楽器まで!

今日から飛行機の機内持ち込み手荷物のサイズが厳格に制限されることになったそうですね。
最近、小型のキャリーを持ち込む人が増え、収納場所が足りなくて、離陸が遅れることが頻発していたというのが理由らしいですが…。

聞き捨てならないのが楽器ケースの扱いについて。今まで規定オーバーではあるものの特例的に認められていたバイオリンやヴィオラなどを機内に持ち込む場合は1万円(だったかな?)の料金を支払うことになるそうです。

海外の航空会社は芸術家に寛容なところがあり、これらの小型楽器は無料で手荷物として持ち込めるケースがほとんどとのこと。

音楽業界では特例を認めて欲しいと申し入れているそうですが、航空各社は「楽器以外の大切なものを預けるお客様と不公平になるので。」という利用であくまでも機内持ち込みには料金を徴収する方針なのだとか。

新聞によると、「今まで無料で持ち込めていた楽器の奏者が40人いるオケの場合、地方公演への遠征費が往復で+80万円にもなる。そうすると地方公演数を減らさざるを得なくなるのではないか。」との見解が出ていました。今のご時世、むやみにチケット代に上乗せするわけにも行かないし、著名なソリストを呼ぶのなら主催者が負担できる金額ではありますが、オケのようにまとまった人数だったり、自前で演奏旅行をする演奏者には大きな負担になります。結果的に私たちがいい演奏に接する機会が減ってしまうわけです。

楽団によってはクッション製の高い専用のコンテナ用ケースを用意しているようですが、飛行機の貨物室の中は上空では氷点下になるそうですよね。預け荷物が出てきた時、中のものがかなり冷たくなっています。デリケートな木の楽器をそんな急激な気温変化にさらしていいのか、きっと安心できないと思います。それにもし楽器にトラブルが起こってしまったら、行った先での演奏会も最悪の場合キャンセルしなければならなくなるかもしれません。

ランナーの人ならわかると思うのですが、もし、レース用シューズを手荷物サイズオーバーだから預けろと言われたら、すごく不安ですよね?

経営難で取れるものは何でも取ろうという姿勢を見せてるのかもしれないけど、もっと先にやることあるんじゃないの?と思ってしまいます。

もちろん、単純なサイズオーバーは預け荷物にして預かってもらうのが当然と思ってます。荷物が出てくるのを待ちたくないとかいうわがままな客には便宜を図る必要なしです。
オーケストラの団員の方も、楽器以外の荷物は預けて機内持ち込みの荷物を最小限にするなどの配慮はすべきと思います。

ちなみにチェロほどの大型楽器ですと、これまでも大人運賃の半額で座席を確保して持ち込むようになっていたそうです。これはさすがに仕方ないなと思います。
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by fumiko212 | 2009-12-02 21:14 | つぶやき | Trackback | Comments(0)
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