ハンガリーのショプロンという町

BSでやっている関口知宏さんがヨーロッパ各国を鉄道で旅する番組が好きです。年末からはハンガリー編の15分版が始まり、今日は9日目、オーストリア領土に突き出すように位置するショプロンという町で1989年の夏に起こった「ヨーロッパピクニック」を体験した人を訪ねるエピソードが放送されました。ヨーロッパピクニックで、オーストリアとの国境ゲートが解放され、ハンガリーの国境警備隊員の目の前を大勢の東ドイツ市民がオーストリアに向かって駆け込む(当時はまだ東ドイツのパスポートではオーストリアに出国できなかった)映像を残したアマチュアカメラマンの医師を関口さんが訪ね、その時の映像が紹介されました。子供を抱えた若い父親が国境を駆け抜け、その後もしばらく走った後にやっと立ち止まり、子供を抱きしめたまま嗚咽する姿は涙なしに見ることはできないものでした。
ネットでヨーロッパピクニックについていろいろ読んでいて、その時のハンガリー政府の勇気ある決断を知り、今日はハンガリーリスペクトデーとなりました。
ハンガリーといえば、パプリカ、ヘレンド、トカイ、くらいしか知らなかった私が、去年のリオオリンピックでもう一つ知ったのが水球強豪国だということ。この番組でも中学生の水球チームを取材していました。コーチが水球で肉体と精神の両方を鍛えることができる、と話していました。リオオリンピックでのハンガリー対日本の試合を見た記憶があります。ハンガリー選手は全員巨人で日本はかなり苦戦していた。ハンガリー人はデカイ、というイメージが自分の中で定着しました。そして、水球という競技の過酷さも目の当たりにしました。この過酷なスポーツをこよなく愛する国民だから、鉄のカーテンをこじ開けるきかっけを作れたのかも。

旅と言えばロケ地めぐりが好きな私ですが、歴史が動いたロケーションであるこのショプロンという町にいつか行ってみたい、と思ったことをここに記録しておこう。

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by fumiko212 | 2017-01-12 21:24 | つぶやき | Trackback | Comments(0)
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