2011年 06月 12日 ( 1 )

佐渡さん、ありがとう(6/12追記)

先ほどからテレビで佐渡さんのベルリン・フィルデビュー関連番組を見ています。

ベルリン・フィルのリハーサルにカメラが入り、その一部始終を見ることができるなんて。日本人である佐渡さんが定演の指揮台に立つということでもなければ見ることができなかった。そしてデジタルコンサートホールで見られるようになったとはいえ、ベルリン・フィルの定演をテレビ中継で見られることもめったにないことです。

現在は1曲目の武満の曲が放送されています。このような特別な演出に出くわすことがあるのも定演の醍醐味だと思っています。武満がこのような形でベルリン・フィルに取り上げられるのも佐渡さんが日本人だからこそ。そんなときに演奏できる日本人作曲家の曲がある。武満にも感謝です。

佐渡さんは見るからに情熱的で感情豊かな人柄を感じさせますが、実力と人柄の良さを併せ持っているだけではまだ不十分で、そこにコミュニケーション能力の高さ、さらにはしたたかさ、そして運の強さ、そういうものも併せ持っているんだな。

佐渡さんが何度か言っていた印象的な言葉があります。楽団員にいかに自分たちの意志で自分たちのやりたいように演奏していると思わせるかが大切だ、と。
自分の仕事について漠然と考えていたことがこの言葉に表されているように感じました。そのように思える仕事を持てていることにも感謝です。

11月のベルリン・フィルの日本公演は絶対に聴きたいけど、やっぱり現地の定演を聴いてみたい。できれば1シーズン通して聴きたい。そんな夢のようなことを考えてしまうなあ。


>>追記(6/12)<<
夕方の再放送をまた見て、昨日書いたことに補足したくなりました。
佐渡さんはいろんなものを併せ持っている。それはそうなんだけど、思いはひとつだけ、今日のこの演奏を最高のものにしたい、仲間といい音楽を作りたい、そのひとつだけだったんだ。
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by fumiko212 | 2011-06-12 00:17 | 音楽 | Trackback | Comments(2)