カテゴリ:-NY entertainment( 12 )

NYで楽しむ音楽とアート その2 教会でハイドンを聴く

リンカーンセンターのサイトを検索するとリンカーンセンター以外で開催されるコンサートの情報も見ることができます。いつもNYフィルだとかMetだとかのサイトから入って行っていたので気づいていませんでした。その中で見つけたのが鈴木雅明さん指揮によるハイドンのオラトリオ「天地創造」のコンサート。場所はミッドタウンの教会です。教会でハイドンの天地創造を、しかも鈴木雅明さんの指揮で聴けるなんてラッキーでした。
演奏は合唱がエール大学の合唱団とジュリアードの古楽オーケストラとのこと。

鈴木雅明さんはバッハ・コレギウム・ジャパンの音楽監督をされているので何となくお名前とお顔に見覚えがあり、HPで写真を見たときに、あ、この人知ってる!と反応しました。今年6月にライプツィヒ市からバッハメダルを授与されたことでニュースになったのを覚えている方もいらっしゃると思います。私にとってはかなりタイムリーなニュースでした。その鈴木雅明さんの演奏を聴くのは今回が初めて。バッハではありませんでしたが教会で聴くにはぴったりのプログラムでした。

名前も場所も記憶になく、ガイドブックに出ているような有名教会ではありませんでしたが、一歩足を踏み入れると頭上にはヴェネツィアのサンマルコ寺院を思わせるモザイクのドームが。こんな美しいモザイクを持つ教会がNYにあったなんて!と早くも大感激。
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聖堂内も全体がモザイクに覆われ、素晴らしい空間です。ここでこれからコンサートが聴けるなんて、、、本当にすごい体験になりそう、と期待が膨らみます。

広い聖堂内はすぐに満席となり、コンサートが始まりました。古楽器のオーケストラを聴くのは初めてでしたが、木管楽器の音が大理石のモザイクで覆われた聖堂に響く美しさは素晴らしかった。音楽ホールで聴くよりも澄んで聴こえます。パリの中世美術館で聴いたあの音楽を思い出しました。
さらにソリストの歌声、合唱の響きも素晴らしく、この曲が教会で演奏されることを前提に作られたことを実感。何の引っ掛かりもなく頭の中心に向かってスーッと入ってくる。どんなに高音でも耳にキーンとくる感じがなく澄んでいるのにまろやか。ハイドンの音楽も素晴らしいのだと思います。

本当にいいものを聴かせてもらいました。
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罰が当たるかも、な話に続く
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by fumiko212 | 2012-09-13 00:05 | -NY entertainment | Trackback | Comments(0)

NYで楽しむ音楽とアート その1 リバーサイド教会のパイプオルガン

5月のNYの話、現地から日々の日記をアップしていたのですが、1つずつ振り返りながら思い出してみようと思います。

その前にちょっと前置き。
いい年をして情けない話ですが、私にとってNY旅行は経済的にかなり分不相応なイベントです。ましてや一人旅となるとホテル代が重くのしかかる。せっかくの旅行なのだから現地で節約するのは無粋の極みとはわかっているけれど、現地でのエンタメ費や食費、買い物などの滞在費については以前のようになんでもかんでもお金出しちゃう!という勢いはありません。
もう一つ言い訳するとNYなら何でもいいという時代は私の中では終わっているというのもあります。最初のころは何を観ても聴いてもさすがNY!と感動しまくっていました(そんな自分に酔う、が正しいかも)が、様々な理由で今はそうは思わなくなってきました。以前なら、せっかくNYに来たんだから、という理由だけで、滞在中1度はジャズを聴きに行こう、ミュージカルを見よう、オペラを見てみよう、美術館に行こうと予定を組んでいったのですが、今では聴きたいプログラムがなければジャズクラブに1度も行かないこともあるし、美術館は企画展で選ぶし、ミュージカル、オペラに至っては自分に楽しむ力量がないことを思い知って諦めています。

そうはいってもせっかく芸術の都NYにいるのにアートもエンタメもなしじゃそれこそ無粋の極み。そこはきっちり楽しみたいとは思っています。そこで、マンネリ化した自分の中のエンタメ・アート情報検索をもう一度見直し。いつもより少し幅広く情報を検索して予定を組み、さらに現地でも情報を入手したりしていつもとは一味もふた味も違う充実のエンタメ・アート体験ができたように思います。

その1つ目がリバーサイド教会のパイプオルガン。
「エルムンド」で知ったのですが、この教会のパイプオルガンはNYでも有数の規模を誇るのだそうです。番組ではこの教会のパイプオルガンの調律を担う男性を取材していました。この男性は子供のころに聴いたパイプオルガンのレコードに衝撃を受けパイプオルガンの調律師を志したのだとか。長いキャリアの末、10数年前にそのレコードが録音されたリバーサード教会の調律師となりました。
パイプオルガンのパイプは外から見えているだけでなくその裏側にも無数のパイプが仕込まれています。パイプは見慣れた金属製のものだけでなく木製のものもあり、本数はちょっと記憶があやふやですが確か数千とか1万といった単位の数でした。その1本1本を調節しながらオルガンの音を作っていくのです。その作業を演奏のたびごとに行うというから驚きです。調律後はその日のオルガンの状態を演奏者に伝えるのだそうで、演奏者も彼の調律を絶賛していました。
このレポートを見てから、ぜひ実際の演奏を聴いてみたいと思っていました。

教会のHPを見ると、ミサは定期的に行われていますが、果たして毎回パイプオルガンの演奏を聴けるのかが今一つはっきりしません。一番大きなミサは日曜日の朝だろう、と考えて、時間に合わせて教会に行ってみました。聖堂の中に入りしばらく待ってみましたが、人がパラパラと集まってはいるもののどうもミサをやっている気配はあまりせず。そういえば、来るときに教会の入り口を尋ねた男性が「まだ早いよ。今日は10時○分からだよ。」と言っていたことを思い出しました。確かにその時間にミサはあったけれど、それはイースターの第4週だったかのミサで、私は朝一のミサが目当てだったので気に留めなかったのですが、どうも今日は朝のミサはなしだったようです。
教会の受付で、パイプオルガンを聴きたいのですが、、、と尋ねると、やはりイースターのミサの時間に来ればよいとのこと。いきなり予定が狂ってしまいましたが、ぜひとも聴きたいオルガン、時間をつぶして再訪しました。2時間近くかかる長尺のミサでしたが、参加者も多く地域に根差した教会の活動の一面に接し、貴重な体験となりました。オルガンの演奏も数回あり、石造りの大聖堂全体を震わす迫力の響きを体中で感じることができました。日本のお寺で護摩を焚くときにお堂を揺るがすような太鼓の音が自分の厄を落としてくれるように感じますが、このオルガンの響きにも同じような厄落としのパワーを感じました。

写真は教会の美しいステンドグラス。
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教会のミサをエンタメのくくりで語るのはあまりにも失礼とは思いつつ、音楽でもあるということでこのカテゴリにさせてもらっています。
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by fumiko212 | 2012-09-12 22:10 | -NY entertainment | Trackback | Comments(0)

Flash Mob in NY

昨夜のエルムンドでNYで話題のパフォーミングアートとして紹介されていたFlash Mob。以前からあったんだろうけど、すごくいい感じの映像だったので他にもいろいろ見たくてYoutubeで検索したらいろいろ出てきました。

Flash Mobとは、ストリートや時にはイベント会場などで人ごみの中から突然現れたパフォーマーが次々と集まって集団でダンスなどのパフォーマンスを行うもの。プロのダンサーが行うものから一般に広く参加を呼び掛けるものまでレベルも様々。共通しているのは、人ごみの中から突然1人のパフォーマーが現れ、時間を追うごとに見物人の中から次々とパフォーマーが合流し、最後には集団になるところ。そして終わるとパフォーマーたちは散り散りに人ごみに消えて行ってしまう。まるで夢を見ていたかのような演出。

パフォーマーもそれを見る人たちも、いかにもニューヨーカーらしい。そしてこんな突然のパフォーマンスを受容する街の寛容さも。

晴天のブライアントパークで、ある男性の誕生日を祝うサプライズFlash Mob。まさかの大集団に囲まれた男性の困ったようなうれしそうな顔がいい。


バリバリのプロのダンサーによる本格的な「ウエスト・サイド・ストーリー」のFlash Mob。50周年の記念に行われたもののようです。Flash Mobにピッタリですね。ていうかあの映画のオープニングはまさにFlash Mobの原型のようだったということです。


これも好き。エルフの大集団によるFlash Mob。ユニオンスクエアの駅からドワーッと湧いてくるエルフたちはかわいいけどちょっと怖い?笑 見てる人たちの笑顔もいい!


これも一種のFlash Mobと言っていいと思うんだけど、Frozen Grand Centralというパフォーマンス。グランド・セントラルの大ホール、ふと気づくと多くの人の動きが止まってる。まさにフリーズ状態。
これ、パフォーマンスなんだね、ってわかる前のそこに居合わせた人たちの戸惑い方がSF映画の冒頭シーンにでもなりそうな雰囲気。これが一番サプライズでかっこよかった。

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by fumiko212 | 2012-01-12 00:21 | -NY entertainment | Trackback | Comments(0)

ライフカフェ

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にわかファンでも来たっていいじゃないか!
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by fumiko212 | 2010-01-03 02:18 | -NY entertainment | Trackback | Comments(0)

輝いた瞬間

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感動〜。
sさん腰砕け中。笑
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by fumiko212 | 2009-12-31 15:08 | -NY entertainment | Trackback | Comments(0)

ガン見席ゲット♪

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by fumiko212 | 2009-12-31 12:46 | -NY entertainment | Trackback | Comments(0)

POLICE!

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by fumiko212 | 2007-11-03 10:21 | -NY entertainment | Trackback | Comments(2)

ニューヨークの映画館初体験!

噂では「家で見てるんじゃないんだから…。」って言いたくなるくらい盛り上がっているらしいNYの映画館で、1度映画を見て見たいと思ってた。いつも適当な作品がなくて実現していなかったんですが、今回はNYが舞台の「スパイダーマン3」が滞在中に公開される!ということで、このチャンスに見に行くことにしました。やっぱりNYで見るならNYが舞台の映画じゃなくっちゃ。
NYでの公開日は私達の滞在最終日に重なった。公開直前とあって、街中にはスパイダーマンバスやバス停のサインやフラッグ、ポスター、と盛り上がってました。ソニービルの窓には実物大フィギュアが這っていたりもした。私が採取できた写真はこれくらい。
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公開当日。まずはアナログにVoiceで映画館をチェック。この日はMETディナーの予定が入っていたので、MET閉館後、8時半過ぎにMETの近くで見られればベストなんだけど、Voiceだと映画館は出ていても時間がチェックできず、やっぱりネットに頼りました。アッパーイーストサイドの映画館2館に目星をつけておいて、まずは1館目(Voiceに出ていたのはこの映画館)。9時頃だったと思うけど、次に見られるのは深夜12時過ぎの回だとか!これにはビックリ。いくら滞在最終日、明日は帰るだけとはいえ、それは遅すぎるので、もう1館のほうに移動。こっちはVoiceには出ていなかったからか、1時間位待てば見られそう。ということで、チケット購入。(この辺り、すべてmさんにお任せでした。ありがとうございました。)
しかし、この待ち時間1時間が曲者。METディナーでビールなど飲んでしまったものだから、もう体は完全に寝る方向に向かってる。とりあえず近くのドラッグストアでホールズを買い込み、上演間近に映画館に戻ると、すでに席が埋まり始めていた。後方の席に陣取り、名物のポップコーンは買わずに、ホールズを握り締めて始まるまでの数分間爆睡しておく。
ふと目覚めると映画が始まってた。個人的な理由なんですが、このとき服薬中の薬の作用で画面がどうしても2重に見えてしまうのがまず最大のミス。アルコールが入ると効き目が強まってしまうのだ。片目をふさいだりしながら何とか映像から筋を追っていく。タダでさえ集中できない状況で当然睡魔も拍車をかけてくるものだから、もうホールズ口の中に入れっぱなし状態。でも何とか途切れ途切れに着いていきました。
ニューヨーカーの反応はやっぱり微妙に面白かった。

以下ネタバレ含む
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by fumiko212 | 2007-07-09 21:51 | -NY entertainment | Trackback | Comments(2)

42nd Street

b0031055_18574069.jpg12月のNY、エンタメシリーズ第3弾はミュージカル「42nd Street」です。今年1月に既にクローズしてしまったこの舞台、滑り込みセーフで観ることが出来ました。
チケットは現地のボックスオフィスで購入。ビジターセンターで貰った割引クーポンで少し割引になりました。席はオーケストラの前後左右の丁度真中といった位置でした。
この作品はオープニングとエンディングのタップに尽きます。オープニングは鳥肌モノでした。ストーリーなんてもうどうでもよくて、ひたすらタップに見とれていました。エンディングでは縦一列に並んだダンサーが本当にピッタリ重なっていました。あの瞬間の感動は言葉に出来ません。こんなに素晴らしいステージがもうすぐクローズするなんて、ブロードウェイの厳しさ、層の厚さ、いろいろなものを感じました。この作品に出会えて、本当に良かった、と心から思えました。42nd Streetを42nd Streetにある劇場で観てるんだ、っていうあたりまえのことすら感動です。
b0031055_232972.jpg母は若い頃、ミュージカル映画が好きだったそうで、私が子供の頃は「サウンド・オブ・ミュージック」や「マイ・フェア・レディ」、「ウエストサイド物語」などの映画のテレビ放送があると、必ず無理やり見せられていました。今でも、「"ウェストサイド"を初めて観た時は衝撃的だった。」とか、「"サウンド・オブ・ミュージック"のサントラをレコード・プレイヤーを持っていないのに買った。」という話をする事があります。母の若い頃は、今よりも、もっともっと情報が少ない時代だったので、その興奮はすごいものだったんだろうと思います。
現代では、アメリカのものを見て、そこまで衝撃を受けることって、そんなにはなくなったかのように思っていたのですが、この考えは間違っていました。沢山の俳優さんたちが、あれだけハイレベルのものを、何年もの間、レベルを落とさずに演じつづけている。本当にすごいことです。
こういう世界を支えている人の情熱を思うと、胸が熱くなります。もうすぐ終わってしまう作品だと思うから、少し感傷的になったのかもしれません。でも、母が若い頃、アメリカからやってきた映画に興奮したときって、こんな感じだったのかなー、と思わせてくれた作品でした。

ミュージカルには興味があるのに、言葉の壁に怖気づいて、NYではなかなか観に行くことがなかった私ですが、NY仲間のミュージカル班の方々にいろいろ教えていただいて、よい作品にめぐり会うことが出来ました。NYのエンタメ体験は、こうやっていろんな刺激を与えてくれる方たちが、幸せなものしてくださったのだと思っています。皆さん、ありがとう!
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by fumiko212 | 2005-02-21 22:35 | -NY entertainment | Trackback | Comments(2)

メトロポリタン・オペラ初体験

バレエの翌日はメトロポリタン・オペラ観劇。これも日本からチケットをおさえておきました。演目は、「ホフマン物語」。私のオペラの先生、NY仲間のShoeさんに滞在中のプログラムの中から勧めていただいて決めた作品です。
事前にストーリーを勉強したところ、ホフマンという恋多き男がミュンヘンの酒場で現在の恋人を待ちながら、過去の恋について語る物語、とのこと。一人目は自動人形作家の娘、次は美しい歌声を持つ病弱な女性、3人目はヴェネチアの娼婦。(私が見たMETの公演ではキャストの都合(多分…)でこの順番だったようですが、本来は2人目がヴェネチアの娼婦、3人目が病弱な女性になります。)
8時から12時近くまで、約4時間の長丁場ですが、3つの過去の物語と酒場、4つの場面に分かれているので、集中力が途切れることなく、初心者にはうってつけの演目でした。
それから、もう1つ、(これは観てからわかったことですが、)初心者にありがたかったのが、いろいろな声を聴けるところ。ホフマン=テノール、3人の女性=ソプラノ、ホフマンの恋敵=バリトン、ホフマンを慕う友人=メゾソプラノで演じられ、それぞれ均等に見せ場があるので声のバラエティーの面でもあきさせません。さらに、3人のソプラノは、一人目の恋人はキラキラしたコロラトゥーラ風、2人目の病弱な恋人は澄んだ声のリリカル風、ヴェネチアの娼婦は迫力のあるドラマティック風で声質も歌い方もそれぞれ違います。(この分類は私の想像ですが…)

b0031055_23314372.jpgそんなわけで、意気揚揚とリンカーンセンター、メトロポリタン歌劇場へ乗り込みました。なんですが、早速大きなミステイクを犯してしまいました~。地下鉄66丁目の駅から、地下通路を通ってMET地下にある売店の前に到着。まだ時間はたっぷりあるからお土産でも見ようかな…、と売店を覗くことにしました。入口でチケットを見せろというので、何気に見せたら、なんとその場で劇場に入場させられてしまったのです。ええ~!憧れのシャンデリアがきらめく正面玄関から入場したかったのに~。あー、ガックシ。仕方ないので内側から恨めしげに噴水広場を撮影しました。

b0031055_23355727.jpg気を取り直して、おのぼりさん気分で館内ツアー。地下、1階、2階と3層に別れたロビーを繋ぐ、美しい曲線を描いた階段。シャンパンを持った紳士・淑女の皆さんがそこここで談笑中。オペラ・ハウスのロビーの華やかさは格別ですね。

b0031055_2339844.jpg吹き抜けの天井に下がっているシャンデリアにうっとり。

下の2枚の写真は噴水広場からオペラ・ハウスを見たときに、ガラス越しに見えるシャガールの絵。右の白い絵の下にはテーブルで食事が出来るレストランコーナーになっていました。

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b0031055_23464843.jpg2階からバルコニーに出ると、リンカーンセンターを一望できます。右が「くるみ割り人形」を上演中のステート・シアター、左がNYフィルの本拠地、エイブリー・フィッシャー・ホール。


劇場に入ると、なんと!最前列でした。オケピから舞台手前にはみ出したコントラバスの頭が見える、ドガの絵のような景色でした。
オペラの方は、上にも書いた通り、いろいろな登場人物の個性ある歌声と豪華なセットに魅了されました。特に、ホフマンの1人目の恋人。この物語では、ホフマンが恋した女性は、実は人形作家の娘ではなく、精巧に作られた自動人形だった、というオチがついています。つまり、この役のソプラノ歌手は人形のコミカルな動きを演じながら、素晴らしい歌声を聴かせてくれるのです。彼女は本当に素晴らしかったです。
セットでは、この人形作家の工房とヴェネチアの娼婦の館のシーンが素敵でした。工房のシーンでは、部屋の壁を覆い尽くすおもちゃや人形がにぎやかで楽しく、ヴェネチアのシーンでは、部屋の窓から運河を行くゴンドラが見える豪華なものでした。
オペラを観ていて、嬉しいのは、アリアに感動したときにその場で大きな拍手を贈れることです。クラシックのコンサートだと、どんなに気持ちが高ぶっても、最終楽章まで演奏し終わらないと拍手が出来ない決まりになっているので、フラストレーションが溜まるのです。ジャズのライブのように、ソロがかっこよく決まったときには拍手したい!と思ってしまいます。
そんなわけで、バレエに続き、メトロポリタン・オペラ初体験も幸せなものになりました。Shoe先生、ありがとうございました!
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by fumiko212 | 2005-02-20 00:08 | -NY entertainment | Trackback | Comments(7)