カテゴリ:-NYC Marathon 2007( 12 )

USTで豪華完走ご褒美ディナー♪

昨日はNYCマラソンを一緒に走った仲間達と、東京で豪華完走ディナー!頑張った自分達へのご褒美ディナーということで、東京ミッドタウンのユニオンスクエア東京を予約しました。ニューヨークつながりで、NYCMの完走ご褒美ディナーにぴったり~、ということで、今日は豪華に行くぞーとア・ラ・カルトであれこれいただいてきました!
b0031055_111812.jpgb0031055_1118161.jpgまずはお料理を待っている間に出てきた、オリーブとパンです。オリーブはなくなるとちゃんと補充してくれるのです。パンは3種類。イタリアパンのチャバタ、ライブレッド、コンデンスミルク(だったかな?)入りのほんのり甘いミルクパンの3種。
お仕事のトラブルで遅刻のキャプテンを待ちきれず、女子部3人でとりあえずシャンパンで1回目の乾杯もしてしまいました。キャンプテン頑張れ~。
b0031055_1121159.jpgb0031055_11211081.jpg女子部のお食事。ここのア・ラ・カルトは1皿が1.5人分くらいの盛りなのだそうで、ア・ラ・カルトであれこれ頼んで取り分けるのが「ニューヨークスタイル」なのだとか。本店には行ったことないんですが、向こうでもそんな感じなの?オーダーの時にお願いすると、最初から人数分に分けて盛り付けてきてくれるので、シェアしていただくのもとっても楽チンです。左は本日のお魚のカルパッチョ。銀むつだったっけ?とーっても美味しくて、人間、たまにはこうやって美味しいものを食べないとねー、としみじみと思いました。右はシェフの自信作。ザクロ、クルミ、パンチェッタなどが入ったルッコラのサラダ。ザクロの甘酸っぱさが美味しかったです。
b0031055_11254478.jpgb0031055_11255768.jpg2皿目のお料理はパスタが出ています。ジビエにしよう!ということで、仔兎のラグーソースのパッパルデッレ。ジビエの香りが口の中に広がりました。美味しかったー。メインはイベリコ豚と悩みに悩んでビーフの燻製グリルにしました。燻製してあると美味しいんですよねー。写真だとわかりにくいと思いますけど、手前に岩塩が盛ってあって、お好みでお肉につけていただきます。
b0031055_11284745.jpgb0031055_1129124.jpgメインを食べ終わる寸前にキャプテン到着!お疲れ様でした~。と乾杯第2弾。キャプテンのお料理はマグロとアボカドのタルタルとこれまたジビエで蝦夷鹿がメイン。女子部、フォークを持ってきてもらってつまみ食いさせてもらいました。鹿の野性味とやわらかさに感激。
b0031055_11305166.jpgb0031055_1131253.jpg
b0031055_1131177.jpgb0031055_11312717.jpgデザートで4人の足並みがやっと揃いました。当然4種類オーダー。左上が私の頼んだパンナコッタ。赤ワインでコンポートされたイチゴとリンゴのソースです。普通に美味しい。右上はシェフのスペシャリテのチョコレートケーキ。生チョコを食べているような濃厚さ。ちょっともらうととっても美味しい。1人で食べるのはちょっと大変だった?左下はスコッチプディング。ピーナッツバターのクッキー添え。これもやさしい味で美味しかった。右下は柚子風味のチーズケーキ。ジュレと一緒に食べるチーズケーキの濃厚さが中和されてこれが一番美味しかったかも。

NYCMを走った人だけが参加できる(勝手にそういうことにしてる。笑)東京での豪華ご褒美ディナー。また参加できるようにNYCMを走らなくては、という気になってしまう、素敵なディナーでした。

昨日得た格言。「人間、たまには美味しいものを食べなきゃダメだね。」そして、もちろん一緒に食事をする仲間との楽しい会話も。

おまけ:東京ミッドタウンのイルミネーション
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by fumiko212 | 2007-12-08 11:39 | -NYC Marathon 2007 | Trackback | Comments(6)

記念の品

b0031055_2341352.jpgNYCマラソンの記念品は、ゴールでもらえるメダルやゼッケンと一緒にもらえるTシャツ、オフィシャルウエア、フィニッシャーズTシャツ、といろいろあるけれど、マラソンだけでなく、それまでの数ヶ月練習で苦しんだこと、春先から体調を崩して今も苦しんでいることも含めて、苦しかった2007年を慰め、癒してくれ、そして忘れずに覚えておくための品として、このオーナメントを買ってきました。クリアなガラスのボールに2007の文字。そして中にはガラスのトナカイが跳ねています。

年号が入ったオーナメントを買ったのはこれが2回目。前回は1999年。父が他界した年でした。

苦しかった年は忘れたい年、という考え方もあるけれど、その苦しみは何かしら自分の人生に大きな影響を与えることでもある気がして、なんとなく年号の入ったものを買おう、という気にさせられます。そして苦しみや悲しみの中の喜びは、より輝いて見えるもので、そんな喜びを忘れないように、という思いもあります。

今年は弱っている自分をサポートしてくれた家族や友人達から愛情やパワーをたくさんもらったこと、そして、NYCMで自分なりに満足のいく結果が残せたこと、この2つの嬉しいことがありました。マラソン後のニューヨークでこのオーナメントと出会ったのは、この年を忘れないように、というニューヨークの神様の声のような気もして、持ち帰るには少々繊細な品ではあったけれど即決で購入。来年はボールの中で跳ねているトナカイのように私ももうちょっと軽やかに人生を前に進めて行きたいと思います。

今年、まだあと1ヶ月あるけど、ツリーを飾るとなんとなく1年を振り返ってしまいますね。

今年もやさしい光を放っています
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by fumiko212 | 2007-11-25 23:41 | -NYC Marathon 2007 | Trackback | Comments(6)

実録 New York City Marathon 2007 タイム編

さて、ではタイムはどうだったのか?完走記に書くのを忘れてしまいました。
公式記録のゴールタイム(NET)は4時間40分04秒でした。去年よりも10分ちょっと短縮!これは素直に心から嬉しかったです!練習のラップタイム(2.15km毎)は去年よりも全然振るわず、直前のハーフも去年の記録に及ばず、今年はNew York Times紙掲載も難しいのでは?と思ってたから。でも、今年は35kmを過ぎてから頑張る力が残っていたのが大きかったと思います。

公式HPに掲載された5km毎とハーフの通過タイムは以下の通り。

5km  0:33:35 (33:35)
10km 1:05:51 (32:16)
15km 1:38:41 (32:50)
20km 2:11:53 (33:12)
ハーフ 2:19:19 
25km 記録なし
30km 3:18:38 (1:06:45)
35km 3:52:49 (34:11)
40km 4:25:42 (32:53)

1マイル当たり平均 10:41

マイル平均は目標の11分(これだと4時間50分を少し切れる)よりもちょっと速く走れてた。5kmごとのラップは大体33分~34分で最後まであまり変わっていなかったみたい。どこかが突出して早いわけでも遅いわけでもなかった。去年はこれが自然とできてたんだけど、今年は35km手前くらいから意識してラップが落ちないようにしたつもりなので頑張った結果だと思いたいです。

次に手元の時計のマイル毎のラップ。

01mile 11:44 →ベラザノ橋上り
02mile 10:03 →ベラザノ橋下り
03mile 10:46
04mile 10:15
05mile 10:23
06mile 10:21
07mile 10:24
08mile
09mile 21:25
10mile 10:20
11mile 10:59
12mile 10:31
13mile 10:54
14mile 10:40
15mile 10:54
16mile 11:07 →クイーンズボロー上り
17mile 10:10 →クイーンズボロー下り
18mile 10:27
19mile 10:33
20mile 11:55 →トイレ休憩あり
21mile 10:49
22mile 10:54
23mile 10:21
24mile 10:50
25mile 10:22
26mile 10:30

橋のアップダウン以外はほとんど10分20秒~50秒台で走れてました。最後の方はやはりかなり意識してラップを保つように頑張ったので、特に公園に入ってから20秒台、30秒台と早めのタイムが残っているのが嬉しいです。

こうやってラップタイムを見ても、完走記を書いてみても、思うのは、レースが始まってからはずーっと淡々とことが運んでくれた、という印象です。去年はいろいろありすぎた、というのもありますが。これが2度目のレースで過去の経験が活きた結果、ということなのかなー?

スタートまで辛かった分、レースではそんなに辛い思いをせずに済んで、本当にありがたかったです。
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by fumiko212 | 2007-11-10 17:54 | -NYC Marathon 2007 | Trackback | Comments(16)

New York City Marathon 2007完走記(スタート後編)

b0031055_1630538.jpgバーン!と号砲が響き渡っていよいよスタートです。今年はかなりベラザノ橋に近い場所にいたので、スピーカからフランク・シナトラの"New York, New York"が聞こえてきました。ここで今度は感激の涙。去年はこんな音楽が流れていたのも知らなかった。スターとロスは5分もありませんでした。さあ、フリースを脱ぎ捨てていよいよスタートです。

広い橋の上を駆け出したら気分がスーーーッと落ち着いてきました。もう、さっきまでベソかいてたとは思えないほど、顔もニコニコと笑ってます。肩から背中にかけての凝りも気にならなくなっていました。すぐに橋の中央分離帯に立っている小出監督を発見。「小出監督ーーーっ!」と呼びかけると、こっちに向かって「おーーー。がんばれよー。」と声をかけてくれました♪

次は中央分離帯とは反対側、海側に寄って走ります。ここからゴールのあるマンハッタンの遠景を眺めるのです。消防艇からの虹色の放水も見えて気分は最高!nanaさんと写真を取り合い、並んで橋の上を進みます。まもなく1マイル。ラップは11分44秒。目標は11分なのでちょっとかかりすぎだけど、最初の人ごみと上り坂を考慮すれば滑り出しは上々です。

ここからは橋を下ります。橋を降りたところで2マイル。ラップは10分3秒。「ちょっと早いな。」とつぶやくとnanaさんが「下りだからだよ。」と教えてくれました。そうだ、そうだ。

さあ、大好きなブルックリンエリアに入ります。去年、個人的に一番盛り上がっていたのがブルックリンでした。今年も戻ってこられた喜びに浸りつつ進みます。でも、盛り上がりたい気分をここはぐっとこらえて、はしゃぎ過ぎないように進みます。3マイルでのラップは10分46秒。早すぎず遅すぎず、いいペースです。このあたりでnanaさんも見失ってしまいました。去年は仲間と別れたときに、「ここから長い一人旅か…。」と思ったものでしたが、今年はそんな気は全然しませんでした。「一人ではあるけれど、38000人と一緒に進む旅だ。」と思っていました。

最初の給水所に差し掛かります。最初の給水から飲む必要はないんだけれど、今日はちょっとはしゃぎすぎて喉がカラカラだったので飲むことにします。甘くて苦手だけど、去年水ばかり飲んで32km辺りで低ナトリウム血症と思われる倦怠感に襲われたのを思い出し、ゲーターレードに手を伸ばします。大きく1口含んで少しずつ飲み込みながら走ります。

ブルックリンはひたすらハッピーな気分で走りました。日差しも強まってきて、ウエアの首のファスナーを開け、軍手をはずしてタイツの背中側にはさみ、腕まくりをして走りました。そうそう、膝の痛みはやっぱり橋の上から感じていました。でもテーピングとCW-Xの2重ガードでそれ以上痛くならずに済んでいます。小さな不安は常にありましたが、あまり深く考える余裕もなかったこともあり、気にせず楽しい応援に気持ちを向けるようにしました。

青コース、緑コースと合流する8マイル過ぎまであっという間でした。去年に比べるとここまで来るのに感じる距離感が全然違うことが嬉しかった。もう1時間以上走っているのが嘘のようでした。ラップは10分20秒前後。ちょっと速めです。でも気持ちよく自分のペースで走れている気がするので貯金と思って気にせず進みます。

15kmのマークを過ぎた辺りでずっと続いていた胃のムカつきがスッと消えて、急に空腹感が襲ってきました。やっと朝ごはんが消化されたみたいです。しかし、ムカつきが治まったと喜んでいられません。まだ1/3しか走ってないのにお腹が減っているのはまずいです。しばらく迷った末に1つ目のパワージェル(梅)を食べることにしました。一気に食べるとまた胃に負担がかかりそうだったので1マイルくらいかけて、途中で給水も取りながらゆっくりと飲み込んでいきました。この辺りからラップは11分前後に落ちてきました。このペースは保ちたいな、と思いながらでもあまり深く考えずに自分のペースで進みます。

ブルックリンの応援は本当にハッピー。マンハッタンのように柵でガードされていないのでみんな歩道からはみ出して絶叫して応援してくれます。ウエアの背中に名前を貼っていたので、何人かのランナーに「Fumiko!」とか「Fumikoさんがんばってー。」などと声をかけてもらいました。

そろそろハーフポイントが近づいてきました。少し応援が途絶えます。気温も下がってきているように感じたので、また軍手をはめ、袖を伸ばしてチャックも閉めました。この時点ではまだそんなに疲れた感じはなかったかな?実はよく覚えていません。ハーフまでもあっという間だった気がします。とても調子がいいように感じたので、もしかしたらこの間の越後湯沢よりいいタイムなんじゃないか?と時計を見たけれど、2時間19分台でした。(越後湯沢は17分台。)

半分が過ぎたところで、クイーンズ・ボロー・ブリッジに向けて、アミノバイタルを飲んでおきました。うーん、相変わらず美味しくない。。。ここまでの補給は去年と同じですが、この後は機械的に補給するのではなく、自分の身体の声を聞きながら補給しようと思いながら進みます。

橋がいよいよ近づいてきました。去年と同様、真っ暗なトンネル状の部分をトボトボと上ります。そこを抜けると今度は強くて冷たい横風との戦いです。体温がどんどん奪われてトイレが気になりだしました。そこに4時間のペースメーカー集団がやってきて、大群にどんどん抜かれていきます。ちょっと危ないなーと思っていたところで、また後ろから「Fumikoさーん。がんばってー。」と声をかけられました。日本人の年配男性ランナーでした。しばらく彼とおしゃべりしながら走りました。「いつこっちに着いたの?」「ホテルはどこに泊まってるの?」「東京マラソンは出るの?」などなど、たわいもないことをおしゃべり。最後に「目標は何時間?」と聞かれて「5時間です。」と答えると「あれ、僕は4時間だから先に行くねー。」と行ってしまいました。でも橋の前半の上り、かなり気を紛らわせることができました。あのおじさん、4時間で走れたのかなー?話しかけてくれてありがとうございました。

さあ、また黙々と橋を進みます。寒い。でも決定的なダメージというわけでもないです。そうこうしているうちに橋を降りるコースに入りました。ここは一気に駆け下ります。ラップは10分10秒に回復。また貯金ができました。16マイルの表示に「後10マイルか。」と自分を元気付けます。ここでトイレがズラーっと並んでいたので、入っていくことにしました。1箇所開いているところを見つけて、軍手を脱いだ拍子にLIVE STRONGのリストバンドが外れてしまいました。それを拾いに戻って、トイレのドアを開けると…。世にも恐ろしいものを見てしまいました…。他にあいているトイレはないかなーと見回しても全部埋まってます。なんだか入る気がしなくなってもう少し先まで進むことにしました。

さあ、気を取り直してマンハッタン1番街に向かいます。歩道に何重にも集まった人たちが絶叫して応援してくれています。去年に比べるとこの時点での疲れ度はまだまだ低い感じがします。ラップも11分をきり続けています。でもさすがに1マイルごとの表示までが長く感じるようになってきました。「早く次のマイルにならないかなー。」とか「早く30kmにならないかなー。」とチェックポイントを待ち望みながら走ります。18マイル手前のパワージェルポイントではチョコレートをゲット。でも今は食べたくなかったのでウエストポーチにしまいました。30kmを過ぎたところで、今度こそトイレに入りました。やっぱり汚れている個室に当たってしまったけれど、今度は仕方なくそこで済ませました。トホ。

沿道で「がんばってー」と応援してくれている日本人グループに出会ったのはこの辺りだったかな?隣の黒人の女の子2人組みも「ガンバッテー!」と真似して応援してくれました。今年は日本の旗を持って応援してくれている人や「がんばってー」と日本人ランナーに声をかけてくれる人が去年より多かった気がします。そんなときは「ありがとうー。」と手を振って応えました。

さあ、マンハッタンに一度別れを告げて、ブロンクスに入ります。去年気分が悪くなった場所が近づくに連れて緊張が高まってきました。でも、橋を渡りきってしばらく走ってもまだ大丈夫そうです。そこでさっきもらったパワージェルの封を切りました。去年は美味しく感じたチョコレート味のパワージェル。今年は甘さに参りました。やっぱり梅を2つ持ってくれば良かったー。2/3くらい食べたところでギブアップ。路肩に捨ててしまいました。でもエネルギー切れ感はそんなにないし、ゲーターレードでもエネルギー補給できるので何とかなると考えました。

マンハッタン目指してブロンクスを進みます。去年のような倦怠感は遂にやってきませんでした。心の中で「ありがとう。」と神様にお礼を言いました。

早く35kmにならないかなー、と思いながら進みます。35kmは練習で走った最長距離。この後は未体験ゾーンです。ちょっと不安がよぎるけど残りは7.2km。この距離はいつも平日夜に走っている練習コースより短いんだから大丈夫。と自分に言い聞かせます。いつも練習している公園3周ちょっとです。

この辺りからはちょっと脚が辛くなってきました。膝の痛みというよりは脚全体がバラバラになっていくような感じです。村上さんの本を思い出して、腕を大きく振ってみたりしながらラップが落ちないように意識しました。マイル表示のところにある時計を見ると、グロスでも5時間を切れそうなイメージができてきました。何とかラップで11分切ることを目標に最後の力を振り絞るように走ります。でも全部出し切らないように、そんな風に考えながら走りました。

パークに入るまで、かなり長く感じました。110丁目辺りから90丁目が待ち遠しくて仕方がありませんでした。でも、なかなかたどり着きません。5番街の紅葉がかなり進んでいたのが嬉しかった。気持ちはまだまだ大丈夫そうでした。

やっと90丁目に到着。残りは5Kmくらいでしょうか?いつもの練習コースに置き換えると公園2周コース。本当に後ちょっとです。でも、やっぱりそんな風に楽ではなかった。パーク内のアップダウンはそんなに気にならず、かえって下りでスピードアップできるのでありがたかったくらいです。でも脚はもうバラバラになりそうです。後ちょっと。早く公園から出たい!と念じながら進みます。去年気持ち悪くなって吐いてしまった場所も何事もなく通過。もうひとつのトラウマから抜け出せました。その先はパークサウスへの出口です。

パークの南東の角近くからパークサウスに出てコロンバスサークルに向かって走ります。たったこれだけの距離がどんなに長く感じたことか。でもそんなに悲痛な顔をせずに走れていたと自分では思っています。コロンバスサークルの手前で「1/2mile to go」の表示が見えました。あと半マイル。やっとの思いで公園の入口にたどり着きました。もう振り絞る力もほとんど残ってないけど、ゴールが近づいてきます。「400m to go」の表示でまたいつもの練習コースをイメージします。本当に後ちょっとだ。その後も400ヤード、26マイル、300ヤード、と表示が出ていて、残りの距離が減ってることを教えてくれます。

遂にフィニッシュラインが見えました!写真に写るために大男ランナーをよけるように両手で万歳して笑顔でゴール!去年はその直後に涙がボロボロあふれてきたけど、今年は笑顔のままでした。良かった!ゴールできた!脚はバラバラになりそうに痛いけど、気持ち悪くなったりしないで最後まで走りきれた!ありがとう!

b0031055_16311585.jpgボランティアさんにメダルをかけてもらって「Congraturations!」の言葉をもらい、私のNew York City Marathonは終わりました。

走っている間中、いろんなことを考えました。「ファイト、Fumiko」と唱えたり「ありがとう、ありがとう」と声に出して唱えたりもしました。でも一番思ったのは「やっぱりニューヨーカーって最高だな!」ということ。友達を見つけて大騒ぎしているわけではなく、見ず知らずのランナー達にあれだけの絶叫でエールを送り続けてくれるんだから。彼らの応援が私を終始微笑ませてくれました。ありがとうニューヨーク。ニューヨークだから、彼らがいたから、26.2マイル走れたんだって思います。
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by fumiko212 | 2007-11-10 15:08 | -NYC Marathon 2007 | Trackback | Comments(6)

New York City Marathon 2007完走記(スタート前編)

今年はスタートまでがとっても辛かったので、それも含めての完走記です。こっちは暗いですが、赤裸々にいきたいと思います。(笑)

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このブログにも何度も書いてきましたが、今年はそれが何かはよくわからないんだけれど、不安で不安で仕方がありませんでした。

まず第一に4月にメンタルのバランスを崩してしまったこと。それでも5月にはNYCMを走ることを決めました。長期服薬が続き、その中には腎機能に影響を与え、口が渇く副作用を持った薬があり、マラソンを走るに当たっては大きな不安要素でした。薬だけでなく自分の精神状態がどこまで持つのかも不安でした。

練習は6月から本格的に走り始めて、それ以降は自分なりにはかなり頑張ったつもり。去年は週末のロングランを飛ばした週が何回かあったけれど、今年は何とかこなしました。平日もほとんど週3日は走れてた。内容はともかく、距離だけは去年よりも走りました。

そこで9月中旬から気になりだしたのが膝の痛み。最初は1時間くらい走ると感じていたものが30分になり、直前には日常の歩行でも感じるようになり、、、こんなことで26.2マイルを走り(歩き)きれるのか、本当に不安でした。

それでも、出発の日はやってきました。両膝とこれまた直前に痛めてしまった左太ももに計3枚の湿布をべったりと貼り付けて飛行機に乗り込みました。非常口前席にもかかわらず、長時間座っていると膝の痛みはどんどん悪化していくのがわかります。席を立ってストレッチをしたら、今度は左ふくらはぎが攣ってしまったりして本当に散々な状態でニューヨークに降り立ちました。

エキスポ会場で「ファイテン」のブースを見つけて膝周りと攣って固くなったふくらはぎにファイテンを貼ってもらい、気分的に痛みがずいぶん和らぎました。今思えば、緊張から来る痛みも混じっていたのかもしれません。

そしてマラソン当日。冬時間への切り替えで1時間多く眠れるはずなのに、今年は夜中に目が覚めて2時間ほど眠れず、また4時起きでいいのに3時過ぎから目が開いてしまいました。完全に睡眠不足。それでも4時ちょっと前には起き出して顔を洗い、仲間達と朝食の準備に取り掛かります。お赤飯や納豆汁やカステラをお腹に収め、慌しく支度をして5時過ぎにホテルを出発。バタバタするのが大の苦手なのでこの時点で精神的にかなり疲れてしまっていました。

b0031055_16322314.jpg地下鉄でスタテン島行きフェリー乗り場へ向かいます。いつもは着てすぐ走る締め付けのきついインナーで地下鉄に乗っていたら肩から背中にかけてバリバリに凝ってきます。朝早くから食べ過ぎたところにCW-Xの締め付けが加わって胃もムカムカしてきました。とりあえず胃薬を飲みますがムカムカは治まらないまま6時のフェリーに乗り込みました。


b0031055_16325140.jpgフェリーの中でシューズにチップを装着します。これは順調にできました。そしてフェリーから見える朝焼けに感激しつつスタテン島に到着。バスに乗り換えてスタート地点へ向かいます。少し乗り物酔いもしてしまって、胃のムカつきも背中の凝りも更に悪化。いやな感じです。


b0031055_16334927.jpg仲間との待ち合わせ場所にひとまず腰を落ち着けて、コーヒーをもらいにいきます。これで何とかお腹が落ち着いてくれないかな。ついでにベーグルももらっておきました。コーヒーとベーグルを早速食べます。本当は赤飯おにぎりを食べたいんだけれど、米粒は胃が受け付けず、唯一食べられたのがベーグルでした。半分ちょっとくらい食べられました。

これ以上何か食べるのはムリそうなので、気を取り直してなりふりかまわずストレッチ。膝にテーピング。と走る準備を進めます。

さてと、次はトイレへ。そこでまた問題が…。狭い個室と高い便座のせいでまたもや脚が攣りそうになってしまった。走っているときに脚が攣ったらどうしよう…、と更に不安の上乗せです。そんな中、母から携帯にメールが。「大丈夫。ずっと祈ってるから。深呼吸して。」の短いメールに涙が出ました。

こうして私がピーピー騒いでいたら、仲間達が救いの手を差し伸べてくれました。まっちキャプテンには脚が攣りそうなときに効くという漢方をいただきました。背中がバリバリに凝っているのをMontaさんにマッサージしてもらいました。そして効き目30倍のファイテンジェルをnanaさんに恵んでいただきました。そして「大丈夫だよー。」と何度も励ましてもらいました。みんな本当にありがとう。

スタート1時間前が近づいてきたところで、荷物をUPSに預けるためにまっちキャプテンと分かれてオレンジゾーンへ向かいます。ここからが辛かった。すべてが滞りなく進むNYCMだけど、ここだけはいただけません。狭い場所に入っていく人と出てくる人が集中して、もみくちゃ状態です。何とか荷物を預けてみんなと再合流。今年ははぐれなくて良かった。

最後にもう一度トイレに並ぶ頃にはスタート30分前になっていました。まっちキャプテンにもらった漢方を服用します。まだ胃はムカムカしているけれど、何か食べなきゃ、とカステラを一切れ。そしてスタート地点に向かいますが、すごい人ごみです。こういう状況もとっても苦手。

自分達のゼッケン番号のエリアに到着したところで、最後の最後にアミノ入りビスケット2枚をスポーツドリンクで流し込みます。列が動き出していよいよスタートです。でも、なんだかもうここまでのいろいろな出来事で精神的に疲れきってしまいました。なんだか泣けてきた。泣いてちゃ走れないよ…。

スタート後編へ続く
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by fumiko212 | 2007-11-10 13:42 | -NYC Marathon 2007 | Trackback | Comments(0)

ただいまー。

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ニューヨークから帰ってきました。
成田空港からのバスの車窓からブルーノートのバンを発見。海外ミュージシャンのピックアップ?
それはともかく。

今回のニューヨーク・シティ・マラソンでも、一緒に走った仲間や日本で応援していてくれた家族や友人、ボランティアや楽しい応援でバックアップしてくれた何万人ものニューヨーカー、そしてこのレースを一緒に走った世界中のランナー達に助けられて、無事完走することができました。みんな本当にありがとう。どんなに感謝しても足りないです。

またいつか、ニューヨーク・シティ・マラソンに帰ってきたい!と思ってます。
そのために、これからも少しずつ走ることを続けていこうと思います。

今回のレースでは、ニューヨークっていいなー、ニューヨーカーっていいなー、と始終思いながら走っていた気がします。そして、きついときもあったけど、最後は笑顔でゴールできました。目標達成です。

去年より10分位タイムも縮まるという、嬉しいおまけまでつきました。最後の1ヶ月は膝の痛みに悩まされたけれど、練習頑張って良かった。

今回はスタートが近づくに連れて、どんどんナーバスになって、スタートが辛さのピークでした。案ずるよりも生むが安し。走り出してしまうのが一番のリラックス方法だった。詳しくは、また、完走記に書きたいと思います。

最後に、スタート前の時間を一緒に過ごしてくれた、まっちキャプテン、nanaさん、Montaさん。いろいろありがとうございました。あなた達がいなければ、私、スタート前に逃げ出していたかもしれません。またいつか、一緒にニューヨークを走れたら嬉しいです。
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by fumiko212 | 2007-11-08 16:15 | -NYC Marathon 2007 | Trackback | Comments(20)

完走しました!

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去年よりちょっとだけタイムよかったみたいです!
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by fumiko212 | 2007-11-05 05:31 | -NYC Marathon 2007 | Trackback | Comments(24)

チップも装着完了!

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by fumiko212 | 2007-11-04 20:19 | -NYC Marathon 2007 | Trackback | Comments(2)

フェリーで出発!

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by fumiko212 | 2007-11-04 20:12 | -NYC Marathon 2007 | Trackback | Comments(2)

来ました!

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タバーン・オン・ザ・グリーンのパスタパーティー
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by fumiko212 | 2007-11-04 07:11 | -NYC Marathon 2007 | Trackback | Comments(0)