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大人の新感線「ラストフラワーズ」

大人計画も新感線も観たことのないド素人の私が、友人から誘われて、開演時間も確認せずに「行くーっ!」と飛びついた大人の新感線「ラストフラワーズ」。半休をもらって、観てきました。

長い長いお芝居を観終わった時、拍手しながら目からじわじわ涙が染み出してきた。なんだろうこれは?と思いながら、自分がジワジワと感動していることに気づいた。そのジワジワを認識して、さらに震えるほど感動している自分に気づいた。感動していることに気づかないくらい集中していたみたいだった。

ド素人なのであれこれ書けませんが、今回の舞台を見て、舞台芸術の真髄を見たような気がしました。
例えば、何か伝えたいことがあって、それを表現する方法は表現者の数だけあるわけで、ある人は絵を描き、ある人は作曲をし、ある人は物語を作る。演劇というのもその方法の1つで、脚本家が作った物語を演出家が視覚的なものに形作り役者が身体を使ってそれを表現する。例えば絵画のように一人で完結する芸術と違って、脚本家も演出家も舞台の上には出られない。舞台の上で表現するのは生身の人間。なんと不自由な芸術だろうか。

これは恐ろしく中毒性の高いものなのかもしれない。
by fumiko212 | 2014-08-12 23:51 | 映画・舞台・ドラマ | Comments(0)


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