カテゴリ:-NY art & museum( 30 )

美術館が好き

年末年始にニューヨークに行ってきました。
一番良かったのは美術館。4館行けて、どこも充実した時間を過ごせました。
iPhoneに入ってた写真の中から1美術館1枚ずつ。

METはツリーとセザンヌとホイッスラーだけ見るつもりで行って、じっくりと。一番釘付けになったのはこの一枚。私の好きなセザンヌが詰まってた一枚。
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絶対に行きたかった新しくなったホイットニー。以前の逆さ階段みたいな建物も好きだったけど窓が広くとられた明るい展示室はホイットニーの作品を見せるのに向いていると思った。ピエンナーレの時にまた来てみたい。
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元旦無料開放のMoMAは大混雑。英語以外の言語しか聞こえない。それでも疲れずに鑑賞できるのはなんでなんだろう。次回は朝一の空いている時間に来たい。
クリスティーナはエスカレータ脇に。
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15年ぶりのフリックコレクション。目当てのホイッスラーは1枚しか出ていなかったけど、音声ガイドで部屋ごとの解説を聞きながら鑑賞したことで、理解が深まり印象深い鑑賞になった。無料開放日のMoMAとはガラリと客層が変わる。特に地下の企画展示室には頭の良さそうな年配のニューヨーカーしかいない、って感じでした。
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若い頃はあれもこれも体験したかったけど、私も少し大人になったのか好きなものが定まってきたのかな。自分のペースで鑑賞できる美術館は私に向いてるし心からリラックスできる。また、ニューヨークに通い始めてから20年たち、その間に日本で多くの美術展を鑑賞したことで自分の目が養われ、多少の知識も付いた。そして今ニューヨークの美術館に行くと、その楽しさは倍増していた。それに気づいたのが今回のニューヨークでの一番の収穫。

コンサートもスーパー巡りもイルミネーション巡りも好きだけど、どれか一つ選ぶなら美術館だ。今年は美術班活動にますます注力したいと思った。
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by fumiko212 | 2016-01-24 10:00 | -NY art & museum | Trackback | Comments(0)

イースターでした

今年のイースターは昨日でした。Facebook上ではベルリンフィルが参加しているバーデン=バーデン イースター音楽祭の様子が日々アップされていたり、欧米の方々がおめでとう!と書き込んでいるので、何となく身近に感じることができました。音楽祭の華やかさは写真で見るだけでも気持ちがウキウキしてきます。
その様子から日本人にとってのお正月に匹敵する大切な行事なのだなあと実感しました。カトリック教徒の叔母が1年で一番大切な行事だと言っていたことも思い出しました。
冬至のお祝いであるクリスマス、春分のお祝いのイースター、冬が長いヨーロッパの人々にとってはきっと大きな喜びを感じる日なのでしょうね。

「菜の花や 月は東に日は西に」
今朝テレビでこの俳句を聞き、先週見た日没直後のまだ浅い青色の空にぽっかりと浮かんだ卵の黄身のような満月が思い浮かびました。日本人にとっても桜が散って、いよいよ本格的な春を感じるこの季節はいいものです。

イースターは毎年移動するのでイマイチわかりにくいのですが、飾り付けがかわいいので気になる祝日です。クリスマス時期と同様に、イースター時期のニューヨークでデパートのショーウィンドウやお店のデコレーションを撮りまくりたい。。。

2年前のゴールデンウィークはまだイースターの期間中?だったので、メトロポリタン美術館に少しだけイースターエッグの展示をしていました。
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一緒に展示されていたパールのすずらん。この花が咲くのももうすぐです。
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最後に泥棒画像ですみません、、、ですが、あまりに楽しそうなので。(埋め込みタグ使えなくて、、、すいません。)
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by fumiko212 | 2014-04-21 23:38 | -NY art & museum | Trackback | Comments(0)

メトロポリタン美術館をお散歩♪

ニューヨークで一番好きな場所はどこかなあ、と考えて、最終的に落ち着くのがメトロポリタン美術館。短い滞在であっても1度は訪れたいと思う。1週間もいられるならば3回は行きたい。
若かりし頃はMoMAのほうが好き、と思ったこともあったけど(ルソーの「眠れるジプシー」があるし)、やっぱり何度通っても飽きないのはMETです。

今回は2回(+ミュージアムショップだけに1回)行きました。
最近は買い物に疲れるとMETに行く、という感じで、午後の遅めの時間に行くことが多かったのですが、朝からやることが思いつかなかった日があって久しぶりに午前中に。ここもロックフェラーセンターと同様、全米、全世界からの旅行客でいつでも混んでいるイメージですが、午前中はほどよく空いていました。

年末にMETに行くと、まず入口のセキュリティチェックで並んで、チケット売り場で並んで、クロークも並ぶのは勘弁とコートを持ったまま入って意外と重いし邪魔になる、という過去の経験から、多少並んでもコートは預ける、というのをマイルールにしています。特に今日はじっくり見るぞ、という日は絶対。ただ、場所によってちょっとひんやり感じることがあるので、METに行くときはセーター2枚重ねくらいの暖かい格好にするか、カイロを持っておくと安心です。私はうっかりセーター1枚で行ってしまって、ちょっと肌寒いような気がしなくもなかった。てことは私以外の方はセーター1枚でも大丈夫ってことか。(人よりも寒がりなので)

年末にMETに行ったら、まずはクリスマスツリー詣でです。去年、次回は双眼鏡を持ってきて天使の人形やジオラマをじっくり見よう、と思っていたのに、この日は行く場所を決めずにホテルを出たので双眼鏡はなし。せっかくこのために持ってきたのに、、、それでも、いつもどおり素敵なツリーと中世美術を配した展示空間に癒されてしばしこの場所に戻ってこられた歓びをかみ締めました。(撮影禁止エリアなので毎年のことですが写真はありません。)

さて、広大なMETのどこから見ていこうかな?今回のNYではティファニーのステンドグラスへの思いが強かったので、アメリカンウィング方面へ移動。ティファニーのステンドグラスに挨拶をして、ステンドグラスの脇の階段を上って2階へ。なんとなく、久しぶりに楽器コーナーが見たくなった。

b0031055_14122696.jpgb0031055_1412317.jpgやはり弦楽器に目が行ってしまいます。チェロの先祖のような楽器を中心に写真を撮ってきました。6弦です。右の写真は形がかなり装飾的です。
b0031055_14123789.jpgb0031055_14124221.jpg左はまだ6弦です。f字孔(楽器の前面に開いている穴をそう呼ぶのだそうです。)がfじゃないですね。なんか火の玉みたい。
右側でようやく「Violincello」の表示になりました。現代のチェロと同じものです。どんな音がするんでしょうね。目の前に楽器があると音を出してみたくなってしまいます。
確か楽器コーナーでは定期的に展示品を演奏するミニコンサートがあるとテレビでやっていました。私はかつて足踏みオルガンのコンサートを聴いたことがありますが、弦楽器のコンサートもあるのかな。滞在中にそんな機会に恵まれたらラッキーですね。
楽器コーナーの次はすぐ隣のヨーロッパ絵画部門へ。久しぶりに定位置に展示されていた5枚のフェルメールをじっくり見たり、ブリューゲル、ゴヤ、レンブラント、エル・グレコなどを見て回る。
つづいて印象派部門へ。あ、今思い出したけど、素描コーナーチェックし忘れました。ゴッホ様が出てないか毎回チェックしてたのに、、、そういうときに限って出てたのかも。ヨーロッパ絵画から直接行ってしまったからだ。
今回印象に残った1枚はこちら。雪の湖を描いたモネの作品です。写真だと全然伝わらないと思いますが、実物を少し離れてみると静かに輝く雪景色が活き活きと画面から立ち上がります。この大雪に合わせてこの場に展示されたのかな?
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ゴッホ様は白いバラの作品が今回初めて出会えた作品でした。ゴッホ様アルバムに追加しておこう。

印象派コーナーの次は公園側に位置する20世紀美術コーナーへ。ここの窓から公園を見下ろすのが空きなんです。先ほどのモネの絵のような白い世界が広がります。

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印象派側からこのコーナーに入ると第1室は毎回新しい展示物に変わっているように思います。
今年はこんな作品。
たくさんの人が広場に集まっています。それぞれの目的地に向かって歩いていたり、佇む人がいたり。
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実はこの作品はこんな風に展示されているのです。壁に刺さったプッシュピンのように見えるものがすべて人の形をしていたのです。上の2枚の写真は90度回転させたものでした。
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MoMAでこんな作品がひたすらつづくとちょっと飽きてしまうので、METの20世紀美術部門でのこれくらいの分量を見るのが私にとっての楽しいと思える現代アートの適量です。
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1階に下りてマティスやモディリアーニなどを見て、そのそばでやっていたエキシビションも見て、帰り道はぐるっとアフリカ・オセアニア部門を通っていくことに。ここも長らく工事をしていましたが、こんなに明るく生まれ変わっていました。私が行っていなかっただけできっと数年前にはこうなっていたのかもしれません。デンドゥール神殿の反対側です。
古代のものでありながら洗練されているエジプト美術とは違い、手先が器用な普通の人が彫った、そんな手仕事の跡が感じられる木の彫刻の数々。20世紀のはじめにエコール・ド・パリの画家達に大きな衝撃を与えたアフリカ彫刻ですが、円空仏にも通じるような独特の顔立ちをした彫刻作品は日本人にとっては思いのほか親しみ深い雰囲気があって不思議と落ち着く空間でした。
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ヨーロッパ彫刻のエリアから公園にひっそりと立つオベリスクを眺め、明るい彫刻のある広場を抜けて、美術館を後にしました。

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この日果たせなかった双眼鏡でツリーを見ることは、後日、再訪してリベンジしました。
ツリーの上にいる天使の人形1体1体、ジオラマの人形も一つ一つをじっくりと鑑賞。焦点距離が近すぎて、1つの人形にピントを合わせると後ろが見事にぼやけて、その見え方がまた素敵でウットリ。こんな風に望遠レンズで写真を撮って、METツリーの写真集を作れたらな~、と夢のようなことを考えながら、またここに戻ってこられることを願いつつ今年のツリーとお別れしてきました。
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by fumiko212 | 2011-02-02 21:18 | -NY art & museum | Trackback | Comments(0)

トリニティチャーチでアート

あっという間の1週間の滞在。去年は帰りの飛行機で1日ごとの行動をザザーッと手帳に書きとめたんだけど、今年はその気力もなく帰ってきたので、写真を見返しながら時系列でブログをアップしてます。自分でも思い出しながら。いつも思いつくままにブログアップするので、私にしてはちょっと珍しいアップ方法なんです。なんてことはどうでもいいですね。

デニーロの店でごはんを食べたあとは、ニュージャージーに遠足に出かけるnさんとお別れして、sさんをお誘いしてブーレイベーカリーへ。明日の朝ごはん用にここのマフィンやパンを買えたらな、と思ったんです。ブーレイって通りを挟んでレストランとベーカリーがあるんですが、来るたびに雰囲気が変わってる。元々あったベーカリーが911でクローズしてしまい、長らくレストランだけで営業していましたが、その後ベーカリーが復活。ベーカリーは1階でパンやケーキを販売して2階はイートインコーナーというんでしょうか、食べられるようになってて、更にオープンキッチンがあって料理教室も開かれる、という環境が長らく続いていました。今は1階は工房スペースになっててその一角で販売もしている、というかなり縮小した感じでした。2階は今もあるみたいでしたけど、どうなってるんでしょう?未確認です。パンはクロワッサン系のものが中心で、レストランで出してたハードパンはほとんどなかった。ピスタチオパンとかサフラン入りのパンとか美味しかったのになあ。
オレンジマフィンとスコーンをゲットして、雪道をザクザクセンチュリーへ。ここでsさんともお別れして、各自買い物。私は大体何も買えずにスゴスゴ帰るパターンなんですが、今回は珍しくいろいろ買えて中満足。

今まであんまり思い入れなかったけど、このあたりの風景というのは、すごくニューヨークらしい景色の1つだな、と今回しみじみと感じました。雪があったからかな?
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何年か前に小鳥のツリーを見つけてから、なんとなく1度は足を運びたい場所になったトリニティチャーチ。ここまできたのだから、と寄ってみました。観光客がいっぱい。東洋人はいないけど。

イエス様誕生のジオラマは前に見たときよりもキラキラ度が増していたような、、、
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ありました!小鳥ツリー。はじめて見たときは夢中になって近づいて写真を撮ったけど、実はこの壇上には上がっちゃいけなかったんです。あの時は人がほとんどいない時間帯だったように記憶していて、誰にも何も言われず、翌年に、あれ?近づけない?と気付きました。スイマセン。
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祭壇の奥の通路に入っていくと、「トリニティ・ミュージアム」という表示を見つけました。教会の歴史に関する展示でもあるのかな?と入っていくと、予想外に現代アートの展示でした。写真には写っていませんが、音の出る映像作品やキラキラしたメタリックな作品などもあって、プチMoMA風情。ニューヨークの教会らしいなあと嬉しい驚きでした。
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教会らしく、ステンドグラス作品もありました。展示のためのステンドグラスではなく、実際に教会の窓になっています。
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こちらは聖堂内部の回廊のステンドグラス。こういうシンプルなパターンのステンドグラスが好きです。百合の柄が規則的に並んでいます。
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教会の中は観光客でワサワサしていてもなんとなく空気が澄んでいるような神聖な気持ちになる場所です。写真をバチバチ撮って申し訳ないな、と思いつつ、信仰を伴っていないので「お祈り」というよりは、見せていただいてありがとうございます、という気持ちで手を合わせています。
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by fumiko212 | 2011-01-15 02:03 | -NY art & museum | Trackback | Comments(0)

メトロポリタン美術館の過ごし方

ニューヨークで一番多く訪れた場所は、もしかしたらメトロポリタン美術館かもしれない。
美術館での過ごし方はそのときによっていろいろですが、アート鑑賞している時間とそれ以外の時間が半々くらいかもしれません。

年末年始だったら、一番に向かうのは中世コーナーのクリスマスツリー。今回は鑑賞者のマナーが悪く、カメラのフラッシュが絶えず光っていてイライラ。本当は撮影も禁止されているのですが、警備員も諦めモードで注意もしていない状態でした。どこの美術館でもそうですが、撮影許可エリアでも禁止されているフラッシュを使う人が後を絶たないのはなぜなんでしょうか。いっそすべての撮影を禁止してしまえばいいのに、と思います。近年、マドリードのプラド美術館が撮影禁止になったそうで、世界的にそういう流れになってくれればいいのに。

気を取り直してオーナメントとジオラマをじっくり鑑賞。以前よりも立ち入り禁止区域が広がって、ますますジオラマが遠くなってしまったのが残念です。これも鑑賞者のマナーが悪いからなんでしょうか。柵をくぐってツリーに近づく悪がきもいてさらにイライラ。せっかくの癒し空間なのに…。
そこで見かけたのがオペラグラス片手に鑑賞していた車椅子のおじさん。おお!これはいい考え!来年は私も持ってこよう。

ひとしきりツリーを眺めた後は、改装工事が終わったアメリカ館へ。(といっても多分改装後2年は経ってます。が2年ぶりに訪れた私にとっては、やっと終わった、というタイミング。)
ティファニーのステンドグラスのある広場がMETで一番のお気に入りの場所。だったのですが、改装ですっかり様子が変わっていました。
ステンドグラスの前にある池には天使の像があったのですが、その像が別のものに変わっていました。池の前のゆったりしたベンチも撤去され、広場に点在していたグリーンもなくなってた。大理石の床はピカピカに光っていたけど全然落ち着けない。広い美術館を歩き回ってあそこのベンチでしばしボーっとするのがすごく好きだったのに。
それでもティファニーのステンドグラスをじっくりと鑑賞してまずまず満足しました。微妙な色合いに光を通す石のステンドグラス、素敵です。

b0031055_21535989.jpg次は入口に案内が出ていたロバート・フランクの企画展を見に、2階の写真コーナーへ。
アメリカ全土を旅しながら撮影した人物や風景の写真集「The Americans」からの展示です。
50年代のアメリカの普通の人々を捉えた1枚1枚の写真からは、日常の何気ない一瞬でありながら、それぞれの物語が感じられるものばかりで、久しぶりにいい写真展を見た、という満足度が高かったです。
ロバート・フランクのオリジナルプリントをまとめて見てみたい、とずっと思っていたので、いい企画展に当たってラッキーでした。
以前は日本でもよく写真展を見に行っていたことを思い出し、また日本でも写真展を見に行ってみようかな、と思えたのも良かったです。自分でも一眼レフのカメラにモノクロフィルムを入れて写真を撮っていたことも思い出しました。デジカメになってから、そういうことをすっかりやらなくなってしまっていたな。

b0031055_21542128.jpgかなり時間をかけて企画展をじっくり見たので、ここで切り上げても良かったのですが、帰りがけに写真コーナーのすぐ隣にある印象派コーナーを一回り。
METのゴッホ作品で一番のお気に入りの「ジヌー夫人」は残念ながら出ていませんでした。
今回見たゴッホ様の中では、2つの靴を描いた小さな作品が一番良かったです。最後にこの絵を見たときは、1足の靴を描いているものとばかり思っていたのですが、その後、別々の靴を片方ずつ置いたもので、ゴッホとテオを象徴している作品だと知ったので、その思いを持って見ると、グッと胸に迫るものがありました。オーヴェール・シュル・オワーズに2つ並んだゴッホとテオの墓石を思い出させます。

印象派コーナーを出たら、20世紀美術を抜けて、ミュージアムショップへ。ここがまた楽しいのですが、サクサクと買い物を済ませて美術館を後にしました。

滞在最終日は午後のアフリカ美術ツアーに参加したかったのですが、ツアー開始時間ギリギリに美術館に着くと、チケット売り場は大行列。今回もアフリカコーナーには縁がなかったか、と諦めて帰ろうとしたときに見かけたのが夜間開館日の案内でした。そういえば夜間開館日にはグレートホールバルコニーに即席のバーができて、弦楽四重奏やピアノの演奏があったはず、と7時過ぎに行ってみました。
b0031055_222994.jpg最後にバルコニーバーに行ったのは確か30歳の誕生日のときだからー、、、すごい前だ。けどシステムはほとんど変わっておらず、生演奏つきのバーがオープンしていました。メニューは以前よりも充実していて、とにかく寒い日だったので赤ワインでも飲みたいな、と思っていたのですが、氷入りのサングリアをオーダー。しばしゆったりと旅を振り返る時間を持てました。そういえばパリでは毎晩カフェでボヤーっと過ごしていたけど、ニューヨークではそういう時間がなかったなーと最終日の夜に気づくとは。演奏は8時までなのでほんの短い時間でしたが、とにかく居心地が良かったです。

こんな感じで、館内マップも持たずに、思いついたところにふらっと立ち寄る鑑賞スタイルが、今の私のMETの過ごし方です。
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by fumiko212 | 2010-01-29 22:20 | -NY art & museum | Trackback | Comments(2)

やっぱりここ

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となりの部屋から。
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by fumiko212 | 2010-01-01 05:05 | -NY art & museum | Trackback | Comments(2)

ニューヨークのミュージアム④MoMA

夏休みにニューヨークに行ってきました!と言いたいところだけれど、依然、次はいつ行けるのかわからない状態。悲しい。そういえば、↑こんなタイトルで古い話を書いていたのを思い出して。続きです。

b0031055_0365825.jpg今年のお正月にはMoMAに行ってきました。今回は金曜夕方の無料Dayに。無料開放される16時過ぎに到着すると、予想はしていたけれど、やっぱり行列でした。いろんな言語が飛び交う行列は意外とサクサク進んで、あっという間に入場できました。
MoMAといえばまずはこの1枚。ピカソの「アヴィニョンの娘たち」。美しいですね。
部屋の入口の正面にあって、部屋の外から見えてくる感じもいいんですよ。改めて写真を見て気づいたのですが、結構床に近い低めの位置にかけられています。彼女たちの目線と見る人の目線が同じ高さになるように展示されているのですね。この高さが、この絵を見るときに一番気持ちいい高さなんだろうな。
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一番のお気に入りはもちろんこの絵です。ルソーの「Sleeping Gypsy」。自分の部屋にポスターを飾っているので、毎日見ているのですが、実物の前に来ると、すごく満たされた気持ちになります。幻想的な静寂の世界。ルソーはこの絵の中に何を見ていたのだろう?不思議な人です。
新しいMoMAになって残念なことの一つが、この絵の展示スペース。改装前のMoMAでは同じくルソーの「夢」と同じ小さな部屋にかけられていました。あの部屋は確かそれ以外に誰か別の画家の絵がもう1枚かかっているだけで、ルソーの幻想の世界にどっぷりと浸かることができました。あの部屋に住みたい!と思って、「ジプシー」と「夢」のポスターを買って自分の部屋に飾ったのでした。今の展示場所は、人気画家の代表作が集まる大部屋の中央付近、しかもゴッホの「Starry Night」の隣になってしまったので、この絵の付近はいつもワサワサとしているのです。「夢」はカフェ付近の壁に移動してしまったし、ルソーにとっては昔のMoMAの方が恵まれてました。
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MoMAでお気に入りをもう1枚選ぶとしたら、やっぱりマティスの「ダンス」かな。好きですね。
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b0031055_7231465.jpgb0031055_7232777.jpgMoMAではプロダクトデザインのコーナーも毎回楽しみです。今回は深澤直人さんの作品が2つ展示されてました!
METのように毎回行くわけではないんですけど、MoMAもやっぱり好きですねー。
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by fumiko212 | 2008-09-07 01:15 | -NY art & museum | Trackback | Comments(6)

ニューヨークのミュージアム③アメリカ自然史博物館

ニューヨークに行き始めて13年目にしてそのおもしろさに目覚めたアメリカ自然史博物館。ガイドブックでよく見るシロナガスクジラの巨大な模型に心惹かれてはいたのですが、過去に訪れたのは閉館後にローズセンターの下の広場で行われるジャズコンサートのみ。
今年の元旦、雨降りの中、この博物館の名物といわれる折り紙オーナメントのクリスマスツリーを見るために出かけました。ツリーだけをサクッと見て帰るつもりだったのが、ふと目に入った例のシロナガスクジラに模型にガツンと衝撃を受け、その後、駆け足ではありましたが全館をくまなく回ることに。実物大の海洋生物や哺乳類の模型、古代の恐竜や大型哺乳類の骨の標本の数々に興奮の連続でした。

b0031055_2135262.jpgこれがそのシロナガスクジラの原寸大模型。これを見た瞬間、一緒に行ったmさんと写真部活動開始!どこから撮ると全体をカメラに収められるのか、クジラの周りを1周しました。
子供向けの「ア・ナイト・アット・ザ・ミュージアム」という、博物館に一晩お泊りする企画では、この模型の下で一夜を明かすのだそうです。想像するだけでワクワクしますね~。
b0031055_2165881.jpgクジラで好奇心に火がついた私たちは恐竜の骨の標本のエリアへ。
マンモスや名前はわからないけど巨大な角を持った大型哺乳類の骨の模型もすごい迫力。でも、やっぱりこのT-REXのシルエットが一番かっこいいかなー。
子供の頃は恐竜大好きだったけど、大人になってもやっぱり恐竜を見ると血が騒ぐものなのですね。ここでも、プレシオサウルスを頭から尻尾の先まで写真に収めるために部屋をあちこちうろつきました。
b0031055_2114335.jpgここも迫力あった。象の模型が群で展示してあるなんて!周りにはキリンやシマウマの模型もあったけど、この迫力にはかないません。
他にも、ネイティブ・アメリカンに関する展示や南太平洋のモアイ像なんかもありました。
b0031055_21161413.jpg最後にローズシアターの周りの惑星を写真に収めて、駆け足だったけど大興奮の自然史博物館鑑賞終了。
まだ行ったことのない方はぜひ一度訪れてみてください。思った以上に興奮すること間違いなしですよー。
b0031055_21192914.jpg最後に、入口にいた恐竜型のツリーです。
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by fumiko212 | 2008-05-08 21:22 | -NY art & museum | Trackback | Comments(4)

ニューヨークのミュージアム②年末年始のメトロポリタン美術館

続いて年末年始のメトロポリタン美術館について。

年末年始の一番の見所はなんといっても中世美術コーナーの中心にそびえる、アンティークオーナメントで飾られたクリスマスツリー。このツリーは撮影禁止なので、見るたびに目に焼き付けるぞーーーっ!と、まずは近くから細部をじっくり、ちょっと離れて全体を、そして最後は見えなくなるまで振り返りながら見納めてきます。それを、1回の訪問につき2~3回繰り返す。本当にこのツリーが大好きです。(ずいぶん季節外れな話ですね。)

ツリーを見た後は、新しくなった印象派エリアへ。
以前は印象派~後期印象派までの展示だったこのエリアに20世紀美術の部屋からピカソの作品がごっそり引っ越して来ていました。

そして、今まで常設展示ではお目にかかったことのなかった、ゴッホの「ジヌー夫人」の肖像が晴れて常設展示されていました。これには大感激。
1年前は企画展での展示だったため、写真撮影ができなかったのですが、今回は写真に収めることができました。
背景の黄色とジヌー夫人のドレスの深いブルーがお互いを引き立てあっています。テーブルに置かれた小道具が本であることから、描かれた女性が知性にあふれた女性であることが想像されます。
ミュージアムショップのポストカードでしか見たことのなかった時代からお気に入りの1枚です。
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METにはもう1枚お気に入りの女性の肖像画があります。それがこの写真の1枚。ピカソの描いた「ガートルード・スタイン」の肖像。
この眼光鋭い女性を描いたのはピカソ。ガートルード・スタインはどんな女性だったのか?先ほどウィキペディアを見てみたら、ちょっと読むのがイヤになるくらい長大な解説がありました。興味のある方はリンク先へどうぞ。(手抜きですみません~。)
彼女がどんな人物だったかはともかくとして、この女性の表情からは、MoMAにあるピカソの代表作、そして私がもっとも好きなピカソ作品の「アヴィニョンの娘たち」に描かれている女性たちと同じような鋭さと美しさが感じられます。調べてみたら、「ガートルード・スタイン」は1906年、「アヴィニョンの娘たち」は1907年の作品でした。そうか。私はこの時代のピカソが好きなのだな、と改めて納得です。
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METの印象派では、心に残った絵を数枚写真に収めることがあるのですが、今回は上の2枚のほかに、下の2枚をご紹介。左はゴッホがパリ時代に描いたひまわり。右はドガの薄暗い部屋にあったバレリーナの絵です。ドガのコレクションはオルセーよりもMETの方が絶対に充実していると思います。ゴッホの鮮やかなブルーもいいですが、舞台裏の暗がりの中で描かれたドガの絵のブルーもパリらしくて素敵です。
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b0031055_0323174.jpgさて、次はどこへ行こう、とエジプト美術をウロウロしていたら、ファッション・インスティテュートに続く階段を見つけました。今まで足を踏み入れたことのないエリアだったので、行ってみることに。
何かの企画展をやっているようです。入口にはジュンヤ・ワタナベデザインのコム・デ・ギャルソンのドレス。
中に入るといろいろな時代のドレスが薄暗い部屋のショーケースの中に多数展示されていました。古いものではコスチューム系のものも。
でも、私の興味を引いたのはやはり比較的新しい時代のドレス。テレビや写真でしか見たことのない、ハリウッド女優がレッドカーペットで纏っているようなドレスを近くで見るのって始めてかも!と思ったら、ワクワク。
説明文を見ながら、聞いたことのあるデザイナーの名前を見つけては、そのドレスに釘付けでした。
左はアレキサンダー・マックイーン2003年春夏コレクションから。うーん、あんまり趣味がよいとはいえない気が…。
右はジョン・ガリアーノによるディオールのコレクション。2000年春夏です。これなんか背の高いメリハリボディの美人さんが着たら美しいだろうなー。
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次はヴィヴィアン・ウエストウッド。2005-6年秋冬のドレス。こんなのもデザインするんですねー。でも、このピンクはまさにヴィヴィアン!
右はジャン・ポール・ゴルチエ。2001年の春夏コレクション。彼らしいですねー。どうやって着るんだろ?
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b0031055_0461056.jpg最後の一枚はこの企画展で展示されていたドレスで一番気に入ったもの。RODARTE(ロダルテ)というブランドの2006-7年秋冬のドレスです。胸元のバラと前面のドレープが軽やでとても素敵でした。このブランド、全然知らなかったです。カリフォルニア在住の姉妹がデザイナーを勤めるブランドなのだそうです。覚えておこう。
b0031055_0562495.jpg最新ファッションを見終わって地下から1階に戻ると、そこはエジプト美術の部屋。
この石に彫られたレリーフに目が留まりました。ライティングの効果もあって、平面に彫られたレリーフとは思えないような陰影と、スーッと伸びた腕の美しさに心を捉えられ、しばし佇んで見上げた作品です。

何度行っても新しい発見があるMET。ニューヨークに行ったなら、決してはずせない美術館ですね。
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by fumiko212 | 2008-05-04 01:11 | -NY art & museum | Trackback(1) | Comments(6)

ニューヨークのミュージアム①11月のメトロポリタン美術館

GWにどこにも行かれないので、この1年で訪れたニューヨークのミュージアムについて、写真を発掘しつつ書いていこうと思いまーす。そんな暇があったら衣替えでもしたほうがいいんだけど…。

まずは、なんといってもメトロポリタン美術館。NYに行くと必ず訪れる美術館です。
11月に訪れたときは、マラソンの翌々日でまだまだ脚が重かったのであまり動き回れなかった記憶があります。でも、どうしても見たかった絵があったので行ってきました。
b0031055_21335613.jpgそれはこの絵。ポロックの「秋のリズム」です。もちろん、今までも何度も見ている絵ですが、秋のNYで1度見てみたかったのです。
b0031055_21352685.jpgこの絵が展示されている20世紀美術のコーナーはセントラルパークに突き出すように増築されたエリアです。階段の踊り場の窓からはセントラルパークの紅葉。この2つを同時に見たかったのです。
b0031055_21363617.jpgこのエリアにもしかしたらあるのでは?と探し当てたのがこの作品。コーネルの箱です。NYにあるコーネルの箱といえば、MoMAに常設展示されている小枝に覆われた女の子の人形を真っ先に思い浮かべますが、もう少し違うタイプの作品も見てみたかった。小瓶にいろんなものを詰めて、標本のようにきっちり箱に並べてあるこのタイプは、私好み。見つけられてよかった。
b0031055_2148285.jpg印象派エリアは工事中だし、ヨーロッパ絵画エリアは脚が疲れそうだし。ということで、大好きなアメリカ館のティファニーステンドグラスの中庭でボーッとすることにして移動開始。
途中、中世美術の部屋を横切ろうとしたら、部屋の中央を衝立で囲ってなにやら作業中の様子。衝立の切れ目からはこんな光景が!クリスマスツリー設置の真っ最中でした。手前の後姿の女性が持っているパネルのようなものがツリーの完成図で、クレーンに乗った男性に下から指示を与えています。
b0031055_21524525.jpgツリーの枝はこんな風にバラバラに並べてありました。
b0031055_21531037.jpg衝立の中の一角では女性たちがオーナメントの天使の人形の衣を整えています。こうやって一つ一つ丁寧に飾り付けているところを見て、年末にこのツリーが完成したところを見られることが益々楽しみになりました。
この後、結局、アメリカ館は工事中でたどり着くことができず、短い滞在で美術館を後にしました。
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by fumiko212 | 2008-05-03 21:56 | -NY art & museum | Trackback | Comments(0)