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「なにわバタフライ」

「なにわバタフライ」_b0031055_0254792.jpg今日は渋谷・パルコ劇場「なにわバタフライ」を見に行って来ました。脚本・演出 三谷幸喜、出演 戸田恵子の1人芝居。ミヤコ蝶々さんをモチーフに女芸人の半生を描いた物語です。三谷さん、戸田さん、お二人にとって初の1人芝居とのことでしたが、私にとっても初の1人芝居観劇でした。
三谷さんご自身が、"経験上、1人芝居を客席で見ていて集中力が続くのは、10分が限度。…どんなに名作の誉れ高い1人芝居も、僕の場合10分でそわそわが始まる。"(宣伝チラシより)と書いていらっしゃったけれど、私のイメージもそんな感じでした。結局、朗読劇みたいになっちゃうんじゃないかな、と。

で、見終わった感想。10分どころか、休憩なしの120分間、舞台に引き込まれっぱなしでした。戸田さんはあくまでも女芸人としてのセリフしかしゃべらないのに、何人もの登場人物の表情まで見えてくるようでした。舞台の上だけ自己満足で観客が置いてきぼり、っていう瞬間は一度もなかった。
半生記出版の為、記者が楽屋を訪れて、彼女の半生を取材する、という設定でお芝居は進行するのですが、最後の最後に、三谷さんにまんまと騙されてたことがわかる。とにかく最後まで気が抜けない展開でした。思い返すと、あれ?ってひっかかってたところが、後から伏線だったとわかる(多分全部はわかってないんでしょうけれど)。

今回、チケットを取っていなかったので、当日券で見に行きました。関係者用におさえてた席が放出されたようで、とても見やすい席で大満足。同じ列には有名人の姿もちらほら見られました。当日10時から電話予約して、開演1時間前にチケットを買いに行けば良いので、長時間並ぶ必要もありません。パルコ劇場の当日券はねらい目かもしれません。
by fumiko212 | 2005-01-09 01:11 | 映画・舞台・ドラマ | Comments(2)
Commented by sunsun at 2005-01-09 12:30 x
コンニチハ。舞台づいてますね~。この作品観たいとは思ったけど、絶対にチケットと取れないだろうって思って動きませんでした。(昔は頑張ったけど、最近三谷作品は諦めてます)。
私の初舞台(?)はストレート・プレイが2/19の堤君の、ミュージカルが3/15の「レミ」と物凄いスロースタートです。
今年はFumikoさんと舞台談義ができるかしら?(オペラは観ませんが)
Commented by fumiko212 at 2005-01-09 13:06
sunsunさん
コメントありがとうございます。ミュージカル班補欠位にはなれるかなー?(笑)
堤さんは野田さんの「真夏の世の夢」と「キル」で観たきりです。すごい昔ですね。2/19ってなんだろう?って調べちゃいました。蜷川幸雄モノだ!蜷川演出、いつか観たいと思いながら、一度も観たことありません。
演劇談義にはならないですよー。講義してくださーい。


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