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もみじ市に行ってきました その2

さて、ここからは川下側、クラフト作家さんたちのブースを見て行きます。
その前に、入口の立体地図をもう一度じっくり。このときは作家さんからお話も伺えましたよ。お店のアイコンは1組ずつすべての作家さんたちに手紙を送って用意してきてもらったそうです。それぞれ凝ったものばかりで、既にのぞいたブースのアイコンは見てすぐわかる。
もみじ市に行ってきました その2_b0031055_226942.jpgもみじ市に行ってきました その2_b0031055_2262514.jpg左はベーグル屋さん。本物のベーグルなんですよ。これが一番目立ってたなー。右の写真はさっきジュースを飲んだくだもの屋さん。
もみじ市に行ってきました その2_b0031055_2261854.jpgもみじ市に行ってきました その2_b0031055_2261429.jpg日光珈琲とモリヒコのブース。どちらもコーヒー豆が乗っています。モリヒコの隣のじゃがいもがジーッと珈琲を見ているようでかわいい。

もみじ市に行ってきました その2_b0031055_2262916.jpgもみじ市に行ってきました その2_b0031055_2263428.jpgえんぴつハウスは文房具のsix。お風呂に入っているのはせっけん屋さん。

あ!これはあそこ!とアイコンチェックをしているといつまでも動けないので、とりあえず切り上げて会場の奥を目指します。


木工、かわいいイラストのノートなどの紙製品、モノクロの素敵な肖像写真を取ってくれる写真屋さんに中古カメラ屋さん。アンティーク、古本。見世物小屋のような怪しさ漂う映画館。子供がたくさん集まるワークショップのブースに大人が集まるウクレレワークショップ。ありとあらゆるものがあります。一つ一つじっくり見たいんだけど、どこも人が群がって大盛況。

もみじ市に行ってきました その2_b0031055_2265795.jpg紙の小物のお店のだるま。この顔が忘れられない。最後にもう一度見に行ったら全部どこかにもらわれていった後でした。
もみじ市に行ってきました その2_b0031055_227166.jpg吹きガラス。ちょっといびつで厚みのあるガラスがいい感じ。
もみじ市に行ってきました その2_b0031055_227571.jpgもみじ市に行ってきました その2_b0031055_227990.jpg
これはかわいい!フェルト屋さん。帽子がメインですが、この赤ちゃんの靴のかわいさ!手とお湯だけで成型するのだそうです。

もみじ市に行ってきました その2_b0031055_2271583.jpgnuriさんのキャンドル屋さん。もみじ市CMのかわいさNo1で、ぜったに何か欲しいと意気込んで見に行きました。かなり品薄になっていたけど、それでもかわいいものがいっぱい。人が多くてゆっくりは選べないので、目に飛び込んできたものを連れて帰りましたよ。写真は後ほど。作家さんはかわいらしい女性で、会計に大忙し。ゆっくりお話しする間もなくて残念でした。明日から瀬田のギャラリーで個展があるそうなので、そこでもう少し仲間を買い足したいと思います。
もみじ市に行ってきました その2_b0031055_2272888.jpgここは子供に大人気のブース。陶芸家の小谷田さんと人形作家のイリイリョウコさんのコラボブースということで、陶器と人形の遊園地は自由に動かすことができます。ちびっこが夢中で動かしているところに私が手を出したものだから、ギロリとにらまれてしまった。ゴメンゴメン。遊んでるときに大人に勝手に手出しされるほど嫌なことってなかったよね。大人もいじりたかったのさ。笑
もみじ市に行ってきました その2_b0031055_2273719.jpgもみじ市に行ってきました その2_b0031055_2273332.jpg
ここも既に品薄状態。大人気のkatakataさんの型染めブース。鮮やかな染物の手ぬぐいやクロスがたくさん。少し前に世田谷の風景を型染めにするワークショップをされていたり、二子玉のギャラリーで個展を開くこともあるそうなので、またきっと新しい作品を見に行きたいと思います。

そうなんです。もみじ市って、ただモノを買ったり体験したりする市場というだけじゃなく、いろんなジャンルの作家さんの作品と出会える、そんな場所だったんですね。たくさんの人が集まるもみじ市では、なかなかゆっくりと作品を選べなくても、その作り手さんの作品や料理、活動を追いかけるきっかけになる。それがもみじ市の醍醐味なのではないかな。私も帰ってきてから、あの人の作品はどこかで買えないのかな?と検索しまくっていて、既にいくつか行きたい個展やお店を見つけています。もみじ市はどこまでも続いていくのですね。

クラフトのブースでは若い作り手さんが多いのも印象的でした。バブル世代の私たちが消費したり体験したりすることでアイデンティティを確立してきたのに対し、その後の世代である30代の若者達は着実に手を動かし、自分達の世界を育てていたということに驚き、羨ましくもありました。アリとキリギリス、ウサギとカメ、なんかの話を思い浮かべてしまうと私たちが負け組みたいに聞こえますが(この勝ち負けの発想がまた私たち世代なのかも)、どちらがいい悪いではないんだと思います。もみじ市を企画している方たちは多分私たちと同世代。それは、画家と画商みたいな関係、なんじゃないかと思う。私たちはいいなと思った作品にお金を出し、そして使う。それが役割のような気がしました。(さっき読んじゃった方、一部訂正しました。汗)

さあ、そろそろもみじ市のもうひとつのお楽しみ。栗コーダーカルテットのライブが始まります。川を背にしたステージの前の広場に人が集まり始めています。私たちもそっちに移動開始。

つづく
by fumiko212 | 2010-10-26 23:30 | お出かけ | Comments(0)


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