランボワーズヴァイオレットというのを買ってみました。フェルベールに比べるとカチッと濃く煮詰めてあるジャム。自然な甘さでおいしかったです。ヴァイオレットってすみれの花ですよね?すみれの香りはよくわからなかったけど、甘酸っぱいだけでない+αの香りはやはりヴァイオレットあってこそだったのかも。一緒に行ったJちゃんはここのアプリコットジャムとフェルベールのフランボワーズを買って帰ったのですが、彼女はアプリコットの方がおいしかった!と言っていました。私は断然フェルベールのルバーブでしたけど、フランボワーズで比べるとどうなのかな?小さくてパッケージもかわいいのでお土産にも良さそう。
ところで、このジャムを食べているときにフレンチトーストにした日があって、シロップがなかったのでこのジャムをつけたところ、とても美味しかったです。フレンチトーストにはフランボワーズジャムが合うのかもしれない。これメモ。

それにしても、今回は20kgの呪縛で何でも小さい方、2個ほしいところを1個に絞る、と我慢我慢の買い物をしていました。結果的には18kg、あと2kg入れられたのでした。まあこのジャムに関してはフランボワーズとても美味しかったし、イチゴのジャムってそういえばそれほど思い入れないので(シャンパンとかパリ限定という言葉には惹かれますが)後悔はないですが、フォションで試食したローズジャムは買いたかった。それも大瓶のみであきらめたんですよね~。Jちゃんは買い物する時も冷静で「小瓶がないなら買わない。」ときっぱり。私はどうしようかな、これ買ったら他が買えないかな(まだ初日だった)と迷いに迷って結局買わず。優柔不断の根性なしだったなー。トホホ。

b0031055_214514.jpgb0031055_21264153.jpg話が長くてすいません。さて今度はお茶コーナー。フランスでいろんなハーブティを買うぞ!と意気込んでいたのですが、何となくあんまり買えなかった。日本ではあまりお目にかからないヴェルヴェンヌを買いたくて手に取ったのがこの下のティーバッグ。ミント、Tilleul(菩提樹のこと)、ヴェルヴェンヌと書いてあるミックスハーブティです。書いてある順番の通りミントが一番強かったです。自分の飲みたかったのはヴェルヴェンヌだったんだからヴェルヴェンヌ単体のにすればよかった。というか普通のスーパーでそれを買おうと思ってたのに忘れてた~。
上は同じメーカーでティーバッグの売り場に一緒に並んでたけどヴァンショー用スパイスミックスです。これがすぐれものでした!赤ワイン1杯にこのティーバッグ1袋、かんきつのスライス1枚(このときはレモン、普通のミカンでもおいしかった)、角砂糖1個を火にかけて沸騰寸前で火を止めて完成。ちなみに中身は、コリアンダー、オレンジの皮、シナモン、しょうが、クローブ、胡椒、と書いてありました。

b0031055_21273169.jpgこちらはパリのガイド本には必ず出ているクスミティー。ロシアのメーカーだというのにパリ土産の定番になっているのはなぜなんでしょう?単独店舗があるからかな?そんなに興味なかったのですが、パリ在住のAさんが「デトックスティー結構おいしかったよ。」とおっしゃったので、Aさん信者の私は即購入。飲み始めはウググあんましおいしくないかも、、、と思ったのですが、1箱飲みきる頃には完全に癖になってました。癖になる味。ハーブティってたいていそうなりますね。これはマテ、グリーンティ、レモングラスのミックスと書いてあります。

b0031055_2151741.jpgb0031055_2119474.jpgコーヒーも1つ位は、ということでグラン・エピスリーで購入。melange Italienと書いてあります。イタリアンブレンドってことですよね、きっと。カフェでは深煎りのコーヒーしか出てこないのに、なぜか豆売り場には浅煎りの豆が並んでいるという不思議。グラン・エピスリーの売り場では一番深煎りのこの豆でも、日本やNYの豆売り場にある深煎り豆に比べると色が薄いです。私にとっては適度なローストで美味しかったです。

b0031055_21243472.jpgb0031055_2124464.jpgこちらはバゲット2種。ちゃんと袋も捨てる前に写真を撮っておきました。詳しくはパンのエントリに書きましたが、2010年の1位のお店が上の袋、「ル・グルニエ・ア・パン」というのがお店の名前でした。下の袋はレトロドールと書いてありますが、これはお店の名前でなくバゲットに使われている小麦粉の銘柄名です。(先日のパンのエントリでは詳しく調べずに書いてしまったのですが、レトロドールとはフランスの老舗製粉メーカーの伝統的な銘柄粉なのだそうです。日本ではVIRONでこの粉を使ったバゲットが食べられるそうです。こちらを参考にしました。)日本ではバゲットを買うと分厚い紙袋に入れて、別で長いビニール袋と口を閉じるためのワイヤーをつけてくれますよね。さらに立派なビニールや紙の袋に入れてくれる。でもパリはこんな薄紙(バゲットよりも短いので頭10cm位飛び出る)1枚。それで十分なのになあ。小さなパンも薄紙にくるんで2つの角をひねっただけとか、そんな感じですよね。簡易包装にして良いのでもう少しパンの値段を安くしてほしいです。日本のパン屋さんのパンもおいしいけど値段を見ると買う気がしないのですよね。。。

b0031055_213850.jpgb0031055_21335716.jpg食材編、いよいよファイナル。肉系の缶詰、瓶詰め、ハリッサ(中東料理で使う唐辛子ペースト)、エスペレット、エルブ・ド・プロバンス。缶詰は前回別の種類を買っておいしかったので今回はまた違うのにしました。カモのテリーヌと書いてありますね。まだ食べていません。緑のラベルの瓶詰は一応フォアグラが入っています。フォアグラ率●%などと書いてあって、3段階の真ん中を買いました。日本人ですからね。まだ食べてません。これをトーストの上に乗っけて食べるのが楽しみです。ハーブ類もまだ使いこなせていないのでこれからです。
形は残らなくても結構長い期間いろいろに楽しめる食材のお土産。20kgを気にしつつ買ったので厳選されていて我ながらいろいろ網羅できたなと満足してます。
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by fumiko212 | 2012-02-23 16:37 | -パリ(2011/10) | Trackback | Comments(0)

パリで食べたもの 食事編3 その他もろもろ

これで食べたものシリーズはラスト。

b0031055_23325657.jpgサンジェルマン・デ・プレにあるアルマーニカフェ。あそこのパスタ結構美味しいよ、と教えてもらったので、ホテルからすぐだったので疲れ果てた日の夜に行ってみました。パリにいるとたまに猛烈にしっとりしたものが食べたくなることないですか?ニューヨークみたくスープが手軽にどこでも買えるといいのにな。もしくはベトナム料理屋がホテルの近くにあってフォーを食べられたらいいのになあ。そういう店を探しておこう。
その2つは叶わないけどパスタというのも麺好き日本人にはありがたいもの。
b0031055_23363928.jpgこのときも予約なしでリーズナブルなごはんが食べたいとなるとテラス席になってしまうのでした。テラスといってもテーブルより少し高い位置で囲いがあるので風が吹きすさぶほどではありません。窓全開の部屋にいる感じです。
テラスなのでランチョンマット。ナプキンがグレーなところがおしゃれです。
食べたのはトマトソースのスパゲッティ。普通に美味しかったです。アルマーニが「うん、いいんじゃない?」と言ったかどうかは知らないけど、ちゃんとアルデンテでした。きっと、パリに来たときにまともなパスタが食べられないとか言ってここを作ったんじゃないか?などという話をでっち上げつついただきました。パルミジャーノもたっぷりです。
特筆すべきはこのお皿。写真だと見づらいですが、斜めに横切っているグリッシーニの左下と重なっている部分に丸いくぼみがあります。多分この部分でパスタをクルクルとフォークに巻きつけるためのくぼみなんだと思います。フランス人は上手くフォークに巻けないんじゃないかってことでこの部分をがあるんです、きっと。ほら、日本でもスプーンに受けて巻く人今もいますよね。へえ~と思いました。
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ホテルの部屋が暗いのでわかりにくい写真ですが、お惣菜屋さんで買ってきたごはん。海老マヨサラダ、卵のゼリー寄せ、ビーツのサラダ、ポークロティ、きゅうりのサラダ。フランスでビーツを食べるといつも美味しいなーと思います。日本では缶詰しかないのでなかなかこの味は味わえないのですよね。海老マヨサラダはディル入り。これも美味しかったです。
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b0031055_2352134.jpg最後に、イチジク。モノによって当たりハズレ(ハズレといっても時期が早いという意味)はあるものの、美味しかったなー。特にカンタンの近くの八百屋で買ったのが美味しかった。ブドウも同じく。後はリンゴも食べた。どれも瑞々しく、そして甘いだけじゃなくて香り高く、美味しい果物でした。
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by fumiko212 | 2012-02-16 23:57 | -パリ(2011/10) | Trackback | Comments(0)

パリで食べたもの 食事編2 Le Comptoir du Relais

前回はランチで入った人気ビストロ。今回も予約せずに行ってみました。日曜のディナー。そもそも開いているお店が少ない日曜夜ですが、ここはホテルの1階でホテルのダイニングを兼ねているので営業しているのです。雑誌などでは日曜はカフェ営業と書いてあったりもして不安だったのですが普通に食事のメニューが出てきました。
予約してない人はテラス席にしか案内されないようです。結構寒い日だったので辛かったけど美味しいもののためなので我慢できました。

まずはメニューとにらめっこ。しまった。歩き方の食材辞書のページを持ってくるのを忘れてしまった。もうチンプンカンプンなので値段を頼りに選ぶ感じになっちゃいました。それでも何とか食材がわかるものをピックアップして目星をつけて、さらに隣のお兄さんのが美味しそうだとかジロジロみながら、あーでもない、こーでもないとやっていたら、隣の席の年配のご夫婦が「どれがわからないの?」と聞いてくれました。ありがたや~。隣のお兄さんが食べているものが美味しそうだとじろじろ見ていたときは、あれは鴨のコンフィだと教えてくれて、さらにそれは前菜のところに出ているということで、それを頼むことに。などと本当にいろいろお世話になりつつ前菜から2品、メインを1品選ぶところまでたどり着きました。
結局、鴨のコンフィはその日の分が終わってしまっていたので、別の候補に変更。前菜1品、メイン2品に決定。

b0031055_2059344.jpgワインは一番安いテーブルワインにしちゃった。せめて真ん中くらいのワインにするんだった。

料理が出てくるまで、また先ほどのご夫婦とおしゃべり。デンマークから旅行で来られているとのこと。日本から3泊で来たというと驚いていらっしゃいました。そりゃそうだろうなあ。自分でも驚くもん。
このご夫婦、旅行好きだそうで日本にも一度行ったことがあるそうです。そのときはレストランで誰も英語を話してくれないから困ったわーとおっしゃってました。前に釜山に行ったときに、せめて数字くらいは英語で言ってくれないものかなあと思ったものですが、そのご夫婦もそんな体験をされたのかしら。。。それはごめんなさい!と思わず謝りました。(その会話をしている私の英語がめちゃくちゃなんだからねえ。汗)でもメニューに写真が出てるから大丈夫だったわよ、とのことでした。どんなお店だったのでしょうね。
さらには、リトルマーメイドっていうパン屋さんあるでしょ?という話になったり。そうか。アンデルセンってデンマークでしたっけね。きっとガイドブックにも出ないだろうから見つけたときは嬉しかっただろうな。

そうこうしているうちに前菜登場。どうです?この美味しそうな一皿!フォアグラにしよう!と頼んだものがこんな風にトーストに乗ってきました。カリカリのトーストに乗ったフォアグラはトーストの熱でほのかに温められてトロッととろける食感。お、い、し~い!私はフォアグラはテリーヌよりもソテーのほうが好きなのですが、これは両方の美味しいとこ取りで最高です。ああ、また食べたい。
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メインその1は豚だね、、、と選んだので予想外の形状。ビストロ風とんかつというのが近いかも。豚肉はどこの部分なのかなー、コラーゲンたっぷりな感じでトロットとろけました。銅の小鍋に入ったマッシュポテトもおしゃれです。美味しかったんだけど、衣がかなりオイル(バターと豚の油が合わさったような)を吸っていて後半しんどかったです。(2/29追記:昨夜、重信さんのパリ本を読んでいたら、これは豚足なのだとか!ビストロの定番料理なのだそうです。そりゃコラーゲンたっぷりなはずだわ。それとわかって味わいたかったなー。下調べは大事です。)
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メインその2は羊です。これは間違いのない美味しさだった!赤ピーマンのソースといい、羊の焼け具合といいホントに美味しかった。先ほどのご夫婦はお二人ともこれを頼んでました。うんうん。一皿でもいけたよ。ああ、また食べたい~。
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未だ人気覚めやらぬこのビストロ。ディナーで予約なしだとテラスのみ、だとすると冬場は無理ですよね~。ここは次回もリピートしたいお店です。冬だったら頑張って予約しなくちゃ。
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by fumiko212 | 2012-02-16 21:32 | -パリ(2011/10) | Trackback | Comments(0)

パリで食べたもの 食事編1 ポワラーヌ・カフェ

最後は食事編です。長くなりそうなので分割します。

b0031055_19321163.jpgまずは、カフェ編のエントリにも書いたポワラーヌカフェから。3人で行ったので3つのタルティーヌが並びました。タルティーヌのメニューが20個近く並んでいた記憶があります。仏語ご堪能なAさんと一緒だったので全部解読して頂きました。ありがたや~。で、この写真はランチセットにしたときについてくるサラダ、だったかなー?別では頼んでないはずなので。写真を撮るためにパンを脇によけちゃいましたが真ん中にぽんとパンが乗って出てきました。このサラダというかドレッシング美味しかった記憶あり。
パン屋では基本のバゲットとクロワッサンばかりを買っているのに、内容がわかると珍しいものを食べたい病がむくむくと。で、イワシ(メニューからはマリネかオイルサーディンかはちょっとわからないとのこと)を選択。マリネでもオイルサーディンでもなんかおいしそうだし!ってことで、これが出てきたんですが、、、むむむ。どっちでもない感じだ。味はおいしかったんですがこれ全部は途中からは罰ゲームでしたよ。トホホ。Aさん、Jちゃんに手伝ってもらいつつ食べ進みました。
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こちらはJちゃんが頼んだクロックムッシュ。寒い日だったのでそれが正解だよ!味見させてもらっておいしかったです♪
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Aさんも珍しそうなものを頼まれて、ウォッシュ系チーズと生ハムのタルティーヌ。これが一番の大当たりでした!しかも焼いてあってチーズがとろけてて、あったかいものという基準もクリア。もちろんイワシとトレードして頂きましたけどめちゃおいしかったです。珍しいもの食べたい病なのにウォッシュ系で猛烈に臭いのが出てきたら、、、と結局は守りに入った自分を反省。
今度行ったらあれを頼みたいけど名前は覚えてません、、、メニューを写真に撮っておくんだったよ。トホホ。
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b0031055_19343632.jpgで、これは水の写真ですが、Aさんのご家庭で愛飲されているスティルウォーターなのだとか。スーパーでも売ってたけどこれも守りに入ってヴォルビックを買ってました。(以前モノプリのハウスブランドを買ったらめちゃめちゃ硬水で萎えたので。私にとってはコントレックス並みの飲みにくさでした。だから水ではそれ以来冒険してない。)次回はこれを買ってみる、っと。
b0031055_1936374.jpgそうそう、ここの内装、ランプシェードがパンなんです!さすがポワラーヌ。
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by fumiko212 | 2012-02-16 20:32 | -パリ(2011/10) | Trackback | Comments(0)

パリで食べたもの スイーツ編

スイーツはラデュレのマカロンとアメリカフェのクレームブリュレを別エントリで紹介済なのでそれ以外に唯一現地で食べたもの。

b0031055_20273196.jpgマレのジャック・ジュナンでエクレア(キャラメル、チョコ、コーヒーがあってこれチョコだったかな?)とタルト・オ・シトロンです。タルト・オ・シトロンは確かフィガロで2位だったかな?ちなみにフィガロのランキングは、味、見た目、コストパフォーマンス、とミシュランのように項目別に点数が出ているのですが、1位のお店はほかに比べて安いのでコスパでポイントを稼いでの1位なんですよ。だから味ではこっちが1位と言っていいのでは?(ちなみに記憶では同点2位にピエール・エルメが入ってます。)
で、いただきました。まずエクレア。おいしい!買って半日たっていたので皮がパリッとまではいかなかったけど、間違いのないおいしさでした。
b0031055_20274840.jpgそ、し、て、タルト・オ・シトロン。こりゃもう天にも昇るおいしさってこのことですね!タルト・オ・シトロン好きのくせに、今までパリで食べたタルト・オ・シトロンはグラン・エピスリーとジェラール・ミュロ(そういや今回1度も行かなかったなー)といういい加減っぷりだったので偉そうに言えませんが、日本で食べたレモンタルトその他同種のスイーツも含めて一番おいしかったです。おいしさのポイントはフィリングのテクスチャと言うんでしょうか。カチッと固まってるのはだめだしトロトロすぎてもだめ。フルフルだけど切ったとき角ができる程度に自立はしてるという絶妙の固さというか柔らかさ。酸味も甘味も適度で最高でした。同点2位のピエール・エルメも食べてみたかったなー。とりあえず日本で買ってみようかしら。。。

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by fumiko212 | 2012-02-16 20:28 | -パリ(2011/10) | Trackback | Comments(0)

パリで食べたもの カフェ編

NYでは水筒に入れたコーヒーを道端で飲んだりしてカフェに入ることがほとんどないのですが、パリに行くと1杯のコーヒーが少量なのでちょこちょこカフェに立ち寄ります。大概がカウンター飲み。なぜなら安いから!どこでも大概1ユーロちょっとです。
で、小さいカップの写真をコレクションするのが楽しみなのです。
b0031055_22471351.jpgb0031055_22472681.jpg左の花柄はサン・シュルピス広場のカフェ。花柄カップはここだけのオリジナル。カフェを頼んでも同じ花柄の小さいカップで出てきます。そしてお皿には前回散々探し回ってついに買うことができなかった理想のサイズの角砂糖が乗ってます。見つけることはできたのですが、業務用の5kg入りしかないということで断念しました。この後の写真に写っている角砂糖は全部このサイズなんですよ。1杯のエスプレッソサイズのカップに入ったカフェに1個入れるとちょうど良い甘さになるのです。
右のカップ、オレンジがかわいいです。内側は白だからコーヒーの色もちゃんと映えてるし。内側にCAFES RECHARDって書いてあるのが見えます。このお店が角砂糖を売っているお店なんです。カフェ向けの卸屋さんで小売もしてます。前回は砂糖は断念したけど測り売りのコーヒー豆を買って帰ったのでした。今回も見に行きたかったのに忘れてた~。
今回気になったのがカフェに添えられるスプーンの存在。どこのカフェでも大抵こんな風に小ぶりで薄く軽いスプーンが添えられているのです。次回の買い物リストに追加。そしたら家でもパリのカフェ気分♪(マニアックですいませんっ)
b0031055_22475240.jpgb0031055_2248893.jpgスプーンといえばこのクッキー。もうどこのお店かわかりますよね。ポワラーヌのカフェです。本店があるのは6区ですがマレを歩いているときに偶然カフェを発見しました。ランチも食べたので別エントリで紹介しますね。カフェのカップは黒。このカップも内側は白です。黒のカップというのも素敵ですね。私はカフェを頼んでしまったのですが、ここではカプチーノを頼んでクッキーで泡をすくって食べるのが流儀だったのでした。シクシク。
b0031055_2252275.jpgモンマルトルのアメリカフェでクレームブリュレを食べました。前回は外からのぞいてそのままスルーしたので中に入ったのははじめて。確かアメリセットのような名前がついてドリンクとセットになってました。ここのカップもCAFES RECHARDと書いてあります。
b0031055_23265431.jpgアメリカフェのトイレの前はアメリコーナーになってました。ゾーヴァさんのランプが置いてある!
b0031055_22495862.jpgb0031055_2250171.jpg左のカップもCAFES RECHARDなんですよ。今回はここのカップによく出会いました。そして角砂糖も。カフェではほとんどこのサイズなのに、なぜスーパーでは大きいのしか売ってないのかなあ。もしかすると家庭ではエスプレッソサイズのカップでカフェを飲むことはないのかもしれませんね。
b0031055_22504068.jpg最後は空港のサンドウィッチなども売っているコーヒーショップのカフェ。スプーンは透明のプラスチックですがサイズはカフェと同じ小ぶりなスプーンでした。(カップの後ろでほとんど見えてませんね。)
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by fumiko212 | 2012-02-15 23:35 | -パリ(2011/10) | Trackback | Comments(2)

パリで食べたもの パン屋編

パリの話はあとは食べ物関係しか残っていないような、、、まずは今回もがんばって食べ歩いたパンの話。
b0031055_19182356.jpgまずは前回のリベンジ。エッフェル塔が見えるエリアにあるパン屋さんSECCOへ。ここのクロワッサンを焼きたての状態で食べたかったのだ。で、どうだったかというと、思ったよりも感動していない自分が、、、なぜだろう~。やっぱり思い入れが強くなりすぎるのが敗因かも。
b0031055_19185261.jpgそのかわり大当たりだったのがこれ。ショーソン・オ・ポム。いわゆるアップルパイです。フィガロのランキングで3位以内に入っていたはず。こっちの方がクロワッサンより焼き立てでほのかに暖かかったのも良かった。パイ部分はクロワッサンよりも少し塩分がきつめ。バターの塩分なのかなあ?トロっとスパイス効かせて煮てあるリンゴとの相性抜群でした。リンゴのシーズンだけあるのか年間通してあるのかは不明です。そうそう、パンと一緒にリンゴも山積みで売っていました。おやつ用に買おうと思ってたのにすっかり忘れてしまった。
これ以外にシュケトも買って、これだけは夜に食べました。フィガロにはシュケットのランキングも出てて確かここは3位以内には入ってなかった(10位以内にも入っていたかどうか思い出せません)けどホテルの近所で買ったのよりも皮がしっかりしてておいしかったです。ここのを日本にお持ち帰りしたかったくらい。となると上位のお店が気になります。次回への課題。
b0031055_22371048.jpgお店の外観。私はSECCOになってからしか行ったことがありませんが、元はプージョランがあった場所なんだそうな。前回も今回も常に行列が店の外まで伸びていました。ここはタルト・オ・シトロンも3位だったんですよね~。近くに滞在して通いたいパン屋さんです。
b0031055_19192275.jpgこれは、現地在住のお友達Aさんに教えてもらったクロワッサン。ヴォージュ広場にあるカフェで買いました。Aさんからパリで一番おいしいクロワッサンとの情報で期待大!といいつつ、何やかやで当日食べられず翌日の朝ごはんになりました。
これが!今回食べたクロワッサンの中で一番おいしかった!前回の一番がSECCOだったから、それを超えてるということで今のところの私の中の1位です。見た感じでもわかるかなー?この美しい何層にも巻かれている生地の様子。しっかりと巻かれているので翌朝もこの通りぺしゃんこにならずに美しい姿を保っていたのです。次回は焼きたてのパリパリを食べてみたいなー。(これ前回のSECCOと同じパターンですが、どうなるか?)
b0031055_19202138.jpgお店の名前を覚えられなかったので紙袋を撮影しておきました。CARETTEと書いてありますね。私が連れて行ってもらったのはヴォージュ広場に面したお店ですが、確かトロカデロ広場にもあると書いてあった記憶があります。(エッフェル塔のイラストもありますし。)
b0031055_1921174.jpg次はバゲット。なんだかクロワッサンとバゲットばっかりになってしまって、本当はもっといろいろ食べてみたいんだけど、1店舗につき1~2品となるとどうしても基本の味ってことでバゲットやクロワッサンになってしまうのが悩みです。もっといろいろ食べてみたいのに~。
ここはアベス駅の近く。2010年のバゲット1位の店です。この店の並び、歩いて5分もかからない場所に2011年の1位の店もあるのですが、この日はそっちが定休日だったのでこっちに来ました。バゲットは買ってすぐにかじりつくことにしているのでこのときもバリッと行きました。うむ。満足。パリのバゲットはなんでこんなにおいしいのだ?
b0031055_16114256.jpg一緒に買ったマドレーヌ。プレーンとピスタチオです。パン屋の焼き菓子に開眼した1品。これからは必ずパン屋のマドレーヌを買うことにしようと思いました。(食べたのは帰国後だったので、今回の滞在中に買ったのはこれだけ。)
b0031055_2238118.jpgバゲット1位を取った店はこうやってわかりやすく書いてあるのですね。いつの1位だったのかも一目瞭然。ここも当然ですが雨降りにもかかわらず店の外まで続く大行列でした。(上のバゲットの写真に並んでる人たちの足元が写ってます。)プチ情報としては、支払いがちょっと変わってた。レジに値段が表示されたら、目の前にあるパーキングメーターみたいなものにコインを入れて支払います。私は丁度だったけどおつりが出るのかは未確認。
b0031055_19231450.jpg帰国日の朝にやっと行けたホテルの近くのパン屋さん。焼きたてクロワッサンおいしかったです。ここで食べたのが今回のクロワッサンの中で一番アツアツでした。それだけで幸せ度高いです。
b0031055_19224816.jpg目当てはこのバゲット。その場で少し食べ、持ち帰って日本で↑の1位の店のと食べ比べましたが、私にはこっちの方がおいしく感じました。逆さだけど袋の文字、見えるかな?レトロドールと書いてあって、確か粉だか製法だったかが特別な方法だと雑誌で読んだ記憶があります。バゲットが2種類売っていて「レトロドールください」と頼みました。
b0031055_192463.jpgこれも持ち帰って食べたイチジク入りパン。パンの生地もですが、フィグが違う!すごくふっくらしてるんです。イチジク好きなのにイチジク入りパンにはなぜかあまり思い入れがなかった理由がわかりました。日本で売ってるのはイチジクが残念なのが多いんだ。いや残念とも思ってなかったんですが全然違ったから。
b0031055_22464734.jpg早朝だったので棚が閑散としていますが、別の日の日中に見た時は私の好きな巨大メレンゲも見えてたんだよな~。
上記以外にはシュケットも買いました。さっき書いたとおり、SECCOに比べるとシュー皮が弱々しかったですが比較しなければ十分おいしいですよ。
ところでシュケットってパリのパン屋さんには必ずあるくらいにメジャーなおやつなんですよね?日本ではそれほど見かけない気がしますけど、どうなんでしょう。日本のパン屋もブーランジェリと名乗るからには巨大メレンゲとシュケットは必ずおいてよね、って思う。といっても、ヴィロンにはあったけど高かったからなー。置いてもらっても結局買えないか。自分で作ります。
b0031055_1924372.jpgということで、最後は巨大メレンゲです。持ち帰って日本で食べました。前回と同じ店で買ったので変わらず同じ味でした。大満足。(大きさ比較のためにiPhone3GSとペティナイフが写ってる写真にしました。)
b0031055_2245066.jpgお店は2007年にバゲット1位だったところです。ここもお店の外まで続く行列でした。この行列もなかなかいろいろと試せない原因の1つです。メレンゲを頼んだ後にシュケットが目に入ったんだけど時すでに遅しでした。ガラス越しにお惣菜が見えますね。きっとおいしいんだろうな。

以上が今回廻ったパン屋さんで買ったもの、食べたものでした。
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by fumiko212 | 2012-02-15 21:42 | -パリ(2011/10) | Trackback | Comments(0)

クリュニー中世美術館とパリで出会った音楽

先日休日を1日潰してPCのお掃除(データの)をしたらかなり動きが良くなりました。2007年に購入した使用中のノートPC。Vista発売後に買った型落ちのXPをメモリ増設して売っていたのを格安で買いました。でもそれが間違いだったのか、2010年ころからHDの容量が足りなくなり、ちょっと油断するとすぐに1Gを切ってしまう状態に。それもそのはず、全体の容量も20G程度という今やiPhoneにも負けるHD容量の少なさだったのです(しかも2005年発売の機種だったと後日判明…)。音楽ファイルや画像データは外付けHDに移して容量を広げる努力をしていましたが、WindowsやiTunesのアップデートをするたびにヒヤヒヤしてました(実際容量不足で出来なかったこともあり)。それがネットを検索して見つけた情報に従って容量確保に励んだ結果今では7G以上の空き容量!また再びサクサクとはいかないまでもスムーズに文字を打てるようになりました。ということで最近結構頑張ってブログアップしているのです。やっぱりブログを書くのは楽しいな。

そんなわけで、おもむろに古ーい話がアップされている今日この頃ですがご了承ください。

今日は昨年10月に行ったパリ滞在最終日のお話。
最終日といっても滞在3日の弾丸日程、やっと街に馴染んできたころです。この日は朝から本格的な雨模様だったのですが、日曜日だから買い物も期待できないし、当初の予定通りモンマルトルを散策。この日のモンマルトルはワイン祭(収穫祭?)があったそうで早朝のサクレクール寺院周辺はたくさんのテントが準備されおいしそうな匂いもちらほら漂っていました。私たちは画家の足跡めぐりを予定していたのでで、オープン後の様子は確認できないまま、雨の中靴やら洋服の裾やら地図やらをじっとりと湿らせながら頑張って散策しました。一通り見たいところを見て、ランチを予定していた店へ。午前中だけやっていることは確認済みだったのですが、イートインコーナーは日曜日はやっていないとのことで、温めなくても食べられそうなお惣菜を選んでトボトボとホテルに帰着。
最終日、このままどんより夕方までホテルでボーっとしているわけにもいかず、かといって雨の中また出かける気力もいまいちわかないけれど、夕方からは教会にコンサートを聴きに行く予定を決めていたのでそれまでは自由行動ということにしました。時間は2時をちょっと回ったところで、コンサートに出発する5時までには3時間程度あります。Jちゃんはボンマルシェに買い物に行く(現地に行ってから知ったのですが、この週末はセールの始まる週だったかで特別に日曜日もデパートがあいている週だったのでした)とのこと。私は何も買うものないし、歩いていけるオルセーで「蛇遣い」に挨拶してくるか、とテクテクと出発。
そんな中途半端な時間にオルセーに行ったのは初めてだったのですが、着いてびっくり。入口前の広場は行列がとぐろを巻く混雑っぷり。ならばミュージアムパスの1日券を買おうとキオスクに走ったものの確か30ユーロ以上する値段を見て即座に却下。一応進み具合を見ながら最後尾についたものの入場できるのは1時間後かそれ以上か?という様子。なんてこった。
このままぶらぶらカフェでお茶してもいいけど、この滞在で1つも美術館を見てないし、小ぶりな美術館どこか見られないかな。歩いていけるオルセーに行って帰るだけのつもりだったので詳しい地図をホテルに置いてきてしまった。どんなに近くに行く時も地図を持たなきゃだめなんだよなー。
それでも近隣エリアの地図があったので、そこに出ていたクリュニー中世美術館なら電車で2駅程で行けることがわかった。行けたら行きたい美術館リストにも入っていたこの美術館に行ってみることに。前置き長くてすいません。

この旅で唯一のRERに乗って(あの雰囲気どうしてもビビってしまいます。なんでだろ?)最寄駅から外に出ると、このころにはほとんど雨も上がって木立の向こうに美術館らしき古い建造物が見えていました。
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表に回るときれいに整備された美術館の建物がドーンと。でも裏からの古びた感じも捨てがたい魅力があった。日曜の午後、この美術館にしては混んでいるのかもしれないけれどすぐに入場できる程度の人出にほっと一息。なんだか気持が軽くなってきた。美術館というのは不思議と心を落ち着け、疲れを癒す効果があるように思います。
チケット売り場では1人1人に販売員のお姉さんが何かを尋ねています。案内が貼り出してあって、4時という時間が見えます。「今日は何かのイベントで4時までしか見られないけどいい?」って聞いてるのかな?それだと小1時間しか見られないけど、5時にはホテルに戻らなきゃならないんだしそれでもいいか、と自分の順番になりました。同じように何か聞かれたのでとりあえず「うん」とうなずく。そしたら8ユーロ程度だった入場料がじゃあ20ユーロね(この辺の金額全部うろ覚えです。)みたいな感じに言われちゃった。あれ?なんか思ってるのと違うこと聞かれてた?と聞き返すと、「4時からコンサートがあるからそれも聴きたいか?」と言っていたらしい。(多分最初から英語で言ってたんだと思うけどよく聞きとろうとしてなかった。汗)あ、それはいいです、と入場料だけを払って内部へ。
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ステンドグラスや古いキリスト教の聖人などの彫刻や時祷書風の美しい書物などを見て回る。歩き始めるとさすがに午前中の疲れで脚が棒になっていることは無視できない。見た物は今ひとつ頭に入って行かないまま細かく分かれた部屋から部屋へテクテクと歩いて行く。はあ、疲れたよう…と、階段のある狭い通路を通って行くと一つの部屋から何やら音楽が聞こえてきた。
部屋をのぞくと、もとはこのお城のようなコの字状の建物の中庭に当たる部分だったようで、天井と簡易的な壁の後ろ側がガラスで覆われた温室のような明るい展示室でした。中央の1段高くなったところで3人のミュージシャンが見慣れない楽器を演奏しています。4時から始まるコンサートのリハーサル中の模様。今の時間は鑑賞者は自由に展示品を見学できるようなので、しばらくは周囲の展示品を見るためにその部屋を歩き回っていました。それにしても聞こえてくる演奏がすごくいいので気持ちは完全に音楽の方に行っていることに気づいた。見ると客席に座ってリハーサルを聴いている人がちらほら。ならばと私も客席でしばしリハーサルを聴かせてもらうことにしました。
古楽器のトリオで巨大なリコーダー風の楽器を構えている右側の人がリーダー?いろいろと指示を出していました。音もリコーダーに近い澄んでいながら温かみのある音です。真ん中の弦楽器の音は見てのとおりですがチェロに近い音。2枚目の写真の方が見えやすいと思います。左の男性は小型のパイプオルガンのような楽器。1列に並んだパイプの手前に鍵盤が付いていて、パイプの向こう側にアコーディオン風の空気を送る蛇腹が付いています。曲によって自分で空気を送ったり(と書きながら自分で出来るのかな?自分でやってたかな?と記憶があいまいです)、弦楽器の女性が蛇腹を押してあげたりしていました。
笛と弦楽器とオルガンの澄んだ音が石造りの建物に響いて本当に綺麗でした。あー、こんな時一人旅だったら予定変更してこのコンサートを聴くのになあ、とちょっと残念に思いつつ、係の人がコンサートの準備が始まるので退場してください、と声をかけるまで聴き続けてしまいました。
本当に素敵な音で、座っていたこともありますが、体の疲れだけでなく気持ちもかなりリフレッシュ
されていました。
帰国後に美術館のHPを見てみたら、定期的にコンサートが開催されているようです。(楽器の編成はその時による。)次回、パリに行くことがあったら滞在中にコンサートがないか必ずチェックしてみようと思います。
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気を取り直してもう一度展示室めぐりに戻りました。
この美術館の代表的な収蔵品である一角獣のタペストリーのシリーズのある薄暗い展示室に入り1枚ずつ観ていくと、1枚のタペストリーの前で足が止まりました。こ、これは!さっき見た楽器が図柄になっています!このタペストリーが作られた時代の楽器だったんですね。すごい偶然!としばし興奮。よく考えたら偶然ではなく収蔵品を用いた演奏会という企画だったのかもしれませんが、自分としてはあのリハーサル風景を見た後にこの1枚のタペストリーに出会ったことで短い滞在でしたがとても印象に残った美術館になりました。
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今の時代、旅先の情報はかなり細かいところまで事前にネットでチェックでき、それが旅の充実や安心や時間の節約につながることはとても多く、事前に調べたからこそできる貴重な体験や感動もたくさんあるのですが、こうして予期せずに起こった小さな出来事こそ旅の醍醐味だなーとも思うのです。
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美術館の背後にある小さな古い公園を通り抜けて駅へ。ホテルの最寄駅のサンジェルマン・デ・プレ駅から地上へ出ると、歩道で楽団が陽気に演奏中でした。演奏が終わると自分たちのCDを大声で宣伝し、また演奏。年齢を感じさせないパワフルな楽団でした。
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ホテルに着いた時はドロドロに疲れていて、教会コンサートへの出発予定時間までの10分間爆睡。文字の情報だけで見つけたコンサートだったのでどんな教会か行ってみるまで分からなかったのですが、大聖堂をイメージしていた私には拍子抜けする小さな教会でした。お客さんは観光客風の人ばかりできっと演奏も観光客相手のものなのだろうとは思いますが、こんな雰囲気もまたよし。イケメン風チェリストの演奏するバッハの無伴奏組曲。やはり石の建物というのはいい音が響くものですね。
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いろんな音楽に出会ったパリ最終日の長い午後でした。
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by fumiko212 | 2012-02-15 21:30 | -パリ(2011/10) | Trackback | Comments(2)