東京JAZZ 2007!

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>>追記<<
ムットーニまみれの日々に一夜だけ別の予定があったのでした。数年前から開催されている「東京JAZZ」。今回、小曽根さん率いるNO NAME HORSESが出演するというので、初めて行ってみました。

以前は野外で開催されていたこのイベント。去年からは国際フォーラムのホール開催となったそうです。しかし、数千人規模のキャパがあるホールAはジャズを聴くにはちょっと大きすぎる気もしました。
開演は19時。ロビーでこの日のプログラムを見ると、NO NAME HORSESの出演は最後で22時からとのこと。うーん。長丁場になりそうだ。

1組目はデューク・エリントン・オーケストラ。ここのところ毎日ムットーニシアターで見ていたミュージックホールで音楽を奏でるビッグバンドの人形達が実物サイズになって飛び出してきたみたいな、正統派ビックバンドといった趣。おじいさんばかりのバンドと思いきや、ソロを奏でたトロンボーン奏者は20歳(!)という紹介もあったりして、パワーのあるバンドだった。サテンドールやキャラバンなどの知っている楽曲が演奏されていい気持ちになってきた。あっという間のステージのラストはAトレイン。盛り上がりました。

2組目は日本人の兄弟連弾ピアノデュオ、レ・フレールが登場。テレビでチラッとその超絶的な連弾テクニックを見たことがある程度だったけど、どんな演奏をするんだろう?と楽しみにしてました。MCの説明では、彼らはブギウギという奏法を取り入れているのだとか。しかし、汗を飛び散らせながら、ピアノを打楽器のように扱う演奏がひたすら続き、ちょっと疲れてしまったかなー?もちろんテクニック的には素晴らしい演奏だったんだけど、緩急がなく、ひたすら急急急で押しまくる感じの、若さがはじけまくったステージでした。自分も10歳若かったらもっと大興奮したかもしれないです。でも、ちょっと彼らの演奏はピアノのことが心配になってしまうような演奏でした。私にとってはね。

3組目はステイシー・ケントさんというイギリスからやってきた女性ボーカリスト。ピアノトリオ+サックスの編成でのステージでした。サックス奏者は彼女の旦那さんと紹介されていました。さっきの押しまくられたステージの後でしっとりとしたボーカルに癒されました。どちらかというとかわいらしい感じのボーカルでした。

さて、いよいよ最終組。NO NAME HORSESがおそろいのユニフォーム(黒字に白で馬の姿がプリントされたTシャツ)で登場!この日はトロンボーンの片岡さんがアメリカツアー中でエキストラの方が入ってました。
1曲目はCDと同じ"TOIL & MOIL"でいきなりフルスピードでスタート。その後も、CDの収録曲から、ウワーッと盛り上げて、しっとり聞かせて、それぞれのメンバーのソロもきらびやかに、最高のステージでした。大好きな"T FOR 2"は片岡さんがいないから今日はなしかな?と心配していたけど、エキストラさんとともに演奏。片岡さんほど息がピッタリとまではいかなかった気もするけどやっぱりこの曲最高です。テナーサックスの三木さん作曲の"MIDNIGHT CALL"もかっこよかったし、エリックさんアレンジの"STREET OF DREAMS"も素敵だった。そして、ザ・トリオのナンバーをビッグバンド用にアレンジしなおした"THREE WISHES"も盛り上がりました!バリトンサックスソロがセクシーな"CARNEY"の演奏がなかったのが残念だったなー。アンコールではサプライズゲストが登場!ギターのマイク・スターンとベースのクリス・ミン・ドーキー、それとドラマーの人(名前を忘れてしまったー、汗)がドドドーッと登場して、NO NAME HORSESのナンバー"CAT SUMMIT"を超カッコよくセッションして会場全体が盛り上がりまくって終了!時計の針は11時を回っていました。

やっぱりNO NAME HORSES最高!12月のオーチャードホールでは、小曽根さんと「ラプソディ・イン・ブルー」を共演するそうで、それも楽しみです。うっすらした記憶では、小曽根さんがご自分のHPで「NO NAME HORSESのレコーディングがある」と書かれていたような気が…。もしかして新作が出るのか?ツアーはあるのか?楽しみです。
まずは、この日の熱い演奏をBSで見られるのを楽しみにしてます。

それにしても、私、ブラスバンドやってたからというのもあると思うのですが、ジャズはやっぱりビッグバンドが一番好きですねー。ムットーニの「トップ・オブ・キャバレー」の口上にあるように、「個性豊かなバンドの面々が、その個性をグッと抑えてビートに徹する。それがビッグバンドの醍醐味でもあるんですよ。」というのが凄くよくわかる。この日もソロを取っていない時のホーンチームのビートに徹する演奏は目が離せないものがあったし、そこに緩急をつけて滑り込む小曽根さんのピアノからはCDとはまた違ったメロディが繰り出されてきて、ライブに来てよかった!という思いが強まりました。
帰りが遅くなったので、連日のムットーニ通いとあいまって、身体はちょっと疲れたけど、心はウキウキと満たされた一夜になりました。
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by fumiko212 | 2007-09-20 18:36 | 音楽 | Trackback | Comments(6)
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Commented by yuricoz at 2007-09-21 10:23
小曽根さんですか~?^o^
ジャズ講座をお願いしている小川さんも行かれていたようです!!
→ http://blog.excite.co.jp/ogawatakao/
Commented by fumiko212 at 2007-09-22 10:54
yurikoさん
小曽根さんです。最後の出演だったので4時間以上みっちり楽しんできました。ムットーニのビッグバンドを毎日のように見ていたので、実物のビッグバンドを見ている自分がなんだか不思議でした。
Commented by imusam928 at 2007-09-24 11:23
小曽根さんがNO NAME HORSESの演奏ありと言うのをあとで知って、いいな~って思ってました。J-waveでも「元気の出る曲は"TOIL & MOIL"」ってCMやってます。たいてい違うアーティストの曲をあげるのに、小曽根さんは自分やんけ!と一人つっこんでます。スタンダードナンバーをビッグバンドアレンジするのもいいですよね。仲間に入れて欲しくなりませんか??
レ・フレールの感想は、たぶん私もそう思っちゃいそうで笑えます。若くないから(笑)。テレビでも最初聞いたとき「おおー!」って興味もったけど、ずっとこの調子でのライブだと私はヘトヘトになりそうだもん。
Commented by fumiko212 at 2007-09-24 13:30
imusamさん
そういえば小曽根さん、GOOD MORNING TOKYOに出たときも"TOIL & MOIL"かけてましたよ。朝、目覚めさせるにはぴったりでしたよ。
今回のNO NAME HORSESはホントパワーアップしていて、帰りにnanoで聴くと別の曲?っていうくらい、凄いパワーでした。

>レ・フレールの感想は、たぶん私もそう思っちゃいそうで笑えます。
わかってもらえましたか。笑。そのピアノ、後で小曽根さんが弾くピアノじゃないよね?ってハラハラしちゃいましたよ。調律師泣かせだろうなー、あの2人。
Commented by yuricoz at 2007-09-24 15:04
レ・フレールさんは、何年か前にうちの現場のイベントに出ていただきました。やはりその時も、息が上がるような演奏で。。。^^;
場所も場所だけに、あまり盛り上がらず、、、
そんな2人もテレビで見るようになり、もううちのイベントなんか来てくれないだろうな~と思ったしだいです。笑
Commented by fumiko212 at 2007-09-24 19:54
yurikoさん
>息が上がるような演奏
あー、そういう感じでした。変わってないってことか。笑
彼らが10年後どういう演奏スタイルになっているのか、ちょっと見て見たいですね。


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