カテゴリ:アート( 143 )

マティス勉強中

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今、マティスについての本をいくつか読んでいます。分厚い本ばかりなので、ニース時代、もしくはヴァンスの礼拝堂についてのところをまずは拾い読み。それだけでもマティスの作品理解の手掛かりになります。

グザヴィエ ジラール著「マティス―ニースにて 1917‐1954 (美の再発見シリーズ)」にあったマティスの言葉。オダリスク時代の作品について。

「この物憂い弛緩の雰囲気の中には、人や物を包み込む気だるい太陽の下には、大きな緊張がひそんでいるのです。これは絵画特有の次元で、構成要素の相互のはたらきと関係から生まれる緊張です。」

「大きな緊張」はマティスの作品を観るときの大切なキーワードだと心に刻もう。これは、マティスがまだ経済的に困難だった時代に作品を購入したというセザンヌから引き継いだものだとの記述が(どの本だったか忘れたけれど)あった。私は岡本太郎の「今日の芸術」にあった言葉「芸術は心地よくあってはならない」を思い出しました。明るい室内、窓、着飾った女性、または裸婦、花瓶に活けられた花、美しい家具、自身の作品、など、身近なものが繰り返し描かれており、一見すると親しみやすそうだけれど、よく見ると心地よさとは少し違う。それが「大きな緊張」からくるものだったのだ。マティスの作品をどんどん観たくなる。

「マティス 画家のノート」(二見 史郎訳)はヴァンスの礼拝堂の章を読んだだけなのですが、マティスの言葉の一つ一つ素敵すぎて泣きそうになります。
礼拝堂が完成し、クーチェリエ神父に「あなたは鼻を高くしていられますね。」と言われたマティスは、満足だがうぬぼれたりはしない、と答え、こう続けたそうです。長いけど引用します。「私が十本の指を使って最善をつくして制作してきたいつの場合でも、何かしらあるものがやってきてそれを成就させます、それは私に属しているものではなく、よそからやってくるのです。できるだけのことはやらないといけない、そしてすべてが済んだとき、何か天からの影響力が総仕上げにやってくる…でも、それが次の機会に助けになってくれるわけではない。自信を持って歩き出すこと、そうすれば道は開けてきます。」
これはもうあらゆることにあてはまる言葉で、例えばもうすぐ始まるオリンピックではそういうシーンを何度も目にすることになると思う。なんでもない私たちの仕事や生活にもあてはめられる。「天使が微笑む」とか「神様に選ばれた」とか、いろいろな言い方があるけれど、「自分に属していない何か」に微笑んでもらうには「十本の指」、つまり、決して頭で考えるんじゃなく、体を使ってそのものに触れる、汗をかく、という行為の積み重ねが「何か」を呼び寄せるのだろう。そして「それは次の機会に助けになってくれるわけではない。」本当にそう思う。

最後に、同じく「画家のノート」から。ヴァンスの礼拝堂が完成した後、パリで、あの荘厳なノートルダム寺院を訪れ、そこに集う群衆、建築、ステンドグラス、オルガンの音、そうしたものを見たマティスは自分にこう言ったそうです。「一体あの礼拝堂(ヴァンスの礼拝堂)はなんだろう、(略)あれは一輪の花だ。一輪の花にすぎぬとはいえ、しかし、花一輪ではある」二見史郎さんの訳も素晴らしいのだと思います。これは泣ける。南フランスの丘に建つ花一輪、そんな礼拝堂を持つ彼の地の人々が羨ましい。

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by fumiko212 | 2017-12-31 21:34 | アート | Trackback | Comments(0)

ゴッホ展を見に行った

最近、美術展に行った話をブログに書くこともなくなってしまったけど、今は毎日更新しているので書いておきます。
上野の都美術館でやっているゴッホ展に行ってきました。混んでた~。でも意外とよく見られました。近年、やたらと開催されている感のあるゴッホ展ですが、今回は久々によかったです。

ゴッホが浮世絵など日本(ゴッホが想像した日本)から受けた影響という視点でパリ後期から晩年の作品までをたどる今回の展覧会。大きく分けて、前半がパリからアルルに移って夏前まで、後半がサン・レミに移る前後からオーヴェール・シュル・オワーズ(最晩年)の作品という構成でした。ゴッホの代表作がたくさん生み出されたアルル時代後半の作品がほとんどないのが特徴。それで気づいたのはアルル時代の前半とゴーギャンが来てからの数週間では作品の雰囲気がガラッと変わっていたってこと。そして、サン・レミ時代、オーヴェール・シュル・オワーズ時代、と亡くなる直前まで画風が刻々と変化し充実していく様子が感じられる展示だったと思います。

観賞の上で私が注目したのは4つの時代の木を描いた作品。1つ目はアルルについてすぐの早春に描かれた花咲くアーモンドの木、2つ目はアルルを離れるころに描かれれたオリーブ園、3つ目はサン・レミの療養所の庭を描いた「草むらの中の幹」とその隣にあった同時期のものと思われる「花咲く灌木」、最後はオーヴェール・シュル・オワーズで描かれた「ポプラ林の中の二人」。「草むらの中の幹」はごつごつとした木の幹にばかり注目してしまうのですが、少し離れて見ると木の茂る薄暗い庭の地面にさす木漏れ日の美しさに目を見張りました。「花咲く灌木」も木の幹の色鮮やかさに驚くのですが、離れて見ると遠景の草原のなだらかな窪みが陰になっている様子など光の描き方がアルル時代と比べるとぐっと繊細になっていることに気づかされます。最後の「ポプラ林の中の二人」は今まで見たゴッホのどの絵とも違った不思議な魅力に満ちていました。この作品はシンシナティ美術館から出品されており、今回行かなければ二度とみることがない作品かもしれません。必見の1枚です。
これら、木を題材にした4つの時代の作品をたどって、たった10年の短い制作期間だったゴッホだけれど、例えばモネが60年以上かけてたどり着いた晩年の作品に匹敵するものを37歳の作品から感じ取ることができました。それはもしかしたら、生前、1枚しか作品が売れなかったことも関係しているのかもしれない。例えば、もしアルルに行ってすぐ作品が売れ出していたら、求められるままにその画風にしばらくとどまり制作をつづけたかもしれない。売れなかったがために、ゴッホは常に変化して行けたから、短い期間に最後の作品までたどり着いたのではないか。そんなことを考えてしまいました。

この展覧会は来年はゴッホ美術館に巡回する予定だから、作品はゴッホ美術館からのものだけだと思っていたのですが、様々な美術館から集められていたのにも驚きました。くれらーミュラー美術館からの作品に気に入ったものが多かった。行きたい、行きたい、と言いながら行けていないオランダに来年こそ行こうかな。そうしたら、あの最後の1枚をもう一度見られるかも?

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by fumiko212 | 2017-11-21 22:09 | アート | Trackback | Comments(0)

脳に汗をかかせるために

土曜日に再び世田谷文学館へ行き「ムットーニ・パラダイス」再見。

先日はスペシャルツアーと題した1時間の上演会のみだったので、今度は作品をひとつずつゆっくり鑑賞。だんだんとムットーニの楽しみ方を思い出し、途中2度の上演会を挟みつつ4時間があっという間に過ぎました。

何せ久しぶりだったので今回初めて見る作品がいくつもあったのですが、この1~2年の大型作品はどれも私などの想像を越える新たな表現と独創性に溢れており、2度、3度と繰り返し見るごとに新たな感動がありました。
中でも、中原中也記念館で昨年開催された中原中也と萩原朔太郎展に出展されたという「題のない歌」は、まだまだ見たりない、見るたびにもっといろんなことに気づくはず、と思わされました。ムットーニさんのおすすめに従い、さっそくこの詩が収められているという詩集「青猫」を購入(「定本青猫」は入手困難のため、他の詩集の作品も収録されている文庫本を購入)。とにかく変な詩ばかりだということで、集中力を要しそうだけど、ぽつぽつと読んでみよう。

展示室の最後にある「Spirit of song」は宮沢和史さんの「書きかけの歌」を題材にした作品で、10年前の世田谷文学館での展示で見たのが最後でしたが、ゾクゾクするほど素敵でした。この曲をチェロで弾いてみたくなり、昨夜はひたすらピアノアプリで音取り。楽譜にしないと弾けないので五線譜を探さなければ。

そうそう。ムットーニを見るとこうしていろんな方向に興味が広がっていくんだよね。そこもいいんだよな~。
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by fumiko212 | 2017-05-15 21:05 | アート | Trackback | Comments(0)

引き返せるのか?

一つ前のエントリをムットーニの展覧会を見に行った直後に書き、その後、私はすっかり打ちのめされてしまった。買ってきた図録をめくり、ここ数年のムットーニの活動記録を読んだ。これを読んでも自分がいつからムットーニを見に行かなくなったのか思い出せない。ロゴスがなくなったからかと思っていたが、ロゴスの最後の数年の展示は見ていない。八王子はどうだったか…。

私はどちらかというとしつこい方で、20代の頃に好きになったものは細々と見続けている。そこに新しいものが少しづつ加わって、少しずつ成熟してきたのではないかと思っていた。でもそれは違ったということに気づいて打ちのめされたのかもしれない。

近頃の私は、まあ経済的な事情もあり、手当たり次第にいろんなものを見なくなっていた。限られた予算から、間違いなく楽しめそうなものだけを選んで見ていた。それは間違いなく楽しめていた。
けどそれで何かを失ってしまった。そんな気はしていたが、それに気付かされた。
ムットーニに飽きたわけではなく、見られるものなら見たかったのに、要は手を抜いていたのだ。
ぴあのアラートメールや、ツイッターの都内の美術展情報のように、自動的に入ってくる情報の中から、さらに間違いなく楽しめそうなものだけを選んで見に行っていた。読む本は本屋大賞のノミネートなんかを参考にして選んでた。それで満足してた。

いつからこうなった?SNSとかスマホがいけないのか?年齢からくる体力、気力の衰えか?

これはここ数年のムットーニを見られなくて残念だったという話ではない。もっと根の深い話。

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by fumiko212 | 2017-05-07 01:10 | アート | Trackback | Comments(0)

何度読んでも意味が分からないが、その言葉の美しさに魅了された

中也の詩「地極の天使」を評したムットーニの言葉。
何度見てもよく分からないが、その光の美しさに魅了された。
ムットーニの作品の魅力も同じように表せる。
2010年代に入ってからだろうか。ムットーニを追いきれなくなり、作品鑑賞から離れていた。その間のムットーニの進化を今日見た。

お久しぶりです。と言ったら、ごめん、案内だしてないもんね~と変わらず気さくなお人柄で返してくださる。
それに油断したら、中はとんでもない進化を遂げていた。

表現者とは、かくあるものなのだ。

会場を出てすぐにインスタに記した言葉。

久しぶりにムットーニの口上を聞き、脳の使ってなかった部分が呼び覚まされた。ここ数年、目に見えるもの、結論のあるものばかりに接していたような気がする。不条理とはかくも幻惑的なものだったか。アートの真髄を見た。

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by fumiko212 | 2017-05-06 19:31 | アート | Trackback | Comments(0)

デトロイト美術館展

b0031055_20330655.jpg家を出るときはゴッホ展を見るつもりが、都美術館に付くと長蛇の列。何で~?と渋々並ぶと、係りの人が年齢のわかるものを出して待てと。何で?なんと今日は月に一度のシルバーデー。65才以上無料の日なのだとか!!ガーーーン。交通費をかけてきたからこのまま見るか、帰るか。。。いや待て!デトロイト展だ!
ということで急遽予定変更して見て来ました。閉館がゴッホ展より1時間早いため1時間ほどしか見られないけど、作品数52ということなのでゆっくり見られるはず。まだ見ていないゴッホ展のチケットで100円割引してもらい入場です。

展示されているのは僅か52点。ルノワール、ドガ、モディリアーニ、ピカソなど、複数の作品が展示されている画家もいるので、画家数はもっと少なく、かなりこじんまりした展示だったと思います。それでも満足度が高かったのは、展示作が厳選されていたからだと思いました。これがデトロイト美術館の特徴なのか、今回の展示作品を選択したキュレーターのセンスなのかわかりませんが。例えばセザンヌは、水浴、サンヴィクトワール山、妻の肖像、静物の4点。ピカソは薔薇色の時代、キュビズムの初期と後期、新古典主義、ドラマール、ジャクリーヌの肖像の6点。それぞれ、画家のエッセンスを感じられる作品が並んでいました。

対象の時代が、印象派、ポスト印象派、エコールドパリ、と私の好きな時代だったのも満足度が高かった理由です。この辺りの時代を順に見ると、セザンヌを境にガラッと絵画表現が変わったことを目の当たりにすることになる。それが最近はやっとハッキリと理解できるようになりました。上記の3つのカテゴリーに加えて、20世紀のドイツ絵画というコーナーがあります。そこだけちょっと異質に感じたのですが見ていくとここもやはりセザンヌ以降を感じさせる作品が並んでいました。それも含めて、四角い平面をどう埋めるかという分野においてセザンヌを越える画家はやっぱりいなかったのかも?今回の出品作ではそれを感じました。

ゴッホの作品は2点あり、ポスターになっている自画像の他に、晩年のオーヴェール・シュル・オワーズ時代の作品があり、始めてみる作品でした。これが私好みで、この1枚を見られただけでも来た甲斐があったと思えました。
b0031055_20330818.jpgオワーズ川の岸辺、オーヴェールにて
というタイトルがついていました。絵の横の解説にはトゲトゲした木の葉が不安感を与えると書いてあったのですが、私はそうは思わない。手前に浮かぶボートの影が深い青緑の水面に黄色く映るのを見たゴッホがこの風景を描こうとキャンバスに向かったときのワクワクする気持ちがありありと感じられました。その後ろに青、赤、緑、とお互いを引き立て合うように色とりどりのボートが並び画面の半分を埋めつくし、それを引き立てる背景としての青々と繁る木々(この青緑が水面に映っているのですね)が描かれている。そういう絵だと思いました。晩年のゴッホは確かに病んでいたかもしれないけれど、絵を描くときはいつも生き生きとした喜びに溢れていたと思うのです。この絵からもそれが感じられました。

シルバーデーのお陰でよい展覧会を見ることができ、満足な日になりました。
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by fumiko212 | 2016-11-16 16:56 | アート | Trackback | Comments(0)

地球を彫る~モエレ沼公園

札幌でもうひとつ行ったアートスポットはモエレ沼公園。イサム・ノグチ設計の公園です。友人たちが何度も訪れていて話も写真もたくさん聞いて見ていたんだけど、自分の中であまりピンと来てなかったんです。なんだか造形され過ぎているというか。。。
バスの時間を調べたりするのも億劫になりかかってたりして。。。そしたら社長がバスの時刻表をくれたので、雨が降りそうな日でしたが出かけられました。ありがたや~。

結果としてはモエレ山に登って公園を見て、やっとピンと来た!これは行かなきゃわからない。
最初は自転車で走り回って、噴水アートを見たり、小さい方の山に登ったり、遊具で遊んだり(ブランコも滑り台もやった)して、それでもまだピンと来てなかった。
それからガラスのピラミッドに入って展示を見ました。そこにノグチの言葉が展示されており、「地球を彫りたい」という言葉を見つけたのです。この一言で全部が繋がった。この公園全部が1つの作品なのか!
それで、最後まで躊躇してたモエレ山登りに向かえました。山頂からの景色、確かに地球が彫ってあった。行って良かったです。

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by fumiko212 | 2016-11-06 08:49 | アート | Trackback | Comments(0)

アルテピアッツァ美唄

彫刻家 安田侃の作品を展示するための公園、アルテピアッツァ美唄に行ってきました。
私が安田侃を認識したのは、直島のベネッセアートミュージアムの作品でした。札幌から約1時間の場所にあるこの美唄という町は彼の出身地なのだそうです。東京では東京国際フォーラムや東京ミッドタウンに作品があります。
紅葉のベストシーズンを狙ったのですが、天候不順が続いた北海道の紅葉、今年は少し遅めのようです。カメラだとこのような染まり具合ですが、人間の目は見たいものを見たいように見る心の目というフィルタがあるのでもう少し染まっているように見えたりもしました。
まだ朝の冷気が残っていて、作品も芝生も朝露でしっとりと湿っていました。
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作品は広範囲に点在しており、中には「熊に注意!」の看板を横目に林の中に入っていかないと見られない作品もあります。びくびくしながらたどり着いた作品の周りにはいい気が流れていました。
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廃校になった小学校(現在は一部保育園になっている)にも作品が展示されています。小学校だったころの面影が残る中に展示されている小ぶりな作品のたたずまいはなかなか良いものでした。
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入場料は無料ですが、寄付の箱が置いてあります。
この後、付近にあった廃線鉄道の駅を見に行ったのですが、線路が取り除かれサイクリングロードになっていました。が、そのサイクリングロードも手入れができなくなったのかアスファルトが傷み、雑草でおおわれてしまい、立ち入り禁止となっていました。
アスファルトで舗装してもこうなのですから、アルテピアッツァ美唄の山道など、ひと夏手入れを怠れば、あっという間に人が入れなくなってしまうのでしょう。山の中の作品が忘れ去られてしまわないよう、もう少し寄付をすればよかったとちょっと反省しました。。。
札幌からだと電車と本数の少ないバスを乗り継ぐことになります。2人以上で運転ができる人がいるならレンタカーが良いかと思います。雪が積もったところもきっと素敵だと思います。
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by fumiko212 | 2016-10-29 08:44 | アート | Trackback | Comments(0)

びじゅチューン!を見よ!

笑点が終わって、次はベニシアさんだとチャンネルを変えたら、5分の歌の番組が始まってた。みんなの歌かと思ったら「びじゅチューン!」という番組で、太陽の塔が歌ってた!凄い説得力!なんだこれは!
こちらのサイトから動画で全曲見られます。私としてはやはり「ルソー5」が気に入りました。あの作品(眠れるジプシー)からこんな曲を作るとは!作詞、作曲、作画を全て手がけるのは井上涼さんという映像作家さん。歌っているのもこの方です。凄い人がいるものだ。
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by fumiko212 | 2015-03-15 21:54 | アート | Trackback | Comments(0)

ホイッスラー展

そろそろ確定申告のシーズンですが、そういえば源泉徴収票どうしたっけ?給料袋に入れて、その袋はどうしたっけ〜?と焦って探し回ったところ、ヨコハマトリエンナーレの時に買っておいたホイッスラー展の前売り券が出てきた。ひゃー!忘れるとこだったよ〜。
その翌日は仕事で横浜方面に用事があり、その後直帰できる日だったので、早速行ってきました。ラッキーだった〜。
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昨年のオルセー展で見た、ホイッスラーの母を描いた肖像画「灰色と黒のアレンジメント」で興味を持ったホイッスラー。その後、世田谷美術館のジャポニスム展でも少し作品を見て、今回まとめていろいろ見て、かなり気に入りました。人物画、風景画、ジャポニスムという分類の展示でしたが、やはり一番気に入ったのは人物画部門。ジャポニスム部門も面白かったけど私としては構図としてはやっぱり広重の方がグッとくる。

Facebookにアップしたところ、お友達が、行ったよ〜とコメントくださり、「フリックコレクションのでっかい肖像画は来てなくて残念」って書いてあって、行ったのにスルーしてたんだ〜、と過去の自分にがっかり。
検索してみると、今回の展覧会で、出品作ではないものの同じ人物をモデルにした版画作品の解説として画像付きで紹介されてた「肌色とピンクのシンフォニー」というのがフリックコレクションにあることが分かった。展覧会でフリックコレクション所蔵と見た時に、フィラデルフィアか〜と思ってた自分に再びがっかりしつつ、ニューヨークで見られるんだ!と知れて嬉しくなった。次回のニューヨークでは10年以上ぶりにフリックコレクションに行くこと決定〜。楽しみがまた増えた。
そう考えると、Metはだいたい毎回行ってるけど、MoMAは多分5年くらい、グッゲンハイムは10年以上経ってるかもしれない…。などと考え始めたらすっごい楽しみになってきた!
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by fumiko212 | 2015-02-18 23:52 | アート | Trackback(1) | Comments(1)