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アルテピアッツァ美唄

彫刻家 安田侃の作品を展示するための公園、アルテピアッツァ美唄に行ってきました。
私が安田侃を認識したのは、直島のベネッセアートミュージアムの作品でした。札幌から約1時間の場所にあるこの美唄という町は彼の出身地なのだそうです。東京では東京国際フォーラムや東京ミッドタウンに作品があります。
紅葉のベストシーズンを狙ったのですが、天候不順が続いた北海道の紅葉、今年は少し遅めのようです。カメラだとこのような染まり具合ですが、人間の目は見たいものを見たいように見る心の目というフィルタがあるのでもう少し染まっているように見えたりもしました。
まだ朝の冷気が残っていて、作品も芝生も朝露でしっとりと湿っていました。
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作品は広範囲に点在しており、中には「熊に注意!」の看板を横目に林の中に入っていかないと見られない作品もあります。びくびくしながらたどり着いた作品の周りにはいい気が流れていました。
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廃校になった小学校(現在は一部保育園になっている)にも作品が展示されています。小学校だったころの面影が残る中に展示されている小ぶりな作品のたたずまいはなかなか良いものでした。
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入場料は無料ですが、寄付の箱が置いてあります。
この後、付近にあった廃線鉄道の駅を見に行ったのですが、線路が取り除かれサイクリングロードになっていました。が、そのサイクリングロードも手入れができなくなったのかアスファルトが傷み、雑草でおおわれてしまい、立ち入り禁止となっていました。
アスファルトで舗装してもこうなのですから、アルテピアッツァ美唄の山道など、ひと夏手入れを怠れば、あっという間に人が入れなくなってしまうのでしょう。山の中の作品が忘れ去られてしまわないよう、もう少し寄付をすればよかったとちょっと反省しました。。。
札幌からだと電車と本数の少ないバスを乗り継ぐことになります。2人以上で運転ができる人がいるならレンタカーが良いかと思います。雪が積もったところもきっと素敵だと思います。
by fumiko212 | 2016-10-29 08:44 | アート | Comments(0)


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